売却や廃止が検討されている二本松市の「社会保険二本松病院」(有壁譲院長、160床)について、地元住民で作る「二本松病院を守る会」の佐藤俊一事務局長ら5人が2日、県庁で会見し、
公的医療機関として現状のまま存続させてほしいと訴えた。
全国の社会保険病院は08年10月、厚生労働省から独立行政法人「年金・健康保険福祉施設整理機構(RFO)」に運営が移管され、当初は今年9月までにそれぞれ売却や廃止の方針だった。昨夏の政権交代後、国は新設する独立行政法人「地域医療推進機構」に再移管して運営を継続させる方針に変えたが、関連法案が通常国会で廃案に。開会中の臨時国会では、RFO設置期間の2年間延長が決まる見通しで、再び売却や廃止の可能性が出てきた。
二本松病院は1963年に設立。同市と安達郡合わせた地域で唯一、産婦人科の入院設備や人工透析機器を備えるなど、7診療科がある総合病院。守る会は08年9月に結成され、昨年3月~今年3月には計2万4350人の署名を集めて国会に提出している。
佐藤事務局長は「RFOは施設の売却や廃止が前提の組織。病院が無くなれば、私も含めた透析患者の行き場がない。住民の生存権を守るため、公的病院としての存続が必要」と話した。【関雄輔】
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20100803ddlk07040071000c.html
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病院がなくなったら困るってのはわかるんだけど、
どうして「公的病院」としての存続が必要なのかな?
民間ではダメなのかな?
存続が必要なのは「病院の機能」のはずだが・・・
疑問。
あと、全部とは言わないけど、
「○○病院を守る会」って、
病院関係者を守る気が感じられない・・・
最近流行のなんちゃって「守る会」の元ネタは
『県立柏原病院の小児科を守る会』
なんでしょうけど、ここはちゃんと 「お医者さんを守ろう」 と大きく書いてます。http://mamorusyounika.com/
上の記事は、病院の中で働いてる人の事なんか少しも書いてない。
「○○病院を守る会」 ⇒ 「○○市民の健康を守る会」
に名前変えて欲しいところがたくさんある。
逆を考えてほしい。
病院側が作った、「○○市民の健康を守る会」 が
病院労働者の労働組合だったらどうする?
「給料さげるな!」
「当直料あげろ!」
とか言って、全然市民の方を向いていなかったらどう思う?