休日。私は、ラブラブな恋人達が利用するホテルをネットで検索をしまくっていた。もちろん一緒に行く相手なんていないので「どこにしようかな♪」なんて探していたわけではない。ただ暇だっただけ…という悲しい現実。
私は地方にあるLOVEなホテルの外観が大好きだ。都会にあるようなシンプル(?)な外観はつまらないが地方は凄い。存在感が凄い。こっちが恥ずかしくなるくらい凄い。
ひっそり感も品性の欠片も全く無い、船や城の形をした建物が住宅街や田んぼの真中に堂々とそびえ立ち、夜は赤青緑のライトに煌々と照らされ、異様な雰囲気を醸し出している。素敵すぎる。
こんなホテルを見るとワクワク感が止まらない。生で見る機会が少ないのが残念だ。自分好みの外観に出会えると嬉しくてニヤニヤが止まらないのだが、そんな中でも最も惹かれるのが山奥にひっそりと佇んでいるホテルだ。
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寂れていて「ここ営業しているんだろうか?」と思わせるような外観が見たくて探していたのだけれど、残念ながら見つからなかった。その代わりLOVEじゃないけど、こんなノスタルジックな雰囲気のホテルを見つけた。
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自販機が凄い。私は1人で泊まる勇気がないけれど…凄く行ってみたい!
そんな事を思いながら、寂れたLOVEなホテル探しを再開したのだけれどやっぱり見つからず。ネットサーフィンしているうちに今度は廃墟のホテル写真に行き着いた。
怖いよー。…と思いながらも、つい他の写真も色々見てしまった。怖さと同時に不思議な魅力も感じる写真が数多くあって面白い。廃墟マニアじゃなくても惹かれるものがある。軍艦島ツアーが人気なのはこういう事なんだなぁと思う。
廃墟の魅力とは一体何なのだろう…と思った。こんなに淋しげ写真になぜ惹かれてしまうんだろうか。ボキャブラリーの少ない私は上手く言葉で表現出来ないのだけれど、色々考えた結果こんなふうに感じた。
ここには幸せいっぱいの家族、熱く語り合う恋人達、明るい未来の為に熱心に働く人々…そういった希望に満ち溢れた日常があった事は間違いない。
そんな光景は目を閉じると容易に想像でき、それらの明るい光景とこの写真に実在している"現在の姿"のギャップに人生の儚さや、いずれ終わる"命"のようなものを感じ虚無感に陥る…。
みたいな。
ラブラブなカップルが利用するホテルを探しまくっていた私が何故か廃墟から感じるものを語ってしまうという…一気に方向転換してしまったけれど、LOVEなホテルを沢山紹介しているサイトや、廃墟写真が多く掲載されている興味深いブログを見つけてちょっと嬉しかった。
読んでいただきありがとうございました。