国際【今、何か問題になっているのか】独立を眺めていた韓国光復軍と勝ち取ったインド国民軍+(2/6ページ)(2014.2.16 19:30

  • [PR]

国際

  • メッセ
  • 印刷

【今、何か問題になっているのか】
独立を眺めていた韓国光復軍と勝ち取ったインド国民軍

2014.2.16 19:30 (2/6ページ)

 ■実戦経験のない「戦歴」

 《韓国光復軍は、英国軍と連合して1944年のインパール戦闘(作戦)をはじめ、1945年7月までミャンマー(ビルマ)各地で対日作戦を遂行した》

 同種の記述が韓国の教科書にもあるが、2013年9月17日の光復軍創立73周年記念式典にあたり、韓国メディアが光復軍に関し説明した件だ。「光復」とは主権回復を意味する。式典後、大学教授が「歴史的意義」を講義したが、歴史の表舞台を袖で眺めていただけの光復軍に「歴史的意義」は薄い。

 《韓国光復軍》は1940年9月17日、中華民国=国民党政権の臨時首都・重慶で立ち上げられた朝鮮独立を目指す亡命政府=韓国臨時政府の武装組織だ。記念式典でも朗読された創軍宣言文は「韓国と中国の独立を回復すべく共通の敵・日本帝國主義を打倒し、聯合国の一員として抗戦する」と、勇ましい。

 反日で共闘する現在の「韓中合作」を彷彿させるが、動員計画は遅れに遅れ創軍1年目の兵力は300人に過ぎない。米CIA(中央情報局)の前身で、レジスタンス運動を支援するOSS(戦略諜報局)が協力し、朝鮮半島内の拠点で潜入工作員(2000人説アリ)による破壊活動を実施する作戦を立てたが、日本の降伏が先になった。

関連ニュース

関連情報

  • [PR]
  • [PR]

[PR] お役立ち情報

PR
PR

編集部リコメンド

このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。
© 2014 The Sankei Shimbun & Sankei Digital