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new 「東北の「化学の虎の子」、教育開始!!

 <7/8:新隊員後期課程「化学」教育開始式>
 第6特殊武器防護隊(隊長:鈴木2佐)は、7月8日(月)新隊員後期課程「化学」の教育を開始した。
 本教育を担任するのは1年ぶりであり今年度については例年の約2〜3倍の人数を担任することになる。
 これは、東北方面隊管内での化学科隊員のニーズの高さ陸自の100分の1にも満たない化学科職種の新隊員は、まさに「虎の子」であることを物語っている。
 教育開始に先立ち、教育開始式が行われ、担任官である隊長鈴木2佐は訓示でこう述べた。 「昨今の国際情勢や国内に50数基の原子力発電所、幾多の原子力関連施設を抱えるわが国の環境を考えると、化学科職種として期待される場面が来る蓋然性は高いということを肝に銘じ、正しい知識と基礎的動作を確実に身につけて欲しい。実際の現場で諸官らを信頼し任務を任せる場面も出てくるだろう。あやふやな知識では任務の結果がとんでもないものになる恐れもある。今教育期間中に同期の絆を大切にし、切磋琢磨し、しっかりと実力をつけてもらいたい。」と話した。
 本教育に参加する石川2士(山形県出身)は「この3ヶ月間で、体力、精神共に強い自衛官を目指し、成長していきたい」と決意を新たにしていた。  東北bPの夏の暑さを誇る山形、神町駐屯地のうだるような暑さの中で彼らは訓練を重ね、防護衣にたまる汗の量だけ、大きく成長と経験を重ねる。そして3ヶ月後、化学の虎の子は、一人前の陸自化学科隊員として、東北の各部隊へと巣立っていく。  約3ヶ月にわたる教育期間中、特殊武器防護の概要、化学器材教育、化学火工品教育、体力練成等、様々な訓練を行う。
東北方管内の化学科新隊員、神町へ集う! 申告を行う新隊員
訓示を述べる担任官 化学防護衣で駐屯地内を練り歩く!
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new 「東北方面隊化学科部隊、揃い踏み!」

 <7/1〜5:NBC協同訓練>
 第6特殊武器防護隊(隊長:鈴木2佐)は、7月1日から5日までの間、王城寺原演習場にて第9化学防護隊(隊長:松嶋3佐)とNBC協同訓練を実施した。
 各師団には化学科部隊が存在するが方面隊直轄部隊として化学科部隊が無い中、大規模なNBC攻撃が行われた場合にはその対処が困難となる恐れがある。
 本訓練のねらいは、NBC偵察車を含むReCSを装備した第6特殊武器防護隊とシステム非装備の第9化学防護隊の情報共有、また化学剤による大規模な汚染に対し協同して対処する場面を演練した。
 訓練前半は、今年度訓練検閲を控えた第9化学防護隊の練成訓練に対する戦況現示及び訓練評価を行った。我が部隊にとっても化学活動における様々な創意工夫や見習うべき点が数多くあり、双方の部隊にとって貴重な成果を上げることが出来た。
 また、部隊交叉訓練としてNBC偵察車の簡易な教育と操作体験を第9化学防護隊の隊員に対して実施し、隊員相互の交流を深めた。
 最後に部隊協同訓練として、大規模な汚染に対し除染要領や担任区域の調整等の演練、気象情報等の情報共有、確実迅速な化学活動を訓練し、相互の連携や能力の向上を図った。
 訓練は月の出ていない暗闇の中、普段とは違った隊員同士が現場で協同し行った為、様々な課題が浮き彫りになり今後の更なる訓練において改善を図ることが必要であると相互に実感できた。
 今回の共同訓練は両部隊共に初の試みであり、東北方面隊の化学科部隊が結集、連携するという貴重な訓練であった。そのため本訓練を来年度以降も継続実施し、さらに連携や交流を深めていく。
偵察行動を訓練評価 NBC偵察車の教育
訓練成果を話し合う 合同での集合写真!
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new 山形で人気NO1!?6特防の楽しい職場体験

 <5/10:総合的学習の時間(職場体験学習)支援>
 第6特殊武器防護隊が実施している職場体験が、今、大きな反響を呼んでいるようである。
 第6特殊武器防護隊(隊長・鈴木2佐)は、平成25年5月10日(金)、神町駐屯地において、文部科学省が実施している総合的学習の時間(職場体験学習)の支援を実施した。
 今年度一回目となる今回については、山形市内の中学校2校計16名の生徒が第6特殊武器防護隊の職場体験学習に参加した。
 内容については、「NBC防護の基礎」「道路等の除染体験」「放射線量モニタリングマップの作成」「簡易防護服の装着体験」等、一般企業、他の部隊等では体験できないような充実した体験内容となっており、今回参加した生徒からは、先輩からの口コミでここの職場体験が面白かったと聞いたという生徒や、ホームページや広報誌で見たことがあるという生徒もおり、6特防の職場体験学習はかなりの人気を誇っているようだ。事実、次回の職場体験の依頼の調整等も、現在殺到している。
 学習時間の最後、鈴木隊長(山形市出身)が偶然にも今回の参加した中学校のOBであることを伝えると、生徒たちの目がまた一段と輝いた瞬間は、とても印象的であった。
 今後もこのような機会を通じ、隊は自衛隊に対する理解と協力を積極的に深めていく。
NBC防護の基礎を学ぶ生徒 道路の除染「はじめ!!」
芝生の放射線量はどれくらい? なんと偶然!隊長は
この中学校のOBでした。
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new 郷土山形出身隊長が、郷土へ世界へ6特防をPR!

 <5/10:コミュニティFM番組収録>
 第6特殊武器防護隊(隊長:鈴木2佐)は、5月10日(金)山形市のコミュニティFMラジオでの番組収録に参加した。
 この番組は、山形市のコミュニティ放送「FM76.2ラジオモンスター」の番組「モンブラン」内の「自衛隊百科」というコーナーで、毎週火曜日9時30分から、山形市周辺及びインターネットサイマル放送により、日本中はもとより、世界各地で聴取することができる。山形地方協力本部が主となるとともに各部隊がPR・告知等を毎週持ち回りで担当している。
 今回の内容については、鈴木隊長が自ら「第6特殊武器防護隊の活動内容の説明」、「新装備品・NBC偵察車の概要紹介」、「東日本大震災における原子力災害派遣の活動紹介」などを、約15分間の収録で行った。
 パーソナリティの北本さんは、「万一危険な状況が発生したとしても、特殊武器防護隊の隊員達が私たちの安心・安全のために活動してくれるということが知ることができて、大変心強く感じました。」と話していた。
 今後もこのような機会を通じ、隊は自衛隊に対する理解と協力を積極的に深めていく。
 なお、この放送は5月14日9時30分より放送され、第6特殊武器防護隊の次回の収録は11月を予定している。
自衛隊百科担当の北本さんです。 鈴木隊長、収録スタート!
北本さんも
「特防隊」のことに興味津々です!!
11月もよろしくお願いします。
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new より『生き残れる訓練を

 <4/22〜23:平成25年度SQT訓練>
 第6特殊武器防護隊(隊長:鈴木2佐)は、4月22日(月)及び23日(火)に、神町駐屯地において救急法の練成訓練を実施した。
 今回訓練した救急法は「Tactical Combat Casuality Care」と呼ばれる戦場に対応したより実戦的なものであり、この修得によってさらなる救命率の向上が期待されている。
 隊は、教官である衛生陸曹の指導のもと、旺盛な意欲で訓練に臨み、丸一日を使用した濃厚な練成の後、検定については受験者全員が合格した。
 隊は、いかなる任務にも即応し完遂できる部隊を目指し、訓練を実施していく。
より実戦的な救急法を実施 実際に救急包帯を使用する
負傷者も無事な脚を駆使して
救助者の退避を支援
要領を展示する衛生陸曹
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東北初!NBC偵察車が早期配備、戦力化を急ぐ

 <3/26:NBC偵察車装備化に伴う第6特殊武器防護隊編成完結式>
 第6特殊武器防護隊(隊長:鈴木2佐)は、平成25年3月26日、神町駐屯地内においてNBC偵察車配備に伴う編成完結式を実施した。  NBC偵察車については、従来モデルの「化学防護車」と「生物偵察車」を一本化した最新装備品であり、平成23年3月に発生した東日本大震災における大規模原子力災害の教訓を踏まえ、第6特殊武器防護隊へ当初の予定より早く配備されたものである。これは、陸自各師団の化学科部隊よりもいち早く配備されたものであり、第6師団管内においては、本車両が最新装備となる。
 本装備化により、隊は、核・生物・化学・放射性物質等の特殊武器すべてに対応する能力を向上させ、名実ともに特殊武器防護専門部隊となった。
 隊長鈴木2佐は、この度編成完結式において隊員に対し、「何時、何事が起きても不思議でなく、自衛隊の即応力が試される今日、諸官らとともに「所命必遂」、何時、いかなる任務にも即応しこれを確実に達成し得る精強で活力あふれる部隊にしていこう。」と訓示を述べ、編成完結式は無事終了した。
 続いて第6師団司令部前において、NBC偵察車の装備品紹介を実施した。紹介終了後第6師団長(岡部陸将)は「各師団へ先駆けて装備された車両であるため、訓練を重ね、一刻も早く戦力化せよ。」と指示した。
 隊は、郷土東北の明日のため、今年、NBC偵察車の早期戦力化を急ぐべく、各種訓練を実施し、いかなる任務にも即応できる部隊を目指す。
編成完結式の様子 郷土東北の明日のため!
(後ろに配置している車両がNBC偵察車)
隊長訓示「所命必遂」 第6師団の最新装備として
第6師団長(岡部陸将)へ展示紹介
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平成24年度隊積雪寒冷地スキー訓練

 <1/21〜3/8>
 第6特殊武器防護隊(隊長:小原2佐)は、平成25年1月21日から3月8日までの間、神町駐屯地内及び天童高原スキー場において「平成二十四年度隊積雪寒冷地スキー訓練」を実施した。
 当初、駐屯地営庭等において、基本である平地滑走技術を十分に練習を重ね、機動能力を向上した後、天童高原スキー場での訓練に臨んだ。
 各級に分かれ、それぞれが教官の指導のもと練成を重ね、検定については受験者全員が合格、6km機動についても全員が合格することができた。
 今年度のスキー訓練については特に、若年隊員の底上げを図ることができた。次年度においては、スキー機動能力、積雪地における戦闘行動等を重視し、訓練を実施していく。
特級受験者の華麗なパラレルターン 平地滑走技術の検定の様子
特級検定科目「小飛躍」 6km機動の様子
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