戦闘医師  ~医療のスキマで火を放つ~

医療のスキマで医療の敵と地味に戦う医師のチラシの裏


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尖閣ビデオ 投稿した人は罰せられるべき? ブログネタ:尖閣ビデオ 投稿した人は罰せられるべき? 参加中

私は罪はない 派!

本文はここから

政府は、
行政機関の保有する情報の公開に関する法律

を拡大解釈することで、情報を公開すべきでない、としているようです。


投稿者は
国家公務員法100条1項 『守秘義務違反』

らしいですが、

国家公務員法100条1項は、職員が在職中、退職後のいずれの身分であっても、職務上知ることのできた秘密を漏らすことを禁じている。

他にも書いてる人いるでしょうけど

最高裁は1977年、

秘密とは非公知(公に知られていない)の事実であって、

実質的にもそれを秘密として保護するに値すると認められるもの

との判断を示しています。




公に知られた事実であり、かつ秘密として保護するに値しないこのビデオは


公開しても『守秘義務違反』には当たらないでしょう。





上司の言うことを聞かず独断で行動したので、


なんらかの「注意」はあってもいいのかもしれませんが、


逮捕に値しないと思います。

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お金と時間があったら年明けを迎えたい場所 ブログネタ:お金と時間があったら年明けを迎えたい場所 参加中
本文はここから

希望を言えば、

都会の高級ホテルのスイートまで行かなくてもいいから、

それなりに広くて高い部屋がいい。



そして忘れたいんですよ。

いろんな現実を。


病んでる?
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鷹巣病院、インフル集団感染の行動計画作成せず 県、検査結果発表


北秋田市の鷹巣病院(中朗院長)の季節性インフルエンザ集団感染で県は19日、同病院で11日実施の立ち入り検査の結果を発表した。中野惠県健康福祉部長は同病院が集団感染発生時の「行動計画」を作成していなかったことを述べたほか、県への連絡体制について「好ましい状況ではなかった」との認識を示した。

 同病院では先月31日から今月9日にかけ、インフル集団感染が疑われる60~90代の入院患者8人が死亡した。

 立ち入り検査は、医療法に基づき実施。発表によると、同病院に院内感染防止マニュアルはあるが、集団感染発生後の対応をまとめた行動計画はなかった。マニュアルは、2007年の医療法改正で作成が義務化された。行動計画の作成は義務ではないが、同病院のマニュアルでは「集団感染発生時は行動計画に従う」とする表記があった。

 県が昨年11月に実施した定期の立ち入り検査では、行動計画が存在していないことを確認で
きなかったという。

(2010/11/20 09:31 更新)

http://www.sakigake.jp/p/akita/national.jsp?kc=20101120b


==========引用ここまで。


地域医療の最先端を斜め上に独走する北秋田の記事です。

須賀川市の公立岩瀬病院と比べても、マスコミの注目度が違います。


さすがは医療崩壊の金メダリストゴールドメダル最先端の北秋田ww


マスコミにとっては『北秋田』で

病院と県を一度にバッシングできる今回の記事は

まさに一石二鳥だったことでしょう。


それにしても、名もなき療養病院が↓こんなに↓注目されるとはね。

インフル集団感染、入院患者6人死亡 北秋田市・鷹巣病院

http://www.sakigake.jp/p/akita/national.jsp?kc=20101106k


季節性インフル:集団感染で患者6人死亡 北秋田の病院

http://mainichi.jp/life/health/news/20101106k0000e040067000c.html


県の発表遅すぎる? 市民から不安の声、インフル集団感染

http://www.sakigake.jp/p/akita/national.jsp?kc=20101107i


県、立ち入り調査へ インフル集団感染病院の対応検証 秋田

http://sankei.jp.msn.com/region/tohoku/akita/101108/akt1011080320000-n1.htm


理事長「できることはやった」 鷹巣病院インフル感染

http://www.sakigake.jp/p/akita/national.jsp?kc=20101108a


北秋田のインフルエンザ集団感染死:鷹巣病院「医療行為は適正」 /秋田

http://mainichi.jp/area/akita/news/20101108ddlk05040022000c.html


北秋田のインフルエンザ集団感染死:県、鷹巣病院を立ち入り検査へ /秋田

http://mainichi.jp/area/akita/news/20101109ddlk05040313000c.html


県、検査着手に遅れ 鷹巣病院のインフル集団感染

http://www.sakigake.jp/p/akita/national.jsp?kc=20101110d


北秋田のインフルエンザ集団感染死:死者7人目 当初、検体保存せず /秋田

http://mainichi.jp/area/akita/news/20101110ddlk05040100000c.html


インフル集団感染 公表の遅れを秋田県知事が陳謝 県への情報は死亡例から6日後

http://sankei.jp.msn.com/region/tohoku/akita/101110/akt1011101926002-n1.htm


知事ら県上層部への情報伝達に遅れ インフル集団感染

http://www.sakigake.jp/p/akita/politics.jsp?kc=20101110p


インフル集団感染で県の連絡体制に批判 秋田

http://sankei.jp.msn.com/region/tohoku/akita/101111/akt1011110209000-n1.htm


知事「情報伝達に瑕疵」 インフル集団感染

http://www.sakigake.jp/p/akita/politics.jsp?kc=2001111d


北秋田のインフルエンザ集団感染死:死者8人 知事陳謝「県民に不安」 /秋田

http://mainichi.jp/area/akita/news/20101111ddlk05040005000c.html


インフル集団感染 県が鷹巣病院調査 秋田

http://sankei.jp.msn.com/region/tohoku/akita/101112/akt1011120208000-n1.htm


県の危機管理ずさん、インフル集団感染 北秋田市への連絡遅れる

http://www.sakigake.jp/p/akita/politics.jsp?kc=20101112g


北秋田のインフルエンザ集団感染死:県が鷹巣病院を立ち入り検査 /秋田

http://mainichi.jp/area/akita/news/20101112ddlk05040039000c.html


社説:インフル集団感染 問われる県の危機管理

http://www.sakigake.jp/p/editorial/news.jsp?kc=20101113az


感染ルート公表へ 鷹巣病院インフル集団感染、県が検査

http://www.sakigake.jp/p/akita/politics.jsp?kc=20101113d


北秋田のインフルエンザ集団感染死:隔離不十分で拡大 県、病院に通知 /秋田http://mainichi.jp/area/akita/news/20101120ddlk05040068000c.html


「病院の初期対応、不適切」 秋田で8人死亡の集団感染http://sankei.jp.msn.com/region/tohoku/akita/101119/akt1011191831001-n1.htm


感染者の隔離不十分 秋田県 鷹巣病院に改善要請

http://sankei.jp.msn.com/region/tohoku/akita/101120/akt1011200320000-n1.htm


鷹巣病院の集団インフル 濃厚接触者移動で拡大

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20101119-OYT8T01310.htm




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患者が殴る・壊す・暴れる…院内暴力に苦悩

医師や看護師らが患者などから暴力を振るわれたり、暴言を吐かれたりする院内暴力に、全国の多くの医療機関が苦しんでいる。


 広島県福山市内でも10月、酒に酔って救急搬送された男性が、治療にあたった医師を殴るなどして傷害、器物損壊の両容疑で逮捕された。医療機関側には、県警OBを院内暴力の“ガードマン”として置くことを検討する動きも出ている。苦悩する医療現場を取材した。

 警察発表や被害に遭った病院などによると、事件が起きた日の午後10時頃、福山地区消防組合の救急隊から病院に「男性がカラオケで飲酒して嘔吐(おうと)した」と急患の受け入れ要請があった。10分ほどして運び込まれた男性は、意識不明で呼び掛けにも応じず、すぐに救急診察室で点滴を始めた。

 間もなく目覚めた男性は、付き添いの人が室外で待っていたことに怒り、「今すぐ呼べ」と暴れた。点滴が外れて出血したため、医師が手足を押さえようとしたが、逆にけられたという。その後、トイレから戻ってくる際にも大声を出して壁や備品をけるなどし、医師の顔を殴ってけがをさせ、ガラス棚を割ったという。

 同病院では、年100件程度の救急患者を受け入れているが、暴力を振るわれる危険を感じて警察に通報するケースが年4、5件ほどあるという。9月に院内暴力の対応マニュアルを作成したが、今回は被害のひどさに戸惑っている。

 ガラス棚に保管していたコルセットなどの医療品は廃棄せざるを得ず、被害額は約50万円に上るというが、院長は「物損は何とかなるとしても、当直の医師や看護師はもちろん、病院全体の士気が下がり、心理的な負担が大きくなるのがつらい」とため息をつく。


 市医師会にも、

「医師が、患者から『治療で失敗したら責任は取れるのやろな』とすごまれた」「看護師が患者につきまとわれた」などのケースが報告されているという。

 福山市では、夜間に、症状が比較的軽い1次救急患者を受け入れる救急支援診療所が、2011年度中に開設される予定で、運営を担う市医師会は、県警OBを警備員として配備することを検討している。診療所に常駐し、市内の医療機関でトラブルが発生すれば、駆け付けて対応することを想定している。

 市医師会の児玉雅治副会長は「医療現場では、患者から大声で威嚇されるような事例は多い」と指摘。「病院側が風評被害を気にするのは分かるが、絶対にあってはならないことなので、毅然(きぜん)と対応する必要がある」とし、各医療機関に事例があれば医師会に相談するよう呼び掛けている。(石原敦之)


 ◆院内暴力=医師や看護師らに対する患者、その家族からの身体的な暴力、暴言、性的な嫌がらせなどをいう。全日本病院協会が2007年度に実施したアンケートでは、回答した1106病院のうち、576病院(52・1%)が、過去1年に職員が院内暴力を経験したとした。奈良県医師会が今年7月に公表した調査結果でも、医師、看護師の約6割が院内暴力の被害を受けた経験があり、病院勤務医の約7割が「被害は増加している」と回答した。

2010年11月18日12時16分 読売新聞)
===========================
引用ここまで


こういうモンスター連中は全員でリンチして放置、と言いたいところですが、

現実的な対応としては

① 病院警察の導入

鉄道警察や空港警察があって、なぜ病院警察がないのか不思議です。
モンスター患者対策だけでなく、死体検案だってスムーズでしょ。

② 応招義務の見直し

医師法第19条で
「診療に従事する医師は、診察治療の求があった場合には、正当な事由がなければ、
これを拒んではならない」

「正当な事由」をもっと拡大してほしい↓。
(以前よりすこしバージョンアップしてます)

以下の方のご利用はお断りさせて頂きます。

・当院職員に対する暴力行為、若しくはそれに等しい行為を行った方

・当院の設備を故意に破損した方

・常識を超える過剰サービスの強要をされた方
・保険証の提示をしていただけない患者様で保険診療を強要された方
・泥酔の方・医薬品でない薬物を使用している方
・暴力団関係者、またはそれに準ずる方、刺青の入っている方
・精神疾患、精神疾患の疑いのある方で、診療に協力して頂けない方

・ビデオカメラ、カメラ付携帯等の持ち込み機器による撮影・盗聴・盗撮などの行為をされた方
・当院医師・看護師に対する暴力行為、若しくはそれに等しい行為
・ご利用いただく患者様以外の不正診療

・不正な書類作成を強要された方

・救急患者の診療を故意に妨害された方
・医師・看護師に対するストーカー行為またはそれと等しい行為
・医師・看護師に病院への連絡が取れないような場所又取れない状況を作り出す行為

禁止事項違反の場合は…

※診療中に上記事項に該当する行為が発覚した場合、サービスの中断を致します。

  その際、料金返金には応じ兼ねますのでご了承ください。
※またこちらの判断により、診察券発行後のご案内の停止をさせていただくと共に、

  当院事務所にてお話を聞かせて頂きます。
※悪質な場合は警察に通報、法的処置も検討させていただきます。



せめて暴力行為だけでもなんとかならないか
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金沢赤十字病院の医療過誤:病院側「あり得ぬミス」 /石川

 ◇書類送検の女性内科医「よく覚えていない」

 金沢赤十字病院(金沢市三馬2)で女性の入院患者(当時90歳)=白山市=が医療ミスで死亡した事故。18日、会見した病院側は「あり得ない」ミスと、信じられない様子で頭を抱えた。業務上過失致死容疑で金沢地検に書類送検された女性内科医(27)は「覚えていない」と話しているという。【宮本翔平】

 内科医が患者の気道に装着した気管カニューレ(管)の付属器具(内筒)を外し忘れたため、患者が窒息死した。処置は内科医と2人の看護師が当たった。病院は同様のケースでの医療ミスは全国的にも報告例がなく「普通ありえない」単純なミスだとした。

 内科医は4月から勤務し、交換作業は3回目だったが、以前の勤務地でも数回経験はあったという。

 だが、今回は作業中に緊急外来から呼び出しの電話があり、作業を終えるとすぐ退室した。内科医は病院の調査に「よく覚えていない」と話しているという。慌てたため手順を忘れたらしい。



 病院は防止対策として、管と内筒を色違いにしたタイプを導入。

ガイドラインを作り、呼吸確認の徹底を進めているという。



 内科医は厳重注意処分を受け、現在も勤務している。岩田章院長は会見で「亡くなった患者様に深く哀悼の意をささげ、ご遺族に深くお詫びします」と謝罪した。

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引用ここまで



「緊急外来からの呼び出し」で「慌てた」

ことが事故の原因の

大きなウエイトを占めてると思いますが、


それは無視ですか。




交通安全、と言われて僕が思いつくものと言えば、





・前後左右確認

・信号や標識を良く見る


などの「確認系」にくわえて




・エアバッグ

・横滑り防止装置(VIDM等)

・プリクラッシュセーフティーシステム


などの「デバイス系」




・スピードを出さない

・無理な追い越しをしない

・体調不良の時は車に乗らない


などの「やらない系」があると思います。


なに当たり前のことを、と思っているかもしれませんが、



恐ろしいことに、

医療現場では「やらない系」は軽視されています。



むしろ

・急いで医療行為を行わないといけない。

・無理あるけどやらざるを得ない。

・体調悪いけど休めない。


医療従事者に「アクセル全開」を強要し、

多くの医療を提供することを目標とする一方で

「確認系」と「デバイス系」を充実させる・・・



ハイテク満載のレーシングカーで
タイムアタックするドライバーのようですが、
これが『医療安全』というやつの実態です。

あと

つまらないインシデントを槍玉に挙げて、

①少ないスタッフで、あれも「確認」、これも「確認」

②その結果忙しくなって慌てる

③大事な「確認」を見落として、インシデント

④また新しい「確認」が追加になる→①に戻る

この「負のスパイラル」も問題ではないでしょうか?


大学病院など人材豊富な所ではなんとか成り立っても、

限られた医療資源を有効に活用しなければならない現場で

これをやってしまうと、


スピン、コースアウト、クラッシュの連続です。


具体的に言えば、

業務負担とリスクの増大により

看護師の離職が促進され、

看護師不足で病院が潰れるって事です。



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90歳患者窒息死、医療過誤の27歳女医送検


 医療過誤で患者を窒息死させたとして、石川県警金沢中署は18日、金沢赤十字病院(金沢市三馬、岩田章院長)の内科の女性医師(27)を、業務上過失致死の疑いで金沢地検に書類送検した。


 発表によると、医師は5月17日午後1時頃、入院していた同県白山市、無職女性患者(90)の

のどに装着していた気道確保の器具を交換した際、対応を誤り気道閉塞で窒息死させた疑い。

 この器具は外筒と内筒の2重構造で、内筒を引き抜かないと空気が通らない仕組みだが、医師は内筒を外し忘れたという。一緒に作業していた看護師2人もミスに気づかなかった。

 同1時45分頃に別の看護師が女性の異変に気づき、救命措置を施したが、間もなく死亡した。病院は女性の家族に経緯を説明し、同署へ届け出た。

医師は「どうして(取り外し)忘れたのかわからない」と話しているという。

2010年11月18日20時20分 読売新聞)
======================
引用ここまで


正直、これは言い訳できないミスですね。

27歳、医師2-3年目といったところでしょうか?



人生オワタ\(^o^)/医師患者共に

______ 
|←樹海|
. ̄.|| ̄     オワタ┗(^o^ )┓三
   ||           ┏┗   三
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

90年生きて気管切開までされて精一杯生きてきた人より、
これからの人生がある27歳女医のほうがかわいそうです、はっきり言って。
罪は罪ですけどね。
女の武器をつかってこの先しぶとく生きてください、としか言いようがないです。



【今回の解説】
>のどに装着していた気道確保の器具を交換


↓おそらくこういう器具です。
戦闘医師  ~医療のスキマに火を放て!~

戦闘医師  ~医療のスキマに火を放て!~

↓断面図はこんな感じ
戦闘医師  ~医療のスキマに火を放て!~





>この器具は外筒と内筒の2重構造で、
>内筒を引き抜かないと空気が通らない仕組みだが、
>医師は内筒を外し忘れたという。


柔らかいチューブを固い所に入れるので、
ぐにゃぐにゃしないように
チューブ内に棒(内筒)を入れたまま気管内に挿入します。
で囲んだこの部品こそ、
女医さんが抜き忘れたヤツ(内筒)です。

戦闘医師  ~医療のスキマに火を放て!~




↓紛らわしいことに
空気が通るタイプの内筒もある。↓

戦闘医師  ~医療のスキマに火を放て!~




こういうミスを防ぐ方法を一応書いておく。

① 内筒を赤く染めてわかりやすくする。

② 内筒を笛にしておいて、抜かないと鳴るようにする。
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看護師流出ストップを…岩手

新卒就職先、県内より県外が多く

 看護師の県外流出が止まらない。岩手県内の看護系大学や看護学校からの就職先は、昨年度初めて、「県外」が「県内」を上回ったことが、県医療推進課の調べでわかった。

 全国的な看護師不足の中、新卒者の奪い合いが続いており、県などが流出に歯止めをかけようと知恵を絞っている。

 同課によると、県内で今年3月、看護職員を養成する大学、短大、養成所施設の卒業生は612人だった。就職先の内訳は、県外43・0%(263人)、県内42・6%(261人)で、進学が9・2%(56人)などだった。県内への就職は2003年度に50%を割り込み、減少傾向が続いている。

 背景には、全国的な看護師不足がある。厚生労働省のまとめでは、

 看護師(保健師、助産師含む)の求人倍率は10年4月時点で2・28倍あり、引く手あまたの状態だ。1人でも多くの卒業生を確保しようと、県外の病院などが県内の看護学校で就職説明会を開くことも多いという。

 県看護協会の兼田昭子会長は「今の学生は都会志向が強い。ホームページや説明会など情報も入りやすく、PRがうまい関東の病院に流れがちだ」と分析する。

 こうした中で、県内への就職を促そうと、県と県看護協会は様々な取り組みをしている。昨年度から、看護学生向けの就職説明会を始めた。すでに、看護学生が卒業後、県内の主な病院で5年以上継続して働けば、修学資金貸付金の返済を免除する制度があるが、昨年度から、貸付枠を広げ、貸付額も増やした。

 さらには、県外の岩手出身看護学生のUターン就職を増やそうと、県外の学校にも、県内医療施設を網羅した就職ガイドブックを送り始めた。勤務制度の改善や研修制度の導入など、待遇や職場環境の改善を図るところも出てきた。

 兼田会長は「地方も医療技術が劣ることはなく、仕事を丁寧に教える良さもある。自分に合った職場を見つけてほしい」と話した。

 県医療推進課の高橋勝重医療担当課長は「貸付金制度の拡充などの成果が今後、徐々に出てくるはず」と期待を込めた。

2010年11月18日 読売新聞)
=======================
引用ここまで



不足しているのは医師だけではありません。

看護師も不足しています。



看護師不足で診療規模を縮小する病院もあります。


で、ここで示された解決方法と言えば

医師と同じで

借金させて借金のカタに人生を縛り付ける「マグロ漁船方式」です。




看護師って、医師よりは労務管理や研修制度がしっかりしている印象もありましたが、

労務管理や研修制度の充実だけでは解決しない根の深い問題があるなぁ、と思いました。



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上野総合市民病院:医師不足解消を 署名2163人分、内保・伊賀市長へ /三重

 医師不足に悩む伊賀市の上野総合市民病院について、中瀬地域住民自治協議会(北田荘治会長)が17日、救急体制の確立などを求める内保博仁市長あての2163人分の署名簿を提出した。

 提出に訪れたのは、同協議会の北田会長と北堀二三雄副会長、西村孝二生活部会長の3人。署名簿を受け取った角田康一副市長は「重く受けとめさせていただきます。目に見えて結果が出るように努力したい」と答え、医師確保に向けた市の取り組みなどを説明した。

 署名の趣旨を説明した文書によると、安心・安全の街という市の目標を達成するために

上野総合市民病院の充実と救急体制の確立が急務とした上で、

同病院の医師不足を早急に解決するよう要望している。

署名は10月下旬から今月10日まで、地域で集めたとしている。【藤原弘】

http://mainichi.jp/area/mie/news/20101118ddlk24040320000c.html

=========================

引用ここまで。

ベタですけど・・・

自分たちに何が出来るか、

考えないんでしょうか?


役所にお願いすれば何とかなる・・・

この考えをまず何とかしてほしい。



役所が出来ることと言えば、

①金で釣る(もうやってる↓)

②条例を作る(もうやってる↓)

③県議会議員にお願い。(多分もうやってる)

④借金のカタに医者を働かせる



役所は結構頑張ってると思います(マジで)


あとは、

働きやすい職場を作るための 『現場の努力』

そして、


医療従事者を嫌な気持ちにさせない 『地域の努力』

嘘でも演技でもいい。

医療従事者に気持ちよく働いてもらいましょう。




病院側も悪徳患者を排除するための方法を考えた方がいい・・・

でも、こんなの↓が記事になる地域の民度を考えると、正直夢物語な気がする。

伊賀市役所監視カメラ 「犯罪者扱い」撤去の声 三重

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101020-00000001-san-l24  


やっぱり、これ↓が正解???なのか?





まあ、『現場の努力』の一例をあげるならば、
態度の悪い患者を排除するだけでなく、
善良な患者に美味しい思いをしてもらうのも一つの手かな?
と思った。


『CT・血液検査無料券』

『美人女医&ナースの訪問診療サービス』

『救急優先受け入れサービス』


うーんダメだな・・・
なんかこう、患者的に欲しいモノってないかな??
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湖東病院、来月から入院病床を休止へ 常勤医師の減少理由に

 

 湖東総合病院(八郎潟町、中鉢明彦院長、149床)が来月から、入院病床を休床することが17日、分かった。新規患者の受け入れは同日までに停止した。外来は現状通り続ける。同日現在の入院患者は29人で、運営するJA秋田厚生連は来月中旬までに転院先を確保する方針。

 厚生連は休床の理由に常勤医師数の減少を挙げており、「内科の常勤医が3~4人いなければ、入院患者に対応できない。苦渋の決断であり、医師確保を最優先に取り組む」としている。

 厚生連によると、17日現在の常勤医は6人で、内科医2人、産婦人科、脳外科、整形外科、眼科が各1人。内科医2人のうち1人が先月中旬に退職の意向を示しており、後任医師を探しているが確保できていないという。

 同病院の常勤医は昨年4月時点で16人だったが、転勤や開業などで退職が相次いだ。医師数減少に伴い、入院患者の受け入れ態勢も縮小。診察できなくなった科目の入院受け入れを順次停止した。

入院の受け入れ可能な稼働病床数は従来の165床を今年4月には113床、同6月には53床に削減した。


http://www.sakigake.jp/p/akita/topics.jsp?kc=20101118a

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引用ここまで




当ブログに多大なる貢献をしてくれた湖東総合病院


http://ameblo.jp/fighting-doctor/entry-10575077581.html

http://ameblo.jp/fighting-doctor/entry-10575077581.html

http://ameblo.jp/fighting-doctor/entry-10623688865.html

http://ameblo.jp/fighting-doctor/entry-10638567142.html

http://ameblo.jp/fighting-doctor/entry-10668651143.html

http://ameblo.jp/fighting-doctor/entry-10668651143.html

http://ameblo.jp/fighting-doctor/entry-10672238885.html

http://ameblo.jp/fighting-doctor/entry-10676784026.html



こういう結末を迎えることはわかりきっていましたが、


思ったより早く逝ってしまいました。


なんか さびしい ( ●´艸`)





・県や厚生連といった現場も地域も知らない人間が僻地医療やったって駄目だという事。


・「医者は常識がない」と言われますが、政治家や役所の常識は医者には通用しない事。


・自分の街の性能を無視した過剰な要求に、応えたい医者なんぞいないという事。



秋田県のみならず、日本の僻地医療の最先端を走り、

『駄目な病院は何が駄目なのか』

我々にヒントを教えてくれた湖東総合病院。




この病院の入院病床休止を決して無駄にはせず、

未来の新しい医療の糧とさせていただきます。

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親切な若い医師

大阪府豊中市 今西博子 71

 3年前、過労からだろうか、強烈なめまいに襲われた。吐き続け、1日で3キロやせてしまった。症状が落ち着くのを待って翌日、病院を受診した。休日の救急外来で対応したのは若い医師だった。状況を親身になって聞いてくれ、 

「それは本当にしんどかったですね」と共感してくれた。ほっとした。

 一方、後日、めまいでつらかった体験を主治医に話したら、「そんなん、船酔いと一緒やん」と一笑に付された。ベテラン医師に、若い医師のような思いやりの言葉を求めるのは患者の甘えなのだろうか。

http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=33258

=================

引用ここまで。



最近の医学部(看護もそうだと思いますが)


患者さんの立場になって、つらい気持ちに共感しましょう!

みたいな事を教育されます。


あ、俺の学生時代はもう最近じゃないか( ´艸`)



>「それは本当にしんどかったですね」


こんなん俺でも言うわ!!( ´艸`)

正直者の僕は「心がこもってない!」とすぐに見破られそうですが。



医者すべてが俺みたいなやさぐれ医師ではないので、

本当に共感してくれたのかもしれませんが。



この投書の主治医は「ベテラン」らしいので、

そういう教育を受けてこなかった世代なんでしょうね、きっと。



ちなみに、

自分の「持病」と同じ病気の患者が来ると

100%嘘偽りなく共感できます。

「ぼくも同じ病気だから、その症状よくわかるよ~」ってね!

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