戦闘医師  ~医療のスキマで火を放つ~

医療のスキマで医療の敵と地味に戦う医師のチラシの裏


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【男性100名様】遂に日本上陸!Gillette(ジレッド)の「新感覚カミソリ」プレゼント

http://kuchikomi.ameba.jp/user/showPrDetail.do?prId=6553


  感。 もはや「剃る」ではない。 



戦闘医師  ~医療のスキマに火を放て!~

プレミアムネタ 選ばれたブロガーにだけ届く、特別なブログネタです。


だって。




男の朝の身だしなみと言えば、ひげそり。


僕は髭が固いうえに肌が弱く、安物2枚刃を使うと顔面血まみれになります。


今愛用しているのが、


『ジレット フュージョン 5+1 パワー』 という5枚刃でバイブレーションのモノです。


一度5枚刃を体験すると、もう2枚刃なんてつかえません。






そのジレットから新製品が出るんですよ!?


そりゃ応募するでしょ!?





と、衝動的に名前、住所、電話番号を送信してしまいましたが、


実は、医療を破壊する悪の集団の陰謀だったりしないよな?

と急に不安になった。




プレミアムネタ 選ばれたブロガーにだけ届く、特別なブログネタです。

このセリフがすでになんか嘘臭くて怖い

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社説:イレッサ 誰のための副作用情報

 肺がん治療薬のイレッサの副作用で死亡した患者の遺族らが国と販売元のアストラゼネカ社を提訴した損害賠償請求訴訟で、同社は「副作用の警告は十分しており適切に対応してきた」として和解勧告を拒否する方針を裁判所に回答した。国も拒否する方向で調整している。たしかに添付文書に副作用の間質性肺炎は記載されている。しかし、患者や現場の医師に危険性が十分伝わるものだったのか。医療における情報提供のあり方が問われているのだ。

 訴訟の焦点は(1)承認審査(2)販売時の情報提供(3)副作用が多発した後の対策--が適切だったかどうかだ。裁判所は(2)について「添付文書や説明文書に副作用に関する十分な記載がなされていたとはいえない」と指摘した。現在のイレッサの添付文書は冒頭に「警告」で致死的な間質性肺炎の副作用を赤字で目立つように囲ってある。だが、販売開始直後は2枚目の目立たないところに黒字で記され、「致死的」の記述はなかった。ほかの肺がん治療薬では化学療法に十分経験のある医師や緊急時の措置ができる医療機関に使用が限定されているが、それもなかった。

 一方、販売前からイレッサは「副作用の少ない新薬」と宣伝され、ほかに治療方法がない患者や現場の医師には「夢の新薬」の期待感が高まっていた。同社はそうした状況を作ることに関与しながら、重大な危険性に関する情報提供をこの程度で果たしたとはいえない、というのが裁判所の判断なのである。

 この和解勧告に対して日本肺癌(がん)学会など医療側からは「不可避的な副作用の責任を問う判断は医療の根本を否定する」「医療崩壊を招く」などの批判が起きている。一方、承認審査や使用ガイドラインの作成に携わった医師や、訴訟の中で被告側の証人に立った医師の中に、同社から寄付や講演料などの金銭を受けている人が何人もいると原告側は主張する。企業との経済的関係が医薬品の評価をゆがめるおそれがあることは国内外の各種指針で指摘されている。厚生労働省や医療関係団体が肺癌学会に対して同社との経済的関係について公表するよう何度も求めているが、いまだに公表していない。

 新薬に関しては製薬企業や審査する専門医らには膨大な情報があるが、患者側には審査や安全対策が適切だったかどうかを検証しようにも情報が少ない。結果的にイレッサは800人を超える副作用死を出した。同社や肺癌学会には自らに都合が悪い情報についても詳しく公表する責務があるのではないか。被害者救済を求める裁判所に対し「副作用は不可避」「医療崩壊を招く」と批判するだけでは通らないだろう。


http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20110128k0000m070128000c.html

引用ここまで

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イレッサ訴訟です。

ここで国が和解すると、

患者 「先生、何かいい薬ないでしょうか」

医者 「いや~アメリカや中国や韓国では普通に使われて薬があるんですけど、
     日本では安全性の面からまだ認可されてないんですよ~」

いわゆるドラッグ・ラグが悪化し、日本の医療水準が世界標準から大幅に遅れかねないでしょう。



それはさておき、上記の社説。

医者と製薬会社を悪者にすることしか考えていません。

毎日新聞は弱者や被害者の味方でも何でもなく、

単に医療を叩いて悦ぶ新聞だという本質がよく表れています。

ま、今更ではありますが。
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・高い理想を掲げるカリスマ医師モドキがいる病院。



噂ですが、


院長が、出張当直医に頼ることなく、

毎晩病院で仮眠し、急患に備えている病院があるそうです。

なんでも、阪神大震災を経験した、とても優秀な医師らしいのですが、

やってくる医師に対する要求水準が高く、皆やめてしまうらしいのです。

とても不足しているのに、新規参入のハードルがやたら高いという・・・


ま、その院長が、その病院にいるうちはいいんですよ。

でも、いつの日か後進に道を譲らなければならない。


果たして後進が育つ目途はあるのでしょうか?



高い理想を掲げるのは結構ですが、ついて来てくれる人がいなければ、

院長の退職と同時に医療が消滅します。


医師免許が必要である故、某国のように息子に地位を譲るのは難しいです。



トップ崇高な理想に周りがついていけない病院。

結構、こういう病院あるんじゃないでしょうか?



現実を直視し、持続可能な地域医療を!




ガンダム少数精鋭のガンダムじゃなくて、 

ジム 寒冷地仕様量産可能なジムで出来る戦い方をしよう。

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・病棟から、医師住宅が見える病院。


プライバシーもくそもあったもんじゃありません。


「先生、彼女(親)来てたでしょー」

「週末どこいってたの~」

「昨日遅くまで起きてたでしょ~」


こんな医師住宅からは逃げ出したくなります。


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適正で迅速な裁判環境づくり進める 長野地裁・家裁の貝阿弥所長会見

長野地裁・家裁所長に19日付で就任した貝阿弥(かいあみ)誠氏(59)は、長野地裁で会見し、2009年5月の施行から2年近くになる裁判員制度に「適正で迅速な裁判を行うための環境づくりを進めたい」と抱負を述べた。

 貝阿弥氏は「裁判官からは、裁判員の意見にはっとさせられ、勉強になったことも多いと聞いている」とも語り、市民感覚を反映させる制度を評価した。

 印象に残る担当事件は、2003年から4年間、東京地裁で手掛けた数々の医療過誤訴訟を挙げ「患者が高水準の医療を期待する一方、医師はわれわれが思う以上に一生懸命で、両者の調整が悩ましかった」と振り返った。

 貝阿弥氏は岡山県出身。1978年に東京地裁判事補に任官し、法務省大臣官房訟務総括審議官や東京高裁判事などを歴任した。

 (妹尾聡太)

http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20110129/CK2011012902000105.html


引用ここまで

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>医師はわれわれが思う以上に一生懸命で、


この記事を見た時、


この人は医師が一生懸命やってないと思っているのだろうか?


という感想を持ち、大変違和感を感じました。


この人の医療過誤訴訟を見ると、驚きの全例医療側敗訴です。







★ペースメーカー手術遅れ死亡 東京女子医大に賠償命令

 「妻が心臓病で死亡したのは病院側がすみやかに治療しなかったためだ」として、
遺族の夫らが東京女子医大(東京都新宿区)と担当医を相手に4400万円余の
損害賠償を求めた訴訟の判決が2日、東京地裁であった。貝阿弥誠裁判長は
「医師には速やかにペースメーカーを埋め込まなかった過失がある」と述べ、
病院側に計3900万円の支払い を命じた。

 判決によると、神奈川県相模原市の女性(当時55)は不整脈の一種を発症し、
97年10月17日に同病院で診察を受けた。担当医はペースメーカーの埋め込みが
必要だと判断し、同月31日に入院させたうえ11月4日に埋め込み手術をする
計画を立てた。ところが女性は手術前日に心臓発作を起こし、8日後に死亡した。
判決は、緊急治療の必要があったと結論づけた。


不整脈には全員ペースメーカーをしなければ、訴訟で負ける。
不整脈では全員緊急入院が必要、という素敵な判例です。


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<医療ミス判決>産科医院に2億2千万円の賠償命令 東京地裁

帝王切開で出産後、多量に出血して植物状態になったとして、東京都内の女性(37)と
夫が千葉県習志野市で「関本産婦人科医院」を経営する「医療法人寛和会」と医師2人に計
約2億7000万円の損害賠償を求めた訴訟で、東京地裁は9日、総額2億2000万円余
の支払いを命じた。貝安弥(かいあみ)誠裁判長は「(適切な処置が可能な)病院に早く
転院させるべきだった」と医院側の過失を認めた。

判決によると、女性は01年6月、同医院で帝王切開を受けて長男を出産した。直後から
腹内の出血が始まり、医師は「医院では処置できない」として、約6時間後に転院させた
ものの、女性は植物状態になった。

争点は術後の措置が適切だったかどうかだった。判決は「出産から約4時間後には転院
のための手続きを始める義務があった」
と認定した。そのうえで、将来の介護費用を
約1億円(1日1万5000円)、逸失利益を約5500万円などと算定して高額賠償を
命じた。

習志野市医師会によると、同医院は現在閉院している。同医師会は「自主的に廃業したと
聞いている」と話している。(毎日新聞)


6時間後と4時間後で天と地ほどの差ですね。


4時間後に転院して植物状態になったら、2時間後には(以下略)

2時間後に転院して植物状態になったら、1時間後には(以下略)
1時間後に転院して植物状態になったら、30分後には(以下略)
という判決になっていたかもしれません。


医師を悪者にして金を絞りとれればそれでOKということでしょうか?

短期的にはそれでOKだったのかもしれませんが、

長期的には妊産婦の命を危険にさらす結果となりました。


こういう判決が産科医療を破壊し妊婦の命を危険に曝す結果となりました。

貴重な産科医が裁判によって撲滅された。これは事実です。


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産科医が気管内挿管の技術を持たなかったために、

無呼吸状態で生まれた新生児の救命ができなかったとして、
死亡した女児の両親が千葉県銚子市の診療所に約8580万円の損害賠償を求めた訴訟は7日、

5500万円の 支払いなどで双方が合意し、東京地裁(貝阿弥誠裁判長)で和解が成立した。 女児は99年12月に仮死状態で
生まれ、自発呼吸がないまま01年9月に死亡した。両親は(1)呼吸抑制の副作用のある無痛分べん薬を
母親の承諾なく投与した(2)救急車到着までの50分間、呼吸確保のための気管切開をせず酸素マスクだけで
処置していた――と、産科医のミスを主張していた。

死産も医者が悪い。


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土浦市の「土浦協同病院」で脳動脈りゅう切除手術を受け、直後に死亡した女性(当時48歳)の遺族が、
病院を経営する県厚生農協連合会に約7000万円の損害賠償を求めた訴訟で、東京地裁(貝阿弥誠裁判長)は25日、 主治医が危険性の説明を怠った責任を認め、病院側に345万円の支払いを命じた。


ミスがなかった時に医者を悪者にできる、便利な『説明義務違反』




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「歯科医が適切な歯磨き指導をしなかったため虫歯になった」として、東京都内の女性(24)が、都内にある
矯正歯科医院の歯科医2人に約410万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は10日、55万円
支払いを命じた。貝阿弥誠裁判長は「矯正治療中は虫歯になりやすいことを説明し、歯磨き指導をする義務がある。
ブラッシングを丹念するよう十分指導すれば虫歯の発生は防止できた」と歯科医の責任を認めた。判決によると、
女性は1998年3月から2002年1月にかけて、口中に固定器具をつけた矯正治療を受け、完了後、上前歯4本が
虫歯になっていることが分かった。歯科医側は「十分に指導した。歯磨きで口内の衛生を保つのは本人の責任 」と
主張したが、貝阿弥裁判長は「今まで通リ歯磨きするように、と述べる程度の指導では不十分」と退けた。

どうみても言いがかりみたいな裁判ですが、

歯科にも容赦ありません。

「虫歯になったら歯医者が悪い。」


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「人間が死ぬのはすべて医者のせいだ。

医師は基本的にろくでもない連中なので、

金をふんだくってやればいいんだ。

でも、医者は思っていたよりは、マシだったな。」

貝阿弥誠氏の本音は上記のとおりとお見受けしましたが、どうでしょう?

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僕の好きな、ナックルズの危ない病院シリーズです。


今回は現場で働く医師として、ナックルズマンガの真否を検証します。


戦闘医師  ~医療のスキマに火を放て!~

↑これが表紙。


サブタイトル

『こんな奴らに命、預けられますか―!?』


「僕みたいな奴に命、預けないでください。」

というのが本音。


戦闘医師  ~医療のスキマに火を放て!~

↑救急医療は儲かると誤解している人がいますが、

病院にとっては、経営のお荷物です。


戦闘医師  ~医療のスキマに火を放て!~

「これ以上働かせて、俺を殺す気か!」

と怒る医師。


気持ちはわかります。


昔、夜中に病棟に呼び出されたときに同じようなセリフを言った覚えあり。


医師も生身の人間です。

無限の体力、精神力があるわけでもなければ、

病気になりにくいわけでもありません。



戦闘医師  ~医療のスキマに火を放て!~

「今カップラーメンにお湯を入れたからに決まってるだろ!

のびてぬるくなったラーメンを食えって言うのか!」

と、カップメンを食べるために急患を断る医師。


実際には、急患の連絡が来てから、

病院に到着するまで10分以上かかる場合がほとんどなので、

カップメンは食えます。


でも昔、カップメンにお湯を入れた瞬間に「今患者来てます」と連絡があって、

食ってから診察しに行ったことはあります。軽症でしたが。




戦闘医師  ~医療のスキマに火を放て!~

「雇ってくれる病院は他にもあるから」

「受け入れて医療ミスした方がよっぽどヤバイだろ」

「リスクマネージメントしたんだよ」


はい、救急なんぞに手を出さないのが最大のリスクマネージメントです。

救急に勤務してる時点でリスクマネージメントがヤバイ。

文句を言って怒りながら救急をやるぐらいなら、辞めた方が賢いです。






戦闘医師  ~医療のスキマに火を放て!~

酔っぱらいながら急患を診ようとしている医師です。


はい、昔飲酒後に内視鏡(胃カメラ)やりました。




戦闘医師  ~医療のスキマに火を放て!~

悪徳な医師『だけ』


医師だけが金を喰っている訳ではありません。


年収4000万の医師が1人いるよりも、

年収1000万の仕事しない他職種が5人いる方が問題です。

組合が強い赤字の病院では、実際によくある話です。





戦闘医師  ~医療のスキマに火を放て!~


「当直がオペができない医師や研修医だけなんてケースも実際にはあるほど」

「実際にはあるほど」っていうか、

ほとんどの病院がそうだと思います。


僕も研修医の時に500床の病院で1人で救急車受けて当直してましたし。

救急医は麻酔科や内科あがりが多いので、オペができる人の方が少ないでしょう。

それに外科医が1人で出来るオペは極めて限られます。


ナックルズスタッフは救急医療に対する幻想を一刻も早く捨てるべきです。




戦闘医師  ~医療のスキマに火を放て!~

医局に入ると教授が医者を病院に派遣するんです。

医者は絶対服従です。

どんな病院でも勤めなければなりません。


戦闘医師  ~医療のスキマに火を放て!~


君は病院の名誉を傷つけた。

残念だがここで働く資格はない。


20世紀の医局って、多分こんな感じだったのかも。

現在では

もはや医局の派遣命令に絶対服従する医者なんぞ

絶滅寸前の天然記念物です。

その証拠に、大学が派遣を中止して診療科閉鎖(縮小)という現象が各地で起こってます。


日本中の大学で医局員不足に苦しむ現在では、

医局員を首にする教授も絶滅寸前だと思います。



(昔)君は病院の名誉を傷つけた。残念だがここで働く資格はない。

  ↓↓

(今)大変だったな。また大学で頑張ってくれ。

   辞めた○×先生の後任として助教(講師・准教授等)にするから。


教授にしてあげる、と言われたのに辞めた准教授を知ってます。




ナックルズ編集部にとって、

医療界と裏社会って、オセロの白と黒みたいなもんなんでしょうか?



という訳で、興味のある方はコンビニでこの本を購入しましょう。

ナックルズ編集部の次回作に期待しています。

というか、このブログをマンガにしてほしいくらいですw




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いつも当ブログを読んでいただきありがとうございます。


1月は仕事が多忙だった故に、記事もあまり書けませんでした。



7今回のベスト10は、実は3位と4位の差が大きく、

1位、2位、3位の差がほとんどありません。


こうしてみると、過激な記事が人気のようです。


最近、守りに入ることが多かったですが、


初心に帰って、攻める2011年にしていきたいですね。




第10位 下を向いて歩こう

医学的な結婚適齢期とは?

http://ameblo.jp/fighting-doctor/entry-10761254610.html


第9位 ハチロクだとぉ!

若気の至り

http://ameblo.jp/fighting-doctor/entry-10761272598.html


第8位 お察しください

遺体は、どうやって退院したらいいでしょうか?

http://ameblo.jp/fighting-doctor/entry-10756594115.html


第7位 資産0でも自分の病院を手に入れる方法

僻地公立病院を自分の病院にした男

http://ameblo.jp/fighting-doctor/entry-10756609675.html


第6位 恋の街札幌①札幌駅南口編

札幌の風景写真です

http://ameblo.jp/fighting-doctor/entry-10755677528.html


第5位 「地域こそが最先端」とは限らない

僻地でも、医療政策や思想では最先端になりうるのですが・・・

http://ameblo.jp/fighting-doctor/entry-10768964089.html


第4位 で、結局医者が悪者なわけね?

精神疾患を合併した腸閉塞患者の話。

http://ameblo.jp/fighting-doctor/entry-10749192063.html



2位第3位3位 これぞ「ホンネ外来」

嘘も方便、演技も仕事、正直者は馬鹿を見る。


http://ameblo.jp/fighting-doctor/entry-10765035365.html



2位第2位2位 無医自然・自然に還ろう(後編)

人間も命ある生き物、最期は地球と一つになるのです。


http://ameblo.jp/fighting-doctor/entry-10771435101.html



1位第1位1位 CTは「免罪符」(゚∀゚)

救急医療訴訟で負けないコツの一つはCTをとること、になりつつあるようです。


http://ameblo.jp/fighting-doctor/entry-10769471797.html



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今回は主に、看護師離職のリスクになりそうなものを列挙しました。

本当にリスクになるのかどうかはわかりませんw

誰か調べてくださいww



・申し送り以外に、詰め所で看護師がよくわからない会議を開いている病院。

  ↓

非常に物々しい雰囲気で近寄りがたいです。

会議の結果は僕のところに伝わってこないことが多いです。

なんとなく参加させられて、仕事が進まず困っている人も多いのではないでしょうか?



・小さい病院のくせに、病院機能評価に力を入れている。

  ↓

基幹病院ならともかく、僻地中小病院にはとどめの一撃になりえると思います。

職員の負担は半端ないようです。



・インシデントでもアクシデントでもないような些細なことでインシデントレポートを書かされる。

  ↓

仕事が終わってから書いてます。疲れます。

現場をよくわかってない偉い人が『医療安全のためインシデントレポートをたくさん書きましょう!』

とか号令をかけるからこういうことになる。



・小さい病院のくせに、若い看護師に勉強会や研究会を強要する。

  ↓

教育病院を兼ねる基幹病院ならわかりますが、

僻地中小病院で無理強いはいけません。

これが原因で辞める人が続出し、病棟閉鎖に追い込まれた病院が実際あります。

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沖縄の救急医療:受け入れ拒否急増 1月すでに245件


 年末からの冷え込みで体調を崩して入院する高齢者の増加による救急病院の満床で、消防からの救急搬送受け入れ要請を拒否せざるを得ない例が本島中南部で今月1日から25日までに少なくとも245件あったことが25日、琉球新報の調査で分かった。2009年は年間で27件にとどまっており、今年は既にその9倍強に上っている。特に南部で深刻で、受け入れまでに7回要請をした例もあり、県内の救急医療はパンク状態となっている。背景には季節的な患者増だけでなく、緊急でないのに救急を受診する患者の多さなどがある。事態を重く見た県は関係者の連携強化に取り組むと同時に、日ごろの健康管理の徹底やかかりつけ医の受診、救急車の適正利用を県民に呼び掛けている。

 琉球新報は25日、本島中南部の11消防本部、主要救急病院11院に患者受け入れ拒否の状況などについて調査。受け入れ要請拒否件数は那覇市消防本部が最も多く93件。島尻消防・清掃組合消防本部が45件など本島南部地区で深刻。中部地区は少なかった。

 患者が受け入れられるまでの要請回数は最大7回。患者を受け入れられない主な理由は「病床満床」「処置困難」だった。事前に消防本部に救急車の受け入れ制限を通知した病院もあった。

 県内の救急医療は患者の搬送受け入れが困難となる「たらい回し」がないことで全国的に知られている。県防災危機管理課によると、09年に救急搬送された5万4535件のうち、1回目の要請で受け入れられなかった例は27件(0・05%)あったが、2回目の要請ではすべての搬送患者が受け入れられていた。

 病床利用率100%に近い状況が続く各病院は患者増について「脳卒中や循環器系の患者が増え、高齢者が比較的多い」「冷え込んだため患者が多い」「インフルエンザの流行も重なっている」などと説明している。どの病院も重症患者は受け入れているが、腰痛やしびれなど軽症の患者の受け入れを断わることがあるという。(玉城江梨子)

(琉球新報)

http://mainichi.jp/area/okinawa/news/20110126rky00m040004000c.html

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本土で2007年頃に起こり始めた現象が、沖縄では2011年に始まったようです。

まあ、本土並みの医療水準になったということでしょうか。

八重山病院の件をはじめ、沖縄の医療政策や医療に対する考え方はかなり遅れている印象です。



遅れていない県はどこかって??

そりゃ、聖地『奈良』を筆頭とする、関西方面でしょう。

「小児科を守る会」は兵庫県。
「加古川心筋梗塞事件」は兵庫県。
「生活保護ピンはね病院」は大阪府。
「嫌なら辞めろ」の舞鶴は京都府。



医療崩壊後発の沖縄県には、是非他県の失敗例を教訓に、素晴らしい医療政策を期待したいです。
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出産後死亡の女性「医師が適切な処置怠る」 遺族の主張ほぼ認める 水戸地裁判決

 茨城県取手市の医療機関で女性=同県利根町=が出産後に死亡したのは医療ミスが原因として、遺族が医療法人「緑生会」(千葉県我孫子市)と医師に約8500万円の支払いを求めていた訴訟で、水戸地裁(窪木稔裁判長)は27日、約6959万円の支払いを命じる判決を言い渡した。

 判決によると、女性は平成17年8月17日、緑生会が運営していた産婦人科クリニックで女性が男児を出産した際、子宮から大量に出血。同21日に女性が死亡した。

 原告側は、女性が大量に出血していたにもかかわらず、医師が分娩室(ぶんべんしつ)を離れ、輸血や病院搬送などの適切な処置を怠ったため死亡したとして、約8471万円の支払いを求めていた。

 窪木裁判長は「医師が医療水準にかなった医療行為を行っていれば生存していた可能性が高い」として、病院搬送時期の判断を除いて「的確な判断、処置を怠った」と、原告側の主張を認めた。

http://sankei.jp.msn.com/region/news/110127/ibr11012719190069-n1.htm

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引用ここまで。



また貴重な産科医が撲滅されました。



「こどもを生むというのは、とても危険で大変なこと」



周産期死亡率の推移つきで小学校の教科書に載せたい。


本気です。


「おかあさんに感謝しましょう」と優等生的に締めればOKだと思う。

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