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16 Feb 2014 14:48

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鹿児島テレビ音声流用「放送倫理に違反」 BPO意見書

朝日新聞デジタル 2月10日(月)17時44分配信

 鹿児島テレビ放送が昨年6月と8月に放送した情報番組などについて、放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会は10日、他社の取材による音声を無断で流用したとして、「取材・制作の過程は適正とは言えず、放送倫理に違反する」などとする意見書をまとめ、公表した。

 流用された音声が使われていたのは、昨年6、8月の夕方の情報番組「ゆうテレ」と、同6月の番組「チャンネル8」。鹿児島県内の高校の男子新体操部を取り上げた部分で、いずれも子会社のディレクターらが手がけた。

 同委員会によると、このディレクターは取材現場で、南日本放送が同部の監督に付けたワイヤレスピンマイクの音声を、周波数を合わせて傍受するようスタッフに指示。実際に番組で使おうとは考えていなかったが、編集作業の中で他局の音声だという意識が薄くなり、流用したという。

     ◇

 鹿児島テレビ放送は「決定を真摯(しんし)に重く受け止めております。取材から放送までのチェック態勢を一から見直すなど、再発防止に取り組んでいます。今後とも放送倫理の確立に努め、視聴者の信頼を回復できるよう全力で取り組みます」とコメントを出した。

朝日新聞社

最終更新:2月10日(月)19時52分

朝日新聞デジタル