大分との練習試合に逆転勝ちし、笑みを浮かべるFC岐阜・ラモス監督(右)。左は田口ヘッドコーチ。=大分県別府市の実相寺サッカー場で(相原俊之撮影)
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ラモス瑠偉監督(57)率いるFC岐阜は、別府キャンプ最終日の15日、別府市実相寺サッカー場で、同じJ2の大分と45分×4本の練習試合を行い、4−2と勝利。Jクラブ初対戦を白星で飾った。
勝利の主役は、ラモス監督が期待する元コロンビアU−20代表の新外国人選手・ナザリトだった。0−1で迎えた4本目の8分、高い位置でのパスカットから、最後は難波のクロスを頭で押し込み同点弾。同15分には5枚の壁の上から豪快にFKを決め、33分にも左足で追加点。ハットトリックの大活躍だ。
この試合中、DFリーダー深谷が右膝を痛め、開幕が危ぶまれるアクシデントが発生した。だが「チームが修正するところ、伸ばすところが分かった。でも、まだまだこんなもんじゃないよ〜」とラモス監督。今後への手応えを示すような笑顔でキャンプを打ち上げた。 (相原俊之)
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