「大雪対策」も「地震対策」も同質だ。
記録的な大雪に見舞われた東京だが、土曜日は一日中雪かきに追われた。
朝起きて、まず玄関先の階段をタイルを傷つけないように丁寧に除雪する。
次に車庫前だが、シャッター前が雪の吹き溜まり状態になり、他の場所より積雪が多い。それにシャッター下部がL字に突き出しているので持ち上げることが出来ないのだ。
雪質は柔らかいことが幸いし、50センチほどの積雪を雪かきスコップで慎重に取り除く。いやはや、シャッターを取り付ける際は、こんなことは思いもよらぬことだった。
更に、公道まで約50メートルを右写真のようにスコップ幅の道を付けたが、「ハイガー小型除雪機 」が欲しいと、つくづく思った。
まあ、こんな程度は小さなことだが、東京は降雪を想定した交通インフラなどの街づくり、家づくりをしていない。近所では何軒かで車庫の屋根が雪で押し潰されていた。東京に限らず首都圏や太平洋側地域の「雪に対する脆弱さ」を叫ばれるが、それなら平素から 「降雪に備えた街づくりをせよ」と期待するのも酷な話なのか。
昼近くなると、近隣でも除雪する人が数人見えたので、再度、雪かきスコップを抱えて夫婦で参加したが、このスコップでさえ準備していない家庭が半数もある。ついでに、近所の車にチェックを入れるが冬タイヤを履かせた車は二割程度だ。
我が家の一画では近所と協力して約50メートルを除雪したが、一歩公道に出ると夕方になっても除雪車は来ていない。
よって、この辺りはチェーン無しでは走れない。
前日から大雪警報が出ているのだから自治体は、「土日に関係なく、除雪車を多めに準備しろ」と言いたいが、除雪予算など無視されているのであろうか。それとも、年に1~2回の雪害対策のために、高額をかけた雪対策は必要はないと判断している自治体や各家庭なのであろう。
そして思う。
この「大雪」を「地震」や「暴風雨」対策に置き換えたら、どうなのか。
まあ、各家庭も自治体も「推して知るべし」だし、自然災害には、今後もお手上げ状態は続くことになる。
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