2014年02月12日

目黒と綱島

/蒙古タンメン中本目黒にてチャンプ勇/心家(こころや)@大倉山にてラーメン600/

 お弁当ばかり食べていたら栄養は偏るし、炭水化物や油を多く取りすぎてしまって、私のようなデブの年寄りには悪いことだらけなんですけど。
 かといって、自分で詰めてくる時間がないので、お弁当になっているわけで。
 ダメスパイラル、まっしぐらですな。

 健康のために歩き始めてもう随分経ちますけど、全くと言っていいほど効果がありません。
 効果と言っているのは痩せると言うこと。
 そりゃ、どんだけ運動してもあんだけ食べたら帳消しどころは帰ってプラスなんじゃないかと。
 まあ、分かっていますけどね、分かっていてもやめられないんですけどね。

 少し夕飯には早いけど、この機を逃すと食べ損なうかも知れないので蒙古タンメン中本目黒へ、今月の限定メニューは以前に隔月で販売されていたチャンプ勇です。
 但し、チャンプ勇は17時から20食の限定販売、もう一つの限定メニューはピリポロラーメンは10時から20食の限定販売です。
 ポップのコメントには「辛し肉と野菜とマーボー/その三味一体の上に/・白がネギ/・アスパラ/・超半熟玉子が乗っている/チャンプルラーメン!!」と書かれています。

 券売機で間違えないように食券を買って、ビールを飲んで、、と言うわけにはいかないのでお冷やを飲んで。
 写真は缶ビール350円、本文とは関係ありません。
 店内は8割の入りで、ポツリポツリと席が空いているから、左手の空いている席に座りました。

 しばらく待ってチャンプ勇900円、麺少なめも麺半分もお願いしなかったら麺大盛りになっています。
 瞬間的に蒲田店で販売したことがあっただけで基本的に目黒店のみ販売の限定ニュー、時代を先取りした油そぼ(まぜそば)です。
 先ずは全体をよくかき混ぜます。
 トッピングの白髪ネギと薄切りアスパラの食感がとてもよく、味噌タンメンの煮込み野菜、辛し肉、そして蒙古麻婆が全体に絡みつきます。

 麺はラーメンと同じサッポロ製麺の中太麺と思われますが、意外に量が多く、途中から酢を回しかけて味変しました。
 半熟玉子の黄身はかなりの半熟で、これはこれで麺によく絡んでとてもいい感じです。
 スルッと食べてしまってごちそうさまでした。

 少し前のブログで都内最強のラーメン屋を紹介したら、「私も大好きです。他にはこれ〜とそれ〜」とお勧めのお店を紹介していただいたので、食べに行ってみるかと。

 お店の場所を調べると最寄駅から徒歩20分とのことで、そんなことなら現場から歩いてしまえとばかりに歩いたら一時間近く掛かりました。
 心家(こころや)@大倉山(横浜市港北区)、ネット情報によるとまこと家出身とのことで、あの鶏油がピシッと効いたスープを思い出します。
 店先に立てられた「家系ラーメン」のネオンを見つつ店内へ、「清潔な店内とはこの店のことを言う」と教科書に出てきそうなほど店内には清潔感がピシッと満ちています。

 床やテーブルが奇麗なのはもちろん、メニューが書かれた天井まで届くプラスチック板にもシミ一つ、チリ一つ、付いていません。
 お店は多くの雑誌に紹介されていますがポップや記事の切り抜きは一枚も貼られておらず、有名人も多く来店されているでしょうけど、色紙の類は一枚も飾られていません。
 営業時間はお客さんとの最初にして最大の約束とばかりにプラ板に力強く彫り込まれていて、上から紙なんか一度だって貼ったことは無いことでしょう。

 残念ながら10時間営業ですが。
 ピシッと並んだ15席のカウンターを見やりながら左手の券売機へ、醤油とか塩とか味噌ではない「ラーメン」、「ウチは家系ラーメン屋なんで」とばかりにメニューはラーメンしかありません。
 一瞬たりとも迷わずにラーメンの食券を買い、カウンター台に置くときに「麺柔らかめで」と伝えました。
 後から知りましたが、調理のお好みには麺の柔らかめが書かれていませんでした。
 ですが、快く調理の調整を受け付けて下さった店員さんに感謝、ありがとうございます。

 程なくしてラーメン600円、他のラーメン屋ではカウンター越しではなく運んできてくれた方が好印象ですが、家系ラーメンではカウンター越しにではなくては違和感があります。
 蓮華はまとめてお椀に入れてカウンター台に置かれていますが、見向きもせずに丼に直接口を付けてスープを舌と鼻で楽しむ。
 頭の芯からクラクラする官能的なスープ、旨いなあ、なんて旨いんだろう、人間ってどうしてこんな旨いスープを作れるんだろう。。
 柔らか茹で上げでお願いした酒井製麺の太麺はスープと同化してしまったかのようは一体感、美味しい。

 スープと麺をゆっくりと味わっていると、チャーシューも海苔もほうれん草もスープに溶け込んでしまいそうになる。
 途中から、おろしニンニクと豆板醤を大さじひとつづつ入れて味変を楽しみます。
 劣化を防ぐためか、容器には数人分だけが用意されていて、ステンレス製の容器は内も外もピシッと磨き上げられている。
 このスープを残せるほど俺は人間が出来ていない、最後の一滴まで飲み干してご馳走様でした。

posted by ふらわ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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