面接で言葉に詰まった時に思い出したい7つのヒント
1.平常心を保とう
まず最初に絶対に忘れてはならないのが平常心を保つ、ということです。気持ちが焦ってしまうと、カラダに反応が出始めます。例えば、血圧があがったり、心拍数が速くなったりします。一度ストレス反応を見せ始めると思考能力が妨げられ、無考えな発言をしてしまう可能性もあります。
深呼吸をして、言葉に詰まっても問題ない、ということを自分自身に言い聞かせましょう。この場面はなんとしても切り抜けなくてはなりません、ですが、状況を変えるのに特にできることはありません。心を落ち着かせて、正しい答えを探してみてください。
2.「わかりません」の即答はNG
じっくり考えることなく「わかりません」と面接官に言うのは理想的な返答ではありません。ですが、口からでまかせを述べて適当に話を取り繕うのもあまり感心できません。面接官にそれがばれてしまってはまずいわけですから。
3.質問をしよう
理解できないのは質問のせいかも知れません。面接官が言ったことをより明確に説明してもらえるように頼んでみましょう。質問することにより、より詳細が見えてくるのであれば、何かの手がかりにはなりそうです。
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4.自分が知っていることを面接官に伝えよう
質問に対してなんらかの知識を持っている場合、自分がその状況について何を知っているのかについて面接官に説明してみましょう。声を出して発言することによって、問題が何かを明確にすることができる場合もあります。
5.どうやると答えを導きだせるかについて話してみよう
答えが分からない場合でも、どうやってその問題を解決していくのかというプロセスを面接官に伝えることはできます。面接官が難しい質問をぶつけてくる時、あなたの思考回路が試されている、という場合も多々あります。実際の答えよりも思考回路が大切という場合も考えられます。あなたがイニシアチブを取ることができ、解決策を導きだすために必要なリソースを有している人材なのかどうか、もしくは問題が起こった場合には誰かが解決してあげなくてはいけない人材なのかどうかが試されているのかも知れません。
解決策を模索する間、知らない部分があることを認めてみましょう。正直な人であることが伝われる方がなんとかしてごまかそうとしていることが見破られるよりも得策です。
例えば、何かを計算する必要がある場合で、あなたは暗算が非常に苦手である、という場合、「ちょっと暗算が苦手なので答えはわかりませんが、この計算式で答えはでるはずです。計算機があればすぐにわかります。」と正直に答えることによって脆弱性と透明性を同時に見せることができ、結果的に好感度がアップする場合も多くあるはずです。
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6.正直に言うタイミングを知ろう
答えを知らないことを面接官に見せない、という戦術も紹介しましたが、このルールには例外もあります。例えば、単語の定義、など答えが記憶力に頼る類いのものである場合、思いを巡らせたところで答えにたどり着ける可能性は著しく低いので、答えを知らないことを認めてしまうのが最も良い方法かも知れません。
面接官には「とてもよい質問ですが、残念ながら私にはすぐに答えることができません。面接の後にフォローアップさせて頂いてもよろしいでしょうか?」と言う内容の返答をしておくとあまりマイナスなイメージには結びつかないはずです。
7.フォローアップメールを送ろう
面接後のフォローアップメールはあなたのセカンドチャンスとなり得ます。返答に困った質問についてメールに書いてみましょう。そしてメールで書く際にはスムーズな回答が望ましいところです。
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面接官が明らかに気がついた問題点のみに注意を促し、それ以外のわからなかった質問等に関しては触れないようにしましょう。「その質問に対する答えを知りませんでした」と言うのではなく、しばらく考えてみた結果、問題に対する解決策をいくつか思いつきました、という内容にするとよいでしょう。
本記事を執筆した Emily Co は、米メディア「POPSUGAR」の編集者です。
What You Should Do If You're Stumped During an Interview|POPSUGAR Smart Living
Emily Co(原文/訳:まいるす・ゑびす)
Photo by Thinkstock/Getty Images.
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