スキミング被害に遭ったPayPal社長、見事なツイートで自社PRにつなげる

140216gizmodo_paypalpr.jpg


ギズモード・ジャパンより転載:見事な切り返し!

オンライン決済会社のトップであれば、「ハッキング/フィッシングの脅威に四六時中さらされること」が職務内容のひとつといっても過言ではありません。だからPayPalのデビッド・マーカス社長は、クレジットカード情報がハッカーに抜き取られ、彼らがテンション高く買い物していてもなお慌てませんでした。そして、自らこんな風にツイートしたんです。


イギリス訪問中に、私の(EMVチップ付きの)クレジットカードがスキミングされました。ハッカーのトランザクションが山のように入ってます。もし、お店がPayPalに対応していたら、こうはならなかったでしょう。


EMVチップ搭載カードは、一般的なものより安全だとされていますが、それでも情報を抜かれてしまいました。たしかにクレジットカードの安全性は、リアル店舗での管理がずさんだと一気にあやうくなります。去年の年末には米国の大手スーパー・ターゲットからカード情報が大規模流出した事件がありました。

一方でPayPalはリアル店舗にも進出して、対応店舗数を伸ばしています。だからここぞとばかり「PayPalの方が安全なのに」ってアピールしたんですね。さすが社長、転んでもただでは起きませんね!



USA Today

Ashley Feinberg(原文/miho)

  • SkimBlockカード(スキミング防止カード)米国連邦標準規格FIPS201認証製品 日本製
  • ゴーウェル
コメント
Hot Entry
Recommended
関連メディア