戦闘医師  ~医療のスキマで火を放つ~

医療のスキマで医療の敵と地味に戦う医師のチラシの裏


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<損賠訴訟>重なる医療ミス認め遺族と和解 三重・産科医院

3月26日15時0分配信 毎日新聞

 妻が出産時に寝たきりとなり後に死亡したのは、三重県四日市市の産婦人科医院の麻酔薬投与ミスが原因であるとして、遺族が医院と国を相手取り、約1億7000万円の損害賠償などを求めた訴訟は26日、医院との和解が津地裁四日市支部で成立した。

 原告側代理人によると、和解内容は▽医院が賠償金(額は非公表)を支払う▽過去に起きた3件の医療事故も、院長(69)の過失であることを確認する--など。自らが医療ミスを繰り返す「リピーター医師」であると公の場で認めたと言える。院長は現時点では行政処分を受けていないが、同種の事故を重ねながら処分のないまま医療行為を続ける

リピーター医師が社会問題化しており

国の今後の対応が注目される。

 原告は、同市の小学校教諭、伊藤永真さん(44)と家族。国に対しても院長への行政処分を怠ったとして賠償請求していたが、今回の和解により請求を取り下げた。【飯田和樹】

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リピーター医師なるものが存在するのは知ってる。

でも、そんなの少数だし、

ニュースでもあまりお目にかからない。

この記事をみて、

ちょ、おま、いつ社会問題化した?

と思って、どこの報道か確認すると・・・

や っ ぱ り
ま た
毎 日 か ! !


ど~しても読者に「医者は悪者」と思いこませたいようだ。


毎日の

偏向報道のほうが

よっぽど

社会問題化してます!



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医師不足の湖東総合病院 八郎潟

住民ら「守る会」設立


 医師不足が深刻化している八郎潟町の湖東総合病院を守ろうと、住民集会が29日、五城目町の五城目広域体育館で開かれた。周辺市町村から約600人が参加し、「湖東病院を守る住民の会」(斉藤久治郎会長)を設立した。

 同病院では、3月末で常勤医16人のうち2人が退職し、4月からは夜間と土日祝日の救急患者受け入れ中止を決定。

 5月以降に退職を検討している医師が数人いるなど、医師不足が深刻化している。

 住民からは「(土日・休日の)救急医療の廃止など

『当たり前のこと』

が出来なくなるのは非常事態」などと、病院の存続を求める切実な意見が続いた。

 住民の会では、

(1)医師確保と救急医療の復活

(2)安定的な病院の存続と発展

(3)住民参加による地域医療の充実

――を当面の目標に掲げた。県や地元行政と懇談し、湖東地区の医療再編計画に住民の意見を反映させたいとしている。

2010年3月30日 読売新聞)




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今まで、救急医療が
『当たり前のこと』
として認識されてきたこと自体
本当は異常である。


金持ちが、
月100万円かかる生活を
『当たり前のこと』と
認識しているのに似ている。


こういう金持ちの中には
収入が減ると
月30万円の生活には対応できず、
どうにか金を工面しようとして
借金を重ねる者もいるようだ。


ここの住民も
どうにか医療を工面しようとしているのだろう。
まあ、当然の反応だし
それはそれでいいと思う。


しかし、
救急医療が当たり前ではなくなった
という現実から
決して目をそむけてはならない。


当面の目標を見ると、
「自分たちの希望する医療を提供しろ」
ということか。


でも、肝心の病院を守るための
方法やアイデアについてはまだ無いようだ。


万が一
「医療を提供しろ」しか言わなければ、
おもちゃをねだる駄々っ子と同じである。


最も、駄々っ子ですらおもちゃを買ってもらうために
両親に取り入る知恵はあるのだから、
ここの住民も、
病院(医師・看護師)
行政の機嫌をとるくらいのことは当然するだろう。
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「消費者、患者の観点で規制見直しを」-行政刷新会議分科会が初会合
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/26981.html

 政府の行政刷新会議(議長=鳩山由紀夫首相)は3月29日、規制・制度改革に関する分科会の初会合を開催した。冒頭にあいさつした
枝野幸男行政刷新担当相は「この開催をスタートに、本格的な規制改革にかじを切る」と述べた上で、「消費者であるとか、患者さんであるとか
利用者の観点で規制を見直していただきたい」と強調した。分科会は早ければ5月末までに結論をまとめ、行政刷新会議に報告する。
分科会は下部組織として、特定分野を検証するワーキンググループ(WG)を設置。医療分野を議論するライフイノベーションWGは4月5日に初会合を開く予定だ。
 同分科会の分科会長には、大塚耕平内閣府副大臣(規制改革担当)が就任。このほか田村謙治内閣府大臣政務官や、ジャーナリスト、税理士、
有識者など15人の民間人が参加する。
 初会合では、規制改革会議の検討結果や「国民の声」の集中受け付け期間に寄せられた規制改革提案などを基に事務局が洗い出した、
議論のたたき台が示された。それによると、ライフイノベーションWGの検討テーマには、


▽保険外併用療養の原則解禁

▽一般用医薬品のインターネット等販売規制の緩和


▽医行為の範囲の明確化-など13項目が掲げられた。


 分科会終了後の記者会見で大塚分科会長は、3か月間である一定の成果を上げていくことを前提とした上で、4月は担当分野や検討課題に関する
情報収集やヒアリングを実施し、5月は改革の方向性を議論、5月末か6月初めに検討結果を行政刷新会議に報告することを目指すとした。
 また大塚分科会長は、「委員でまとまらない場合は、関係者を集め公開の場で『規制仕分け』をする」と述べ、議論の場を「規制仕分け」に移して政治判断する可能性を示した。

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どこまで実現できるかわからないけど・・・


自分の「併用療養」の希望をいくつか書いておくと、


【外来編】


外来診察医師の指名料の導入


外来診察時間が一定以上になると延長料金


筆談による診察は別途追加料金


外来で病院案内を頼むと別途追加料金


名前を呼ばれても診察室に来なくて院内探されたら追加料金


【入院編】


患者サイドからの病状説明要求は別途追加料金


社会的入院は別途追加料金


急性期治療終了後に入院を継続する場合も同様


ナースコールが一定回数以上になると別途追加料金


【救急編】


救急車で来院した場合は別途追加料金


深夜早朝に救急にきたら深夜早朝割増


アレ・・・他にも色々考えてたのに、なぜか思い出せず。











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<性同一性障害>手術ミスで和解 説明の不備認める

3月24日20時45分配信 毎日新聞

 性同一性障害(GID)と診断され、大阪医科大付属病院(大阪府高槻市)で乳房切除手術を受けた立命館大大学院生の吉野靫(ゆぎ)さん(27)が、手術ミスで皮膚が壊死(えし)したとして同病院に約3300万円の損害賠償を求めた訴訟が京都地裁で和解した。吉野さんが24日、京都市内で記者会見し、発表した。病院側が説明の不備を認めて慰謝料330万円支払う。

 訴訟資料によると、吉野さんは02年から、同病院専門外来(ジェンダークリニック)に通院。06年5月に形成外科で手術を受けた後、縫合部が壊死し、07年3月に提訴。手術に関する説明義務違反や過失の有無、精神科と形成外科の連携が十分だったかが争点だった。

 和解は吉川慎一裁判長の勧告によるもので、病院側が両科の連携についての改善点を説明することや、吉野さんが医師らに対して意見陳述する場を設けることも盛り込まれた。

 吉野さん側によると、GID医療を巡る初の訴訟で「勝訴的和解」と評価している。吉野さんは
「受け入れ病院が少ない上、
技術的にも海外などと比べると
劣っている現状を
改善するきっかけになったと思う」と話した。

 病院側は「コメントはしない」としている。【熊谷豪】


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こういう記事を見てしまうと、

この病院のジェンダークリニックで、

もう形成外科的処置が必要な患者を扱わないのではないか?

形成外科も性同一性障害の患者を扱わないのではないか?

と思う。


10L入るバケツを「このクソバケツ!」と

蹴ったらへこんで水が入る量が少なくなりました、ってやつだ。


この訴訟が受け入れ病院を増やしたり、

技術を向上させるきっかけになるとは思えない。


この人は、どういう仕組みで、

受け入れ病院が増えたり、

技術向上につながると考えているのだろうか?

他の性同一性障害患者の選択肢を狭める行動に思える。


それとも、

精神科とか皮膚科って、

叩かれても患者獲得のため、

リスクに目をつぶる余裕がまだまだある業界なのか?
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<仙谷国家戦略相>日本免許ない外国人医師受け入れに前向き

3月21日19時55分配信 毎日新聞

 仙谷由人国家戦略担当相は21日、日本の医師免許がない外国人医師の受け入れに積極的な考えを示した。仙谷氏は神戸市内で記者団に「改めて試験を受けないと(診療が)できない。世界レベルの医者に失礼だ。取っ払う方向で仕掛けないといけない」と述べ、一定の条件を満たせば診療できるよう制度の改正を検討する意向を示した。6月に策定する政府の新成長戦略にも盛り込む方針。

 また、医療行政を担当する厚生労働省医政局に関し、仙谷氏は「(先端医療研究で)この人たちの存在が邪魔になるなら解体しなければいけない。物事を進ませれば責任問題が出てくるから、責任を取らないでいいように何もしない体制だ」と厳しく批判した。【内田幸一】
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岩手医大で中国人医師を招聘した前例があります。


記事を見る限りでは、ソコソコ満足して帰国したようだ。

大学病院などの
母国でなかなかできない医療を
経験させてもらえるところであれば
日本に来たいという外国人医師はいるのだろう。

しかし、
日本の市中病院で一般診療をやりたい!
という外国人医師が多いとは思えない。
仮にいたとしても、余程の事情がない限り
長続きはしない。


日本語堪能な外国人医師自体少ないし、
母国より給料、労働時間などが悪く
しかも特に学ぶことがない、となれば
普通の感覚の医師ならすぐに「飛ぶ」だろう。
 

条件面には目をつぶって働いてくれる可能性があるとすれば、
母国が戦争中だったり、貧困だったりで半分難民状態で
なおかつ日本語堪能な医師だろうか。

そういう医師は世界広しと言えども、
いったいどれくらいいるのか。

まあ取り敢えず門戸を開放しておけば
局地的には効果が出るかもしれない。















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女医が辞意撤回、上小阿仁国保診療所 村民、安ど


来年3月末での辞職願を提出していた上小阿仁村の上小阿仁国保診療所の医師・有沢幸子さん(65)は19日、小林宏晨村長に辞意撤回を申し入れ、承諾された。小林村長は「無医村になる危機を脱し、ひと安心した」と胸をなで下ろした。

 小林村長によると、有沢さんは同日朝に村長室を訪れ、「(診療所医師を)続けてみようと思う」と伝えた。小林村長は預かっていた辞職願を有沢さんに返した。その席で有沢さんは辞意撤回の理由について、「先輩医師らから『もう少し(上小阿仁村で)頑張ってみてはどうか』と激励された。多くの患者のほか小学生からも『辞めないでほしい』と懇願された」などと話していたという。

 小林村長によると、辞職の理由を本人は公言しなかったものの、有沢さんが夜間訪れる患者のために自費で照明を設置したことや、お盆返上で診察した代休を平日に取ったことを、事情を知らない住民が批判したことがあったという。村は慰留に努めていた。


http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20100320g


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善良な患者はさておき、

 

まずは中傷を行った一部悪徳患者をわりだして、

 

村長でもこの先生でもいいから直接文句を言うなり、

法的にケリつけるなり、

今後は村として、あるいは診療所として、

悪徳患者には毅然と対応する姿勢を見せるべきである。

  

悪徳患者の性根は変わらないだろうが、

まず直接攻撃を抑止することが第一歩である。

 

次に悪気のない迷惑行為に対しても

きちんと「それは困る。やめてほしい。」

と言うべきである。

 

この先生が自らの手を汚すことが嫌ならば、

せめて筋をとおす「汚れ役」が必要である。

 

できれば村長にやってほしいところだが、

無理なら柄の悪い医師を雇うか、

「汚れ役」専門の職員を雇ってはどうか。

  

こうして診療所から悪徳患者や迷惑行為を無くし、

患者の受診態度の改善を図るべきである。

 

さらに、医者は政治には関わらないなどと言わず、

より良い医療を実現するために

積極的に政治や行政に対して働き掛けたほうがよい。

村立の診療所は、

村役場の一部であることは否定出来ない。

すくなくとも政治行政に巻き込まれる覚悟が必要だ。

 

この先生も永久に働ける訳ではないのだから、

次に来る医師の環境を考えて行動すべきである。

 

そして、環境が改善されたことを

地域医療に興味のある医師にアピールするべきである。

 

そこまでやらないと、この村は

間違いなく近い将来無医村になる。

 

でも、そこまで出来る医者ってどれくらいいるだろう。


地域医療の継続に必要なエッセンスは、

実はほとんど「医療」じゃない。

だからこそ「地域」医療。




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公立金木病院の糖尿病薬誤投与:業過致死の疑い、医師ら4人を書類送検 /青森

 五所川原市の公立金木病院(小野裕明院長代理)で08年7月、薬の誤投与で70代の女性患者がなくなった問題で、五所川原署は16日、医師ら4人を業務上過失致死の疑いで青森地検弘前支部に書類送検した。

 関係者によると、

送検されたのは

30代の男性医師=09年4月に退職=

女性看護師、

女性事務職員2人の

計4人。


 病院によると、女性は08年6月、肝硬変で入院。腹水を体外に出すため利尿剤が使われるはずだったが、誤って血糖降下剤を2日間に5回投与された。女性は低血糖で意識不明となり、同7月に死亡。

医師が書いた薬剤の名前を事務職員が誤ってパソコン入力し

医師や看護師もチェックを怠ったとされる。

 同署は女性の死亡と薬の誤投与に因果関係があったと判断した。【三股智子、山本佳孝】


http://mainichi.jp/area/aomori/news/20100318ddlk02040017000c.html


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タイトルだけみると、医師に過失があったかのような印象を受ける。


実際に誤ったのは事務職員。


医師に全く過失はない。



公立金木病院の糖尿病薬誤投与:業過致死の疑い、事務職員ら4人を書類送検 /青森


とするか、せめて


公立金木病院の糖尿病薬誤投与:業過致死の疑い、関係者4人を書類送検 /青森


医者はこういうときに責任を取れ、

すべて医者が悪いと言わんばかりの報道で、

毎日新聞の本性が透けて見える記事である。


大淀病院事件の報道はもちろん、

とにかく毎日新聞は医者を悪者にしたくてしょうがないようだ。

少なくとも自分は強くそう思う。


毎日による医師差別、職業差別は決して許されません!!

医師側も毎日にやられてばかりではありません!

↓↓

http://society6.2ch.net/test/read.cgi/hosp/1268881112/31

自らの報道の「結果」については知らんぷり。


毎日は決して患者の味方でもなければ、

医療を良くしようと本気で考えているわけではありません。

被害者の命、医師の人生をもてあそんでいるとしか思えません。




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病院機能評価の医療への影響で初の調査結果

http://www.cabrain.net/news/article/newsId/26838.html;jsessionid=4EAB51855FCA80E3F61381881A8DAA64

 

日本医療機能評価機構は3月18日、同機構が実施した病院機能評価が病院における医療に与えた影響を初めて調べた調査結果を発表した。
 

調査は病院機能評価の評価項目を基に作成した42項目について、病院機能評価の影響が大きいと考えられる項目にチェックを入れる形式で実施。今年1月から2月にかけて、病院機能評価の認定病院2570施設と未受審の374施設を対象に質問票を送付し、1761病院(それぞれ1614施設、102施設、不明45施設)から回答を得た。
  

 それによると、病院機能評価の影響が大きいとした病院が最も多かった項目は

「理念および基本方針が明確にされるようになった」で、全体の86.5%。以下は

「患者の権利に関する方針が明確にされるようになった」(82.7%)、

「病院内の禁煙が徹底されるようになった」(74.0%)、

「診療および業務上の指針・手順が作成されるようになった」(72.6%)と続いた。
  
 また、影響が大きいとした認定病院と未受審病院の割合の差が最も大きかった項目は

「患者満足度調査が定期的に行われるようになった」で、19.8ポイント差(それぞれ67.8%、48.0%)だった。

以下は、

「診療および業務上の指針・手順が作成されるようになった」(17.2ポイント差、各74.1%、56.9%)、

「病棟における薬剤・機器の管理が充実した」(15.5ポイント差、各53.7%、38.2%)、

「指示出し・指示受け・実施の手順が整備されるようになった」(13.8ポイント差、各72.7%、58.9%)と続いた。

これらの項目について、同機構では「病院機能評価の受審をきっかけに実施するようになった認定病院が多い可能性を示唆している」と指摘。
 
 また、調査結果について、「患者の権利の尊重、安全な医療の提供に関して病院機能評価の影響が大きいと広く認識されていることが示された」としている。


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病院機能評価自体の是非はともかく、




スタッフも設備も充実した病院、

いわゆるハードウエアが充実している病院は

病院機能評価を受けることで、業務の適正化を図ることができるのかもしれません。

大きい病院で病院機能評価にかかわったことありませんが、多分。

 

問題は

地方の疲弊した病院が病院機能評価を受審するとどうなるか、

ということです。



とある小規模病院で、

誰が言い出したのかわかりませんが

病院機能評価を受審することになりました。


病院機能評価に「合格」するために

ただでさえ少ない

現場の第一線ではたらいているスタッフが

毎日毎日残業して、

「手順」やら「指針」やらを整備していました。

 

努力の甲斐あって

見事病院機能評価に「合格」!!

 

その直後に医師がいなくなって

診療科が次々に閉鎖。

せっかく作った「手順」、「指針」も

運用されることはありませんでした。


看護師も次々に退職し、

人手不足に陥った現場では

医師と看護師が

「手順」「指針」を運用するのに四苦八苦

 

「昔はこんなことしてなかったんだけど・・・」

という現場の愚痴も聞こえてきます。


病院機能評価が原因かどうかは分かりませんが、

現場からは離職者が続出し、

医師不足のためついに救急受け入れ中止、

看護師不足で病棟を閉鎖、

病院機能評価どころか

病院存続があやしくなってしまいました。


ローカルな低機能病院が、

中核病院だった頃の「過去の栄光」を忘れられずに

病院機能評価を受診すると

このような結末になるかもしれません。


古いPCにWindows7をインストールして、

ワープロやネットすら

重すぎて使い物にならないのと同様、


潰れかけた病院が

病院機能評価を受診すると、

かえって病院機能が低下する恐れがあります。


病院機能評価を受けようと思っている

偉い病院幹部の方々!!


あなたの病院は

本当に病院機能評価を受けても大丈夫ですか?

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<救急搬送>60代女性39回受け入れ拒否 09年に発生

   

 重症患者の救急搬送で、09年に医療機関から39回受け入れを拒否されたケースがあったことが18日、総務省消防庁の調査で分かった。東京都内で敗血性ショックになった60代女性で、40回目の照会でようやく受け入れ先が見つかった。ただし、拒否の最多回数は07年が62回、08年は48回で、救急受け入れ態勢は改善している様子がうかがえる。
 
 重症以上の病気やけがで搬送されたケースは41万1021件で、うち、受け入れを10回以上拒否されたのは677件。妊婦や新生児は1万5933件中で11件、子どもは34万3905件中250件だった。救急車が到着してから搬送先が見つかるまで2時間以上かかったのは▽重症患者165件▽妊婦4件▽子ども14件--。重症患者で、4時間56分待たされた例もあった。【石川貴教】

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 たしかに拒否の回数は減っているようだ。

  

 しかし、それが即受け入れ態勢の改善とは言えないと思う。

 

 過去には、

「夜やってないビル内の診療所にまで電話をかけたことがあった」

という話もある。

拒否の回数が減ったのは、

搬送先を決める側(救急隊)が、

あきらかに受け入れそうもない医療機関には

電話をしなくなったからではないだろうか?

搬送先を決める側も、

たび重なる受け入れ拒否のため

受け入れてくれる可能性が高い病院から

順番に受け入れを打診するようになったのではないか?

妊婦なら、この病院が受けてくれ安い

小児なら、この病院が受けてくれ安い

と、経験的に学習し、

ここ数年のうちにそういった病院のリストを作ったかもしれない。

それが拒否回数の減少につながったのではないか?

だとすると、

受け入れるポテンシャルがある病院、

いわゆる大病院の受け入れ状況は

必ずしも良くないのではないだろうか?

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最近緊張したことは? ブログネタ:最近緊張したことは? 参加中
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乳児が「具合が悪い」と来院。
みるみるうちに呼吸不全が悪化した。
これはヤバイ!
院内にいるスタッフを全員集める。
やったことなかったけど乳児に気管内挿管。
ちゃんと気管内に挿管されているのに呼吸状態は全く改善せず。
胸部レントゲンは真っ白、肺水腫らしい。何故????
とにかくNICUに搬送しないと!
でもこのご時世、受け入れてもらえる訳なかった。
ステロイド投与。
初めて乳児にボスミン使用。
初めて乳児に心臓マッサージ。

目の前で突然死した。
自分にとって幸いだっだのは、
家族が俺らじゃなく「前医の対応が悪い」とキレていたこと。




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