2014年2月16日12時17分
国土交通省高崎河川国道事務所によると、群馬県西部と長野県を結ぶ国道18号(碓氷バイパス)は15日午前0時半ごろから、チェーンなどの冬用装備がない複数台の車が動けなくなったため、後続の200~250台の車が立ち往生している。通行止めにして除雪を進めているが、解消のめどはたっていないという。
群馬県内では、幹線道路の除雪が進まず、高速道路が通行止めになっている影響もあり、各地で立ち往生の状況が見られる。新潟県方面と結ぶ国道17号などでも車が動かず、車中泊する人らが続出している。
また、東京電力群馬支店によると、16日午前10時現在、群馬県内の8273軒で停電。南牧村で1700軒、藤岡市1655軒、安中市1371軒など県南西部に集中しており、除雪が進まず作業員が現地に入れないため、復旧が遅れているという。
南牧村は2010年国勢調査で全国一の高齢化率(57・2%)で、高齢者らの孤立状態に対する懸念が高まっている。
おすすめコンテンツ
※Twitterのサービスが混み合っている時など、ツイートが表示されない場合もあります。
朝日新聞社会部
PR比べてお得!