このあいだ仕事で乗っている営業車をカーポートの支柱にぶつけてしまって、車も心も凹み気味のところです。雪も多いしなんだかヘコみっぱなしの週末でした。
そんな失敗した時のことですが、人が失敗したときに必要なのは「失敗した後の対応の的確さ」だと思うんですよね。
自分のことより、相手のことを心配できるかとか。
この失敗によって、どのような事態が想定されるか。
一言で言うと、どうするのがベストかを考えて行動するかが大事な気がします。
そしてダメなパターンと思うのは自分の事ばかり考えて行動してしまうことですよね。
相手よりも自分。事故の状況確認よりも自分の責任の心配をするような行動は悪いパターンだと思います。
自分の心配ばっかりされては被害を被った側は怒り心頭、激おこだと思います。
そして自分の心配ばっかりする人って、仕事が出来ない人に多いような気がするんですよ。
仕事が出来ないやつはいつだって被害者
なんで自分の心配ばかりする人は仕事出来ないと思うのかと言うと、仕事が出来ない人は悪い意味で自分を大事にしてると思うんです。
自分がなるべく傷つかないように。
自分が出来る限り楽をできるように。
失敗しても悪いのは自分じゃない、あいつが悪いんだ!みたいな感じです。
とにかく自分を守りたいような人。
例え他人を犠牲にしても自分は悪くないんだ!と主張する人は仕事も出来ないし、人望も薄いような印象があるんですよ。
偏見かもしれないですがニートとかよく「自分は悪くない、ちゃんと躾をしてこなかった親が悪いんだ」とか「就職できないのは社会が悪いんだ、みんな見る目ないんだ」とか言ってるようなイメージを持っているんです。勝手な妄想かもしれませんが。
逆に仕事が出来る人とか優秀な人、スポーツ選手は言い訳をしないイメージがあります。
失敗は真摯に受け止めつつも、次のチャンスに向けて淡々と仕事をこなしていくような気がします。
ある程度言い訳したとしても、人のせいにしなさそうですよね。
とりあえず「でもー、失敗したのは私が悪いんじゃなくて先輩が教えてくれなかったのが悪いんですよー」みたいなことは言わなさそうです。
出来る人ほど失敗した内容を分析して、どこがいけなかったか、次はどう行動していくかとか前向きな態度を持っている思うんです。
でも出来ない人は自分の気持ちを守りたいばかりに他を攻め立てるんです。
「俺の仕事が遅いんじゃなくて、経営陣のやり方が悪いんだ!俺は悪くない」みたいな変なことを言っちゃってる気がします。
そんな自分第一の人にはなりたくないなと思った今日だったのでした。
なんでそんなこと思ったと言うとですねー。
車をぶつけたときに「カーポートの支柱は無傷だし、会社に言わなきゃバレないだろ」とか「このくらいのヘコみたいした事ない。」や「そもそもぶつかったのは道が狭かったせいだ、雪が積もっていたのも原因だろ」という邪な気持ちが出てきてしまったんです。
結局は会社にはありのままを報告して始末書も書いたわけでしたが、そんなこと思っちゃう自分は「あっ、やっぱり俺はダメなやつだな」と思った次第でございました。
ちょっとづつでも誠実な人間になれるように努力していきたいなと思いもす。