日米開戦・民事訴訟ならルーズベルトは有罪（その２）
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第二部は、無視できなくなった歴史修正主義についての記述である。アメリカにおける正統派と歴史修正主義の論争史では、フランクリン・ルーズベルト大統領と彼の政権の、日本に対する悪意の存在や陰謀の存在が論じられている。
ルーズベルトは、ドイツによって窮地に陥っていたイギリスを助けるために、戦いたかったが、選挙で国民にヨーロッパの戦いに参戦しないと公約していた。そこでまず、ドイツの同盟国の日本との戦争を引き起こす必要があった。
そのため日本を経済的に追い詰め、日本に最初の一発を撃たせたと見るのが修正主義の歴史観である。「アメリカは民主主義のために日本軍国主義と戦った」という正統派歴史観に対して、こうした見方は歴史修正主義と呼ばれている。
日本では、日米開戦をめぐる歴史修正主義は、アメリカでは異端視されていると受け止められているが、そうではなく、今や正統派も無視できない存在になっている。ただ、歴史修正主義は、フランクリン・ルーズベルトの民主党、リベラルにとっては都合が悪い。
アメリカのマスコミもリベラルが多いので、取り上げない。そのため日本のメディアも取り上げず、日本には紹介されることが少ない。しかし、実際には、修正主義派の歴史観の方が真実に近いのである。
日本人は、アメリカの知識人がこうした歴史論争をしていることを知るべきだ。「ルーズベルトの陰謀論」には、アメリカの政治家もジャーナリストも色をなして反発するが、それは犯罪性のある刑事事件として有罪にされたらたまらないからで、それでは世界の警察官は務まらない。しかし彼らも、「民事裁判ならルーズベルトは有罪ではないか」と問われれば、苦笑いする以外にない。
第一部のレコード氏のレポートに気になる記述があった。フランクリン・ルーズベルトは対独戦でソ連の戦力が重要になると考え、日本のシベリア侵攻を心配していた。アメリカの対日外交硬化のネライは、日本の関心を北方でなく南方に向けることだった。
ルーズベルト政権は社会主義政権だった。ニューデール政策は社会主義政策そのものだ。ルーズベルトがソビエトを助けていたこと、そしてソビエトのスパイや共産主義思想を持った者が多数、ルーズベルト政権の幹部として採用されていたことは、アメリカ知識人の常識である。
私は別の書物で、日本を北でなく南に向けさせたのは、近衛首相の周辺に食い込んでいた尾崎某なるソビエトのスパイがスターリンの指示によって、南進政策を近衛をそそのかし推進したという話を読んだことがある。事実なら、戦争の発端となった日本の仏領インドシナへの進駐は、ルーズベルトとスターリンによる共同謀議の可能性すら出てくるのだ。 |
「無題」書庫の記事一覧
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2014/2/16(日) 午前 8:06
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2014/2/14(金) 午後 9:55
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2014/2/10(月) 午後 8:15
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2014/2/8(土) 午前 11:08
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2014/1/25(土) 午後 11:04
さよう、「共同謀議」は
ルーズベルト・スターリン・チャーチルで、
おまけが蒋介石だ。さらに下っ端が毛沢東。
日本に向けられた「共同謀議」とは、
「連合国側の『投影』」である。
日本の仕業とされる「南京大虐殺」での
日本兵の殺し方は、通州事件に見られた「シナ人の殺し方」そのものではないか！これを「投影」と言わずして、なんと言う？
2014/2/15(土) 午前 9:05
たつやさん、コメントありがとう。ご指摘のとおりです。
2014/2/16(日) 午前 7:50 [ kim**3hiro ]