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【プロ野球】

内海が快気祝いの88球 巨人

2014年2月16日 紙面から

ノックを受ける巨人の内海。右は久保=那覇市で

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 快気祝いの熱投だ。巨人・内海哲也投手(31)が那覇キャンプ初日の15日、ブルペンで88球を投げ込んだ。13日に小林の打球が左すねを直撃したが、その影響はなし。宮崎キャンプの中盤から災難続きだった先発陣にヒヤヒヤしていた原辰徳監督(55)を安心させた。

 「まったく、問題ないでしょ!!」。投球を終えた内海の顔には自然と笑みが浮かんでいた。手応えもあったのだろう。ランニングをする陸上競技場へ向かう途中に「見ててどうだった?」とドヤ顔で逆取材したほどだ。

 裂傷を負った左すねを3針ほど縫った内海。大舞台を何度も経験したGのエースでもこの日のブルペン入りには不安を感じていた。何しろ、負傷からわずか2日。投球中に痛みを感じるのではないだろうかと思っていた。

 しかし、懸念は取り越し苦労に終わった。「もうちょっと痛いかと思ったけど、そうではなかった」。傷を気にすることなく納得のいくフォームで投球練習を続けることができた。内海にはこれが何よりの収穫だった。

 最後の25球を打席で確認した原監督も内海の投げっぷりには胸をなで下ろす。「まったく心配ない。いい球でした」と語ると「ひと安心ではあります」。この思いは内海も同じ。「順調です」と語ったエースは開幕に向けた準備を着々と進めていく。 (川越亮太)

 

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