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今発売中の週刊新潮に「老舗レストラン『アラスカ』独身美人社長と親密『暴力団密接交際者』」の記事がある。
独身美人社長とは望月薫さん52歳。独身社長が誰と付き合っても構わないが問題なのは暴力団と密接な繋がりを持つ橘秀臣(51)と言う男なのだ。昨年6月と今年2月に詐欺で組織犯罪対策3課(マル暴)に捕まっている。この老舗レストランの美人社長は暴力団と関係ある札付き男と親密な関係にあると言うのだ。
このブログで度々取り上げているのは「公益法人化」を目指す外国特派員協会(FCCJ)が赤字部門の食堂部門を中心に従業員を70数名馘首したことだ。長い会員の僕は彼らに同情してFCCJを牛耳る政権を批判し続けた。(そのため理不尽にも会員資格停止3か月の処刑も受けた.FCCJでは「言論の自由」が認められない)
食堂の従業員たちを殆どクビにしてアウトソーシングしようとした先がこの「アラスカ」だった。マスコミに強い「アラスカ」はプレスセンターや朝日新聞に入り込んでいる。そしてその仲介人が元朝日新聞外報部長で今はFCCJ政権の幹部を務めるチャーリー村上理事なのだ。
労組に対しては「君たちクビにするがアウトソーシング先の『アラスカ』で全員再雇用されるから問題無い」と言質を与えたが、都労委の審問で望月社長が従業員を引き受ける積りは無いしその旨を村上理事に伝えてあることを告白したのだ。
つまり村上理事は堂々と「嘘」をつき「二枚舌」を使って労組を騙そうとしたのだ。その後労組が調べたところ「アラスカ」は多額の負債を抱え企業としては「D」ランクで、村上理事からのオファーを経営再建の「奇貨」としてFCCJを食い物にする計画だったことが判明。村上理事は労組が騒がなければ「アラスカ」にFCCJを「売り渡す」寸前だったのだ。
まさか独身美人経営者と村上理事には「黒い交際」があったとは思えないが、朝日新聞時代を通じて何らかの「胡乱臭い繋がり」があったと考えられる。
そんなきな臭い個人的な腐れ縁で哀れ70数名のFCCJ従業員は馘首され、路頭に迷うことになった。アラスカの件がチャラになったとは言え「雇止め」された労組員は東京地裁に提訴し裁判は今も続行中だ。
週刊誌記事で明らかになったようにノトリアスなアラスカ社長と村上FCCJ理事の腐れ縁で犠牲になった従業員こそ「いい面の皮」だ。
原題の「GRUDGE MATCH」は遺恨試合。30年前の遺恨を晴らす老ボクサーの怨念を描く。
ともにボクシング映画の傑作として名高い「ロッキー」(76)のシルベスター・スタローンと「レイジング・ブル」(80)のロバート・デ・ニーロ。だがロッキーはアメリカンドリームを夢見るフィラデルフィアの工場労働者のフィクションに対し、レイジング・ブルは実際にミドル級チャンピオンだった、ジェイク・ラモッタの半生の実話を描くシリアスな人間ドラマだった。
共にイタリア系ボクサーだがこの映画ではデ・ニーロ扮するビリー・“ザ・キッド”・マクドネンはアイルランド系。20世紀前半は白人チャンピオンが輩出するが、遅く移民で入って来て社会の最下層だったイタリア人、アイルランド人、ユダヤ人が多い。
白人たちが金持ちになると黒人やヒスパニックが王者の座を占めるようになる。ボクシングはハングリーなスポーツなのだ。
ロッキーはポルノ映画などに出演していた三流役者のスタローンが自分で脚本を書きメガホンをとった作品で映画と一緒に実生活のスタローンもアメリカンドリームを掴みとる。
レイジング・ブルのデ・ニーロも現役のミドル級ボクサーと引退後の肥満体中年のラモッタを演じるために体重を27キロ増減させたことで有名だ。アカデミー主演男優賞もフロックでは無い。今年同賞の有力候補となっているマシュー・マコノヒーも「ダラス・バイヤーズ・クラブ」で21キロ落としている。因縁話をするとレイジング・ブルの監督マーティン・スコセッシは77年の「タクシー・ドライバー」で作品賞を「ロッキー」に持って行かれている。
80年代、リングでライバル同士の二人、ピッツバーグのボクシング界で実力を競い合っていたヘンリー・“レイザー”・シャープ(スタローン)とビリー・“ザ・キッド”・マクドネン(デ・ニーロ)。全米で注目を集めていた2人のライバル争いは、1勝1敗という対戦成績で迎えた運命の第3戦の前夜、レイザーが突然引退を発表して幕を下ろした。
それから30年が経ち、HBOで昔のフーテージを見て金儲けのチャンスだと確信したプロモーター、ダンテ・スレートJr(ケビン・ハート)が「もう一度リングに上がり、今度こそ決着をつけよう」というオファーを熱心にプロモートする。
Jrの父、ダンテ・スレートはかつてシャープやキッドの試合のプロモーターをして二人はうまく騙された経験がある。(黒いプロモータードン・キングをモデルにしているか)。
だからJrを余り信用はしない。口先三寸で二人を徐々にその気にさせるJr役のケビン・ハートの機関銃のような喋りはエディ・マーフィーに似ている。
昔、因縁の試合直前に降りたシャープは今でもフィラデルフィアの工場労働者。反対にキッドはセレブの特権でステーキのチェーン店と中古車店を経営して羽振りが良い。二人とも還暦を過ぎてメタボ腹ではボクシングにならないと思うが、キッドはJrのオファーに直ぐ乗る。
シャープは自分を育て見守ってくれたルイス・ライトニング・コンロン(アラン・アーキン)の介護ホームの費用をねん出するために試合を引き受ける。
懸垂も腕立て伏せも殆ど出来ないメタボ・ボクサー2人のトレーニング風景が笑える。車椅子に乗って鍛えるコンロンはロッキーの様に朝起きると生卵を5個飲ませランニングを強制する。
キッドはプロのトレーナーに頼むがジョークだと思ったトレーナーはコミック雑誌に夢中で仕事をしない。そこに現れた若者、BJ(ジョン・バーンサル)が適切なアドバイスをしてキッドに気に入られる。
BJはキッドの実子で今は州立大学のフットボールコーチをしている。初めて8歳の孫を紹介する。三世代の間でBJ(ブロー・ジョブ=フェラチオ)についての会話が笑える。(字幕ではニュアンスは出ていないが)
結婚などしたことがないキッドに子供がいるとは。ここでBJの母親サリー(キム・ベイシンガー)が突如画面に登場する。サリーはシャープ一筋だったが一度だけキッドと寝てBJが出来たのだが、それが30年前の因縁の対戦直前に試合をキャンセルした原因だったのだ。
映画はシャープに焦点を合わせて描かれる。キッドは添え物だ。
成る程舞台はロッキーのフィラデルフィアでシャープはロッキー同様に工場労働者に戻っている。
二人の主演男優、スタローンは67歳、デ・ニーロ70歳と役柄より遥かに年上だが、映画の前半のメタボ腹は、終盤リングに上がった時はへっ込んでいるから大した役者根性だ。
そして二人の対決するボクシングは互いにダウンを繰り返しながら12ラウンドをフルに戦う壮烈な打ち合いになる。
軽いコメディながら二人の主演男優の映画や楽屋オチを加えてたっぷり笑わせる。老ファイターがグローブを交わす姿は何かジーンと胸に来る。
エピローグがまたオカシイ。すっかり味を占めたJrがマイク・タイソンとイベンダー・ホリフィールドにリベンジ・マッチをオファーする。タイソンがホリフィールドの耳を齧って反則負けをした有名な試合がある。タイソンは即座にOKするがホリフィールドは大金やベントレーを付けるのもNO.
最後の決め手ギミックは何だと思いますか?
「ハング・オーバー4」に出演させると言うものだ。タイソンはこのシリーズに出演(ピアノまで弾く)していたのは有名だ。
4月14日より新宿ピカデリー他で公開される。
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