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【社会】

都心積雪27センチ 東横線脱線 交通大混乱

東急東横線元住吉駅で停車中の電車に追突し、衝撃で壊れた車両の内部=15日、川崎市中原区で

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 関東地方の大雪は十四日深夜から十五日未明にかけて降り方が強まり、先週に続いて各地で記録的な積雪となった。東京都心では八日と並んで二七センチ積もり、戦後四番目の多さ。秩父(埼玉)では一九二六(昭和元)年からの観測史上最多となる九八センチ(八日からの残雪三センチを含む)の積雪を記録した。 

 気象庁は、雪による交通障害や路面の凍結、屋根からの落雪などに注意を促すとともに、強風にも警戒を呼び掛けた。

 気象庁によると、十五日朝までの各地の積雪は、前橋の七三センチと熊谷(埼玉)の六二センチが過去最多を記録したほか、宇都宮で三二センチ、横浜で二八センチ、千葉で一四センチなど。八王子(東京)では、市役所の観測で積雪が約五〇センチに達した。

     ◇ 

 十五日午前零時半ごろ、川崎市中原区木月一の東急東横線元住吉駅で、停車していた渋谷発元町・中華街行き普通電車(八両編成)に、後続の渋谷発元町・中華街行き電車(同)が追突した。衝撃で後続電車の先頭車両と二両目が脱線し、それぞれの電車に乗っていた乗客の男性九人、女性十人の計十九人が打撲などの軽いけがをした。中原署は雪の影響か人為的なミスか調べている。

 

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