浅田真央がアルメニア再調整後初練習　トリプルアクセルも成功！

　フィギュアスケート女子の浅田真央（２３）＝中京大＝が１６日、１９日からの個人戦に向け、試合会場アイスベルク・パレスで調整した。団体戦後、日本が拠点を置くアルメニアで再調整。１５日に再びソチ入りしてから初練習となったが、トリプルアクセルや、連続３回転ジャンプを決めるなど充実ぶりを示した。

　団体戦女子ＳＰではトリプルアクセルで転倒し３位。ロシアの大歓声や、五輪特有の重圧に苦しんだ。アルメニアに出発する前の空港では「気持ちの問題」と話していたが、しっかりと精神面も整えて帰ってきたようだ。

　真央の練習の２時間前には、バンクーバー五輪金メダリストのキム・ヨナ（２３）＝韓国＝がソチ入り後、初めて試合会場で練習。単発の３回転ルッツが抜ける場面が目立ったが、連続３回転ジャンプなどは精度高く決めていた。韓国はロシアと同グループでの練習だったが、優勝候補に挙げられている１５歳リプニツカヤは、この日は姿を見せなかった。