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dynabook NX 復活!

東芝 dynabook NX は、はっきり言って、失敗作だったと思う。まずは、私が愛用していた
dynabook NX/76GBL (2008秋冬モデル)
について、過去の記事を参照。

dynabook NX について

Core2DUO のノートPCが発熱で落ちる(その2)

Core2DUO のノートPCが発熱で落ちる

何より問題なのは「エコ」を標榜した少々特殊なプラスチックの外装であり、これが弱く、割れやすい。
発熱対策がダメダメで、すぐ落ちる。
その後、ありがちなのだが、冷却ファンが駄目になり、ほとんど動かなくなってしまった。
(内部保護のために極端にパフォーマンスが制限されるため、事実上利用不能になる)
冷却ファン一つの問題なのに、サポートに修理相談すると、二万円近い概算を提示され、なおかつ、マザーボード不良の場合、その交換費用は、新しいノートPCが変えてしまうほどになってしまう。(明らかに冷却ファンの故障なのだが、何故マザーボードまで交換の必要があるのか?! ファンの制御に問題がある場合もあるということか?)
メーカーから冷却ファンだけ買うこともできない。PCパーツを取り扱う店に問い合わせると、信じられない高値を要求される。
馬鹿げているので、結局、dynabook RX3 に買い替えることにした。(懲りずにまた東芝を選んだのは、それなりの理由があって、東芝びいきだからである... なお、個人的には、何があっても松下(パナソニック)の Let's Note は買いたいと思わない。どんなに、性能が良かろうともだ。見るからにつまらない... 豊田の車に似ている)
普段の利用環境は RX3 に移行し、さらに、dynabook NX のキーボードの上に、何か落としてしまい、j,k キーあたりが波打ってしまったこともあり、すっかり普段使いから遠のいてしまった。
ところが、ずっと RX3 を使っているうちに、こちらも段々冷却ファンが怪しくなってきて、騒音がひどくなり、これも交換しないとそのうち動かなくなりそうな感じになってきた。最近の製品はどれも長持ちしない。サポートに電話すると、長期保証に入っていないのか、と質問を返される始末だ。作る側も最初から長持ちしないこと前提で、コストダウン優先なのである。そこで、予備機とすべく、NX の修理を再検討、冷却ファンを調べたところ、以前と違って随分安く出ているではないか!
相変わらず、国内のパーツ屋だととんでもない高値が付いているのだが、

Mcf134pam05
MCF-134PAM05
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価格: US $18.00
送料: US $6.95
計: US $24.95

で購入できた。輸入なので日数はかかったが、届いたら早速、裏ぶたを開けて、交換するだけ。これで、dynaboox NX はすっかり回復した。リカバリディスクから購入時状態に戻し、少しずつ設定を詰めていくことにした。
たかが、これだけのことなのに、部品が簡単に入手できないことが最大の難点なのだ! この点、ぜひともメーカーには改善していただきたいところだ。購入時に延長保証が必須であることは十分理解できたが、中古入手の場合など、色々購入事情があって、保証がつけられない場合もある。オートバイだと、ユーザーがパーツリストを入手して、必要な部品を調べて注文することもできるから、中古車でも思い入れがあれば、大切に乗ることができる。その点、家電製品は、使い捨てもいいところだ。PCなんて、最近では、買いたいと思える製品が見つからなくて困る。(それ以上に、信頼できるメーカーがない。昔は、名古屋でも、dynabook の持込み修理が頼めたのに、いつの間にかなくなってしまった)

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