大雪:群馬・南牧村、孤立2日目

毎日新聞 2014年02月16日 18時31分(最終更新 02月16日 18時40分)

大雪により孤立状態となる中、重機を使って道路の除雪を行う人たち=群馬県南牧村で2014年2月16日午後0時31分、本社ヘリから手塚耕一郎撮影
大雪により孤立状態となる中、重機を使って道路の除雪を行う人たち=群馬県南牧村で2014年2月16日午後0時31分、本社ヘリから手塚耕一郎撮影

 群馬・長野県境部では雪の影響が大きく16日、長野県知事の災害派遣要請を受け陸上自衛隊第13普通科連隊(同県松本市)の隊員200人が同県軽井沢町と佐久市の国道18号と周辺道路で、立ち往生した車両の救出作業をした。また疲労した運転者らに飲料水や乾パンを配った。

 15日から約1130世帯のほぼすべてが停電するなど孤立状態が続く群馬県南牧(なんもく)村では、隣の下仁田町へ通じる県道の除雪作業が始まったものの、開通の見通しは立っていない。

 また、NTT東日本群馬支店は16日午後5時以降に村内1カ所の交換機の非常用電源の燃料が切れ、村の加入電話約1300回線の通話ができなくなると発表した。【高橋龍介、平井桂月、尾崎修二】

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