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【ゴルフ】

松山英樹は暫定23位に浮上

2014年2月16日 紙面から

◇ノーザン・トラスト<第2日>

 ▽14日、米国カリフォルニア州パシフィックパリセーズ、リビエラCC(7338ヤード、パー71)▽晴れ、気温27度、弱風▽賞金総額670万ドル、優勝120万6000ドル▽141選手

 【パシフィックパリセーズ(米カリフォルニア州)テッド・ムース】松山英樹(21)=レクサス=は69で回り、通算3アンダーで暫定23位に上がった。石川遼(22)は3バーディー、3ボギーの71と伸ばせず、通算4オーバーの101位で予選落ちした。2011年に日本ツアーで賞金王になった韓国のベ・サンムンが通算9アンダーでで暫定首位に立った。日没で6人が競技を終えられなかった。

 松山はぶぜんとした表情で報道陣の前に現れた。前半は4バーディー、ノーボギーと完璧な内容だった。ところが、後半は11番で1つ伸ばしたものの、その後3ボギーをたたいた。一時は上位戦線に顔をのぞかせていただけに、尻すぼみになった一日に自分でもふがいなかったようだ。

 前日は新しいドライバーを使ったが、調子がいまひとつだったため、元のクラブに戻した。だが、それでも手応えが悪く、実はスコアを伸ばした前半も不安を抱えていたという。12番は1打目を右ラフに打ち込み、2打目も大きく右に外して寄せきれなかった。15番もティーショットを右の林に打ち込んだ。このころから、顔はいら立ちを隠せなくなった。自分でも集中力をなくしているのが分かったという。

 そして18番。1打目はフェアウエーをとらえたが、2打目を右に。そこからの寄せはピンを抜いてカップインを狙ったが、わずかにカップをかすめて1・5メートルオーバー。パットも外した。

 ただ、好材料はアイアンが復調気味なこと。前日はシャフトを伸ばした新しいクラブがしっくりこなかったが、この日はかなり距離感が合ってきた。首位とは6打差あるが、まだ2日残っている。「トップとの差そんなにない。後半伸ばせるように頑張りたい」と気丈に語った。

 

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