中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > プロ野球 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【プロ野球】

バレンティンが150メートル弾 ヤクルト

2014年2月16日 紙面から

練習に臨むヤクルトのバレンティン=沖縄・浦添運動公園 で(梅津忠之撮影)

写真

 ヤクルトのウラディミール・バレンティン外野手(29)が、鬱憤(うっぷん)晴らしの大爆発だ。沖縄・浦添キャンプの第4クール初日、フリー打撃でスコアボード上と左中間ネットを越える推定150メートル弾2発を含む柵越え8発をぶちかました。

 「風だよ、風」と照れ笑いしながらも「日に日に自分らしいスイングができていると思う。例年のこの時期と同じようなペースに追いつけたのかな」と、4年連続キングに向けて順調だ。

 1月半ばに離婚協議中の夫人とのトラブルで逮捕されるなど、自主トレがほとんどできず調整遅れでキャンプイン。一貫して無罪を主張してきたが、不法侵入と軽微な接触という当初より軽い罪になったとはいえ、11日の審理で起訴されることが決定した。そんなモヤモヤはバットで振り払うしかない。第3クール終盤は雨で室内練習場での打撃練習だったが、4日ぶりの屋外、久々の青空に向かって特大アーチをかけた。

 昨年、抑えも務めた山本哲が打撃投手を務め、今キャンプ初めて投手の生きた球と対戦した。その際は3球目でバットを折られ、「手が痛かったので4球見逃した。もともとガンガン打つより生きた球を見たかった」と5スイングしかしなかったが、うち安打性は3本。続く打撃投手には18スイング中12本が安打性で、うち8本がフェンスを越えた。

 22日の楽天とのオープン戦で、一塁手としてスタメン出場。2打席立つ予定だが「実戦までに、もう2回くらい投手の球を打って備えたい」とやる気満々だった。(竹村和佳子)

 

この記事を印刷する

PR情報

おすすめサイト

ads by adingo




中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ