防衛省は15日、神奈川県大和市の「日本飛行機」(本社・横浜市)の格納庫の屋根が雪の重みで陥没し、定期修理のために入っていた海上自衛隊のP3C哨戒機や米軍機が傷ついた可能性があると発表した。損傷の程度は不明で、今後詳しく調査する。

 同省によると、格納庫は幅約60メートル、奥行き約170メートル。15日午前5時ごろ、かまぼこ形の屋根の中央部が雪の重さで陥没。自衛隊機6機と米軍機4機の計10機が入っていて、一部の機体の尾翼などに屋根がぶつかったとみられる。