2014年2月15日土曜日

円盤の雪祭り出演者のこと

おいおい本当に雪降っちゃったよ!
それでもいよいよ本日から!
むしろ望むところ(笑)!
「円盤の雪まつり2014」
「次」は無いんで、もちろんどうなろうとやりますよ!
ところで、ただいま14日、夜、電車が動かないんで家に帰れなくなり、円盤に軟禁状態にされたんで、ヒマにまかせて書きますが、こういうの、僕初めてじゃないんですよ。
あれは今から約15年前、
当時僕がやっていたインディーズ・レーベル、OZ discの5周年記念イベントを早稲田のイナフジという練習スタジオの全室を借り切ってやったのですが、
当日は記録的豪雪!
たまたま前日に会場の近所の友人宅に前乗りしていたので、自分は会場に入れたものの
交通は完全にマヒ。
かろうじて地下鉄が動いているだけという状態。
もう誰も来れないだろ、中止か...
と思っていたら、なんとかしてやって来る出演者たち。
関西からもラブクライや山本精一さんがやってきて
ぼちぼちお客さんもやってきた。
中で、新潟からやってきたお客さんがいて、
「よく来れましたね!」
と言ったら「この程度で何言ってるんですか。来れますよ。」
との力強いお言葉。新潟はこんなもんじゃない。と。
出演者も八割くらい来れて、お客さんがいる以上はやらないわけには行かない。
予定のタイムテーブルは完全に崩壊したのですが、もうむちゃくちゃにやりました。
しかもこの日のライヴのチケットってのが、なんとシングル・レコードだったのです。
場所の地図もレーベル面に記載されていて、当日の出演者とタイムテーブルがレコードに刻まれていたんです。
今のように、こんなインターネットなんぞも無い時代だったんで、
ほとんど告知では何も判らないような状態でよくぞ集まったお客さんたち。
この日のライヴでは山本精一さんが、とんでもないライヴをやって、そのとんでもない状態はライヴが終わった後にまで続いたそうで、その顛末は山本さんの著書「ギンガ」に書かれています。
本日出演のシーサーズもその日の出演者の一組でした。
「田口君、前にもあったね、こういうの」
と言われ、思い出した次第。
明けて、どんな天候になっているのか判りませんが、
来た人には「来てよかった」と思える一日に必ずしますので!
みなさんふるってご参加を!
なんたってね、下に書いてある通りに「遊び」ですから!
全開ですよ。
社会の仕事のそれだったら効率やら考えなきゃなりませんが、
「遊び」ですから。やってしまうのみ。

しかし、なんとしても来たいところでも不可能はあり。
長野組が来れるかちょっと今怪しいところです。
その辺はご了承を...。

続報、
長野の民芸品販売ごっこ社、交通完全マヒで参加できません。
京都のゆすらご、午前10時現在東名高速で足止め中です。


2014年2月15日(土)、16日(日) 渋谷O-NEST
各日前売り2,500円/当日2,800円/通し券3,900円/16:00 OPEN/START
メール予約は、info@enban.orgまで。一応前日の24時までにメールください!

ネストでの円盤イベントは今回が最後になります。
なぜかというと
円盤をなんでやってるのかっていったら、もうはっきり言える「日々の遊び場」なわけです。で、「遊び」ってのは、社会のルールから外れてるから面白い。いや、そもそも外れてるから「遊び」って言われるんです。誰だって「社会」で生活しているのは当たり前で、そこで成さなければならないことは必ずある訳です。それをひととき忘れるためにふだんの「遊び」や大きな周期での「祭り」があって、そうやって社会人は人間としてのバランスをとっているのです。その「遊び」の場に、営業だとか良識だとか、社会性を持ち込まれちゃうと、遊びになんないんですよ。それは店の外でやってもらいたいんです。で、そんな「遊び」の世界に入るため、つまりは「社会」から一時隔絶するために、ちょっとしたハードルがあって、そのために扉を閉めてるわけです。隔絶されてなきゃダメですよ。秘め事でなきゃ成り立たない。そういう場所をキープしなきゃ暮らしがギスギスしてくのは当たり前。社会活動は外で済まして、店の中には持ち込まないでちょーだい!ここは「遊び場」!就職斡旋所じゃないからね。飯食うための「活動」は外でよろしく。

 で、ネストはずっと祭りの場として使わせてもらっていたのですが、円盤の「遊び」をTSUTAYAの名の下でやることはやっぱりできないんで、ここでイベントをやるのは今回が最後です。店長の岸本さんには本当に、本ッ当にお世話になったんだけど、これだけは、無理!岸本さんが別の店始めるならやりたいけど。しかし、企業はどんどん小さいとこを巻き込んでくるね。居場所がどんどん削られてくけど、こっちは無法者ですからね。フィールドは自己開拓してるんで無限。...無限なんだけど、結局そこに社会が入り込んできて、あっちの仕事を斡旋してるようなもんになっちゃってるんだよなー。だからなるべく見つかりたくないんすよ。

だから、円盤はフェイスブックもツイッターもやってません。ここだけ。
この文章もイベント終わったら全消去します。
この続きは全部「三ツ沢通信」で。

2月15日(土)16:00-
出演者(50音順)
AMEPHONE
tsukinowaの音響を生み出したエンジニアとして知られ、ゼロ年代にはしばらく鳴りを潜めていましたが、数年前に復活。一昨年から始めたオーセンティックなレゲエ・バンドattcで、にわかに注目を集め始めているAMEPHONE。アジア各所、中南米諸国の音楽に範を得た辺境ブームに先駆ける90年代作品集「Retrospective」のCD再発が大きな注目を浴び、当店で大ヒット。昨年はその「Retrospective」を円盤でアナログ化もさせてもらいました。この日は山田民族とのデュオで出演し、コーヒー講座などのBGM(?)を奏でます。
Antonio Three(from四日市)
四日市は何もない。はじめてJR四日市の駅前に降りた時は途方に暮れました。まあ、JRじゃなくて近鉄の駅の方に行けばそこそこ人はいるんだけど、最初はそれを知らないでJRの方へ行ってしまった。そんなJR四日市駅前で、とんでもない店、居酒屋優をやっていた安田さんは、その前はNGOO useless sound pitを運営、そしてガレージパンクな名バンド、Antonio Threeもやっていて、そのバンドは20年以上続いている四日市のキーパーソンだ。居酒屋優はカウンターの一杯飲み屋の形をそのまま使用したレコード屋…と言っていいものやら判断に困る不自由極まりない自由空間だったけれど、現実世界との折り合いがつかず、昨年閉店してしまった。現在はさらに自由になった移動店舗珍庫唱片をやっていて、今回はその販売もあるのだけれど、やっぱりバンドが最高なんですよ。ボンゴを組み込んだドラム・セットに、暴走するトランペット(元モノポリーズの石渡岬)をフィーチャーした変則セットから生まれる、余計な物までいろいろ巻き込んだロックの塊。作品は90年代にTIME BOMBから出た一枚きりだけど、今のAntonio Threeの作品が早く聞きたい!
andmo,(from大阪)
'13年はこの大阪のテルミン・デュオとだいぶ遊んでもらいました。大阪大学教授としてニセ科学研究でも知られる菊池誠さんのギター&テルミンと、ハイテクニックのテルミニスト児島沙織さんによる、変則すぎる編成のプログレ・バンド。昨年ついに出た初CDで、飛躍的にバンド・サウンドが固まり、面白い展開になってます。
いなはたえみ(from名古屋)
最近、名古屋に行くといつもお世話になっているいなはたさんはとてもまっすぐな歌い手です。独特な飛翔感のあるメロディと、じっくり練り上げた歌と音がじわじわと染みて来ます。彼女もひと山越えて、これから新たな地平へ踏み出すような時期にあるのだと思います。今後の展開に注目!
今井次郎病院作品演奏(向島ゆり子、久下恵生、近藤達郎、いしかわともこ、テニスコーツ)
一昨年末の今井次郎さんの訃報はやっぱりまだピンと来ない。次郎さんのへっぽこで創造的で自由な表現の数々は、円盤が「そうあってほしい」と思っていた理想に最も近いものでした。そして、次郎さんは病床にあってもずっと次郎さんを続けていたました。そのことが、病室に残されていたたくさんの落書きや落書きのような譜面にはっきりと残されていました。その譜面を、残されたoddの二人、ゆり子さんと久下さん、そして近年ではラブジョイやくじら、原マスミ・バンドなどの鍵盤奏者として知られる近藤達郎さんを中心に録音したCDを昨年末に円盤で制作させてもらいました。そのCD録音メンバーによるライヴ編です。
大谷氏(from富山)
大谷氏は妙な人です。フォーク・シンガーと言っていいはずなんだけど、どこか違う。何かが違う。その何かが違う感じは、大谷氏が敬愛しているボブ・ディランにも言えることなので、大谷氏は日本では数少ないボブ・ディラン直系のシンガーなのではないかともときどき思うのだけれども、完全な勘違いかもしれない。大谷氏と初めて会ったのは20年くらい前で、そのときはまだ大谷シロヒトリと名乗っていました。大谷氏は以前、exたまの石川浩司氏とのデュオ、ホルモン鉄道で円盤ジャンボリーにも出てもらったことがあるけれども、今回はぜひ大谷氏そのものを観てほしいと思っています。この僕のよくわからない紹介文の感じが「ああ、なるほどー」と判ってもらえること請け合いです。
ガール椿(from広島)
広島ではこれまで、ヲルガン座のゴトウイズミちゃんにお世話になっていたのだけれども、昨年秋のツアーで、はじめてガール椿にお世話になりました。ガール椿はキッチュな感覚とJ-POPな感じが入り混じった一癖あるバンドで、何かひっかかるな、と思っていたのだけれど、そのイベントで何するかというときに、僕らと対談してくださいと言われ、その理由というのが、僕らがバンドを始めるきっかけになったのがオズディスク(dendo puddingの項参照)のベスト盤だったとのこと。で、ちょうど昨年はオズディスク20周年キャンペーンをやっていたので、一緒に当時の話をしたりビデオを見たりしました。自分がやっていたことに対してあまりそういう反応は聞いたことが無かったのですごく新鮮でした。そんな僕の図らずも蒔いてしまった種の咲きっぷりを見ていただきます。
奇形児
80年代の日本オリジナル・ハードコアを代表するバンドが円盤企画初登場です。え、なんで?と思われる方もいらっしゃるでしょうが、どういうわけか縁があるのです。奇形児は、まさかの再結成以来、活動を続けていますが、80年代当時とは大きくサウンドも変化しながら前進し続けています。縁と言うのは、今、奇形児のマネージメント的なことをしている男が最初期からの円盤昼の常連客で、今のライヴハウスの腑抜けっぷりにマジで抵抗した活動しています。アナログ7inch復刻盤セットも円盤で特価販売中ですよ。
くにや(from宮崎)
円盤にちょくちょく来てくれていたくにや君。宮崎から来てくれていて驚いた。で、以前から宮崎は本当に何も無い。と聞いていたけれど、「ようやくいろんな人たちが動き出して、やれる場所ができてきた」ということで、昨年出張円盤初上陸。主催のくにや君自身のライヴはCD-Rで聞いていた自宅感とは全然違って気合の入ったサイケデリック弾き語りだった。あまりに不器用で無骨だけど、その熱さだけはひりひりと伝わってきて見ていて嬉しくなりました。その一人立つ姿を見て欲しいです。
CAVE MAN(aka村上ゴンゾ from名古屋)
exラブクライ、90年代には関西で、ゼロ年代以降は名古屋で、何を奏でてもゴンゾ印になる、濃厚な全身音楽家。近年はこの名義での活動が多く、超微電子音やDJなど手法は様々なれど、生命力溢れる謎音楽を生み出す異能の人です。いつも誰かとセッションが多いのですが、今回はゴンゾ節を聞いていただこうと思ってます!
ケッチ(from岡山)
岡山に行くバンドはみなこのバンドに世話になっているでしょう。来る企画拒まなすぎなケッチ石原くんのハードワーカーっぷりにはホント頭下がりますが、それよりバンドの音の方がどんどんドッシリと頼もしくなってます。一昨年の円盤企画に初登場したときも、初見のひとたちの評判かなり高かったです。ストレートなオルタナティヴ・ハードですが、じわじわとついていく基礎体力って、そこらの思いつきみたいな個性なんかよりよっぽど効くんですよ。
ごっこ社(民芸品販売)(from長野)
とっても長い付き合いのある遠方の友人、相澤くん。20年前にLOS APSON?の前で出会ってから、数年に一度づつ会っているのですが、その活動の変化にシンパシーを憶える人です。幻の名盤解放同盟や、突段などを長野に呼ぶ企画をやっていたかと思ったら、いつのまにか味噌汁の調査をし始め、数年前に会った時は道祖神、そして民芸品の世界へ。さらに昨年には新しい民芸品を作る組織、ごっこ社を設立しました。今回はその民芸品販売で参加します。
※豪雪の影響で長野から出られず....残念ながら不参加です。
サイトウエレトリコグッドサウンド
円盤で作ってきたCDの中でも特にお気に入りの一枚がこのバンドの現在のところ唯一のCD「イレギュラープログレッションオンステージ」。リーダーのサイトウ君はジョン(犬)のコンセプトを生み出したプロデューサーで、自身もザッパが小動物化したような愛らしくも怪しくややこしい曲を書き、それをまた絶妙なメンバーで、全力でぶつかるようなパンクなプレイで聞かせる稀代のバンドを作っては壊しを繰り返してきました。でも今のメンバーになってからは結構長い気がする。バンドとしての体力もかなりついてきて今が見ごろですよ。ライヴあっと言う間に駆け抜けて終わってしまうんで、お見逃しなく!
サインボールズ
石川浩司さんの経営する西荻窪のニヒル牛は、円盤発行の定期刊行雑誌「三ツ沢通信」を売ってもらっているお店だから、何かで誘いたい、と思っていたところ、有力情報を入手。なんでもニヒル牛のツイッター上などで、架空のバンドが結成され、その話で遊んでいるとのこと。お店を仕切っている石川さんの奥さんのあるさんと、その姉でライターのあこさん、自主制作アイドル・エーツーの2コちゃん、そしてジャム屋さんのエバちゃんという四人。楽器はもちろんできない。空想だから。活動だってもちろんしていない。空想だから。で、その空想バンドにオファーしてみた。
「円盤の雪祭りに出てください」「いいよ!売られた喧嘩は買うよ!」
とのあるさんの啖呵により即答。で、何すんの?それなんのイベントと、買ってから商品(ケンカ)の内容を確認するあるさんがやはりすごい。ちなみに空想上のあるさんのパートは「じゃがいも」だ。で、何をするのかと言えば、バンド主演の映画を作ったのです。揃いのユニフォームまであつらえ、先日円盤で演奏シーン(?)を収録していきました。この時期毎年一ヶ月南の空の下で呆けている石川さんも映画には出演しているそう。とりあえず何をするかの打ち合わせがあった際、映画を撮ることになったので、私からいくつかリクエストをした。「二日とも上映するので連作で二話作ってほしい」「演奏シーンを入れてほしい」そして「雪山のシーンがほしい」。オールクリアしたようなので、今から上映が楽しみ!で、上映の後はライヴもやるという。え?!ライヴ?!それこそ何すんの?!と、彼女たちを知る者たち一同は今、その噂で持ちきり。なんたって2コちゃん以外は舞台に上がるということさえ考え難い人たちなのだから。だからこれ、見逃し厳禁!ヤバイよ。シロウトの怖さのエキスが詰まってるのは間違いないから。
minoru sato -m/s-
佐藤さんは神奈川在住でしたが、震災後、郷里の仙台に帰ってしばらく仕事をしていました。こちらにいたときからたびたび円盤やネスト・イベントにも出ていただいていましたが、仙台に行ってからもたびたび出張円盤企画をやってくれました。
その仙台では、今「三ツ沢通信」を売ってくれている駄菓子屋よしぎのの存在がちょっと驚きでした。本当にそこはガチの駄菓子屋で、その奥には小さな部屋がいくつかあって、そこを10分30円だか信じられないような賃料で貸す秘密基地商売をしていて、近所の子供がそこにこもってゲームやりに来たりしているのです。その場所で夜には今度は大人たちが集まり、思い思いの勝手なライヴを繰り広げ、みんな好きな場所でライヴをやり、本当に好き勝手な遊びに興じていました。これは正に初期の円盤...。強烈なシンパシーを感じた場所でした。そこで佐藤さんが、ここじゃできないからとビデオで見せてくれたマシーンの映像がまたすごかった。"Sex God Sex"と題されたそのマシーンは、まるでギーガーの世界のような重厚さと唸りを上げる地獄のような機械の塊だった。うわー...なんじゃこりゃ...これ、見たい...と思っていたブツがこの日見れます。すげー楽しみ!
佐藤幸雄+POP鈴木
昨年も一年間、佐藤幸雄さんは毎月日曜日の円盤開店前の公開練習を続けました。その成果は年末のどん詰まりのライヴで炸裂し、このデュオで円盤でやった最高のライヴになったと思います。幸雄さんのことはこれまでに何度も書いていますが、今の僕がここにある大きな道しるべのひとつになった人で、二十歳頃の僕をライヴハウスの世界へ導いた人でした。しかし90年代から約20年間沈黙。そして、数年前に今度は突如復活し、20年のブランクを円盤店内でいちから構築しなおすドキュメントである「公開練習イベント」を行いました。
幸雄さんは80年代をPUNGO~すきすきスウィッチ~絶望の友と駆け抜け、その最後の絶望の友で若き日のPOP鈴木さんは、やはり僕と同じように幸雄さんに何かに導かれたのです。POPさんはその後、さかな、コリアン・ブッデスト・ゴッドなどを経て、最近では前野健太とDAVID BOWIEたちやスカートなどで活動。去年はこの佐藤、鈴木に、さらに鈴木惣一朗を加えたトリオ編成のすきすきスウィッチとしていきなり3枚のCDを同時発表(1枚は特典盤)したのですが、これがマジで名盤ですよ!ダブルミーニングの多用で言葉の意味をずらしていきながら、とっても大切なコトを浮かび上がらせる特殊なポップスがギュウ詰め!それに何より作品に対しての尋常でない熱さがこんなに詰まったCDは近年そうそうありません。
ZABADAK featuring 柳家小春
「え、ZABADAK?!」って奇形児に続いて思われたでしょうが、ZABADAKのお二人は本当にお店にたびたび来てくれて、出演もしています。お二人とも本当に「面白いコト」にストレートに反応して、円盤で見る様々なライヴや音源に興味を持ってくれています。ZABADAKはもちろん今でも単独のライヴをやればかなりのお客さんが集まるメジャーなバンドですし、最近でも「みんなのうた」なんかもやる一方で、実は手売りだけの自主制作によるプログレ組曲による作品なんかも作っています。円盤ではそれを売らせて頂いてます。
円盤は「遊び場」ですから、外での社会的なポジションとか仕事ぶりとかチャラにして、この扉の中で何をするか、だけが勝負どころ。それを自然に判ってくれている貴重な存在です。それに僕、実はZABADAK最初期からのファンだったんですよね、実は。メジャー一作目発売日に買うくらいの。それが、めぐりめぐって今になってこういう出会い方するなんて、なんかうれしいです。で、円盤には端唄・新内の柳家小春さんの会にゲストで出ていただいたのですが、これがハマって、両者とも手ごたえあったよう。この日も数曲で小春さんが参加した他では見れないZABADAKが見れますよ。
シーサーズの「島建てシンゴ」
シーサーズの持田明美さんとは円盤どころか、その前のオズディスクをやる前からの付き合い。その頃はイカのフユというバンドをやっていて、そのバンドには現在シカラムータの大熊亘さんや、現在ラブジョイの服部夏樹さんもいて、僕はこのバンドが大好きでした。その後、シーサーズとなり、CDを作らせてもらったり、一緒に沖永良部のCDを作ったりしたのですが、今は円盤で毎月一緒に沖縄民謡のレコードを、しつこく一枚一枚聞いていく会をやっています。そのシーサーズが最近力を入れている演目が、沖永良部島に伝わっていたユタの呪詞を数々の資料を元に再生し、さらにリアレンジし、映像をからめた演目として完成させた「島建てシンゴ」です。この日はこの演目をがっつりやっていただきます。力作ですよ!
TONE DEAF(from三重、大阪)
四日市ではAntonio Threeの安田さんが主に面倒を見てくれるのですが、相方といいますか、安田さんの屋号(?)ちんこ、に対してボインの屋号を持つ島田くんは四日市レコード寄席の重要人物です。何度かの四日市レコ寄席の主催もしてくれています。もう一人、香川県で本法寺というお寺の住職をやっていて、現在そのお寺で「三ツ沢通信」を扱ってくれている清水さんも四日市で出会いましたが、この四日市人脈は本当に熱いです。そして、この人脈は数少ないレコ友と呼べる人たちでもあります。今回はそのボインちゃんの参加するハードコア・バンドでの参戦です。
豊田道倫+久下恵生+半野田拓(from大阪)
豊田くんとは二十年くらい前からいろいろあった。いろいろあって、間になにも無かった。でもずっと気にしてました。CDは全部聞いていたし。円盤を始めてしばらくしてからじょじょに距離が縮まって、ある日豊田君を中心にしたイベントを企画して、そこから何かできるようになった気がします。たぶんその頃の豊田くんの心境の変化も作用していたと思うのだけれど、いつの間にか彼はオルタナティヴな音楽家からフォークシンガーになっていて、まあもちろんどちらの要素も昔から今まであるのだけれど、でも、数年前のライヴを見て「あ、本物のフォークシンガーになった」となぜか感じたのです。
半野田くんは十年ほど前にゴンゾさん(CAVEMANの項参照)が連れてきてはじめて会いました。子供?!と思ったら、音を出したとたんに只者ではないことは瞭然で、一緒にいたtoreo(の項参照)のメンバーみなが全員一瞬でハッと釘付けになったことは今でも鮮烈に覚えています。その後、彼は東京に出てきたりしたのですが、その才能をあちこちで賞賛されながらも、ややこしすぎて正直すぎる彼の言動や行動に周囲がひるんでしまって、次第に活動がしぼんでしまいます。ややこしくて正直な言動や行動は、その音楽の魅力に直結しています。だから当然のことなのに。そして、その後体調も崩してしまい郷里に戻りしばし沈黙。その間ついに7年間なんの作品も発表しないまま。数々のオファーはあったようなのですが、どれもうまく行かなかったよう。その間の音源が溜まっていると聞いて、聞かせてもらった大量の音源の中から、1本のカセットと5枚組のCDセットを昨年作らせてもらいました。
さて、その発売記念ライヴをやろうとしたのですが、東京周辺の人々はみな距離を置きたがってしまい、困っていたところ、彼の才能をかなり早いうちからピックして、その後も気にかけ続けていた豊田君が(アルバム「東京の恋人」に半野田君は参加しています)、「ギャラもいらないから出させてくれ」と言ってくれ、彼のおかげで会は盛況になりました。本当にこの日のライヴは彼に助けられたと思ってます。で、その日は久下×半野田セッションというのを目玉にしていたのですが、久下さんはもちろん豊田バンドのメンバーでもあり、会の最後に一曲だけ三人のセッションが実現しました。これが本当に良くて、今回のセットは「この日の続きが本当に見たい!」と思ってオファーさせてもらいました。この日の目玉セットのひとつです。
夏の大△(大城真、川口貴大、矢代諭史)
円盤に三角形の物体が納品されてきた。この一年ほど円盤は世間的にはオーソドックスな装丁の音盤をほとんど作らず、八割方、いわゆる特殊パッケージものばかり作ってきました。でもですね、「特殊」って言う方がおかしくて、作品なのだから、その装丁に決まりなんか無くて、音盤の内容次第でどんな形になるのかは本来自由なはず。それなのに皆が皆、型にはまりたがる。創作なのに。自由なのに。この三角形の物体だって、ただ変なパッケージってわけじゃなくて、その中身と絶妙にリンクしていて、トータリティの高い作品になっていると思います。その中身ってのは彼らの公演のDVDなんですが、物を置いたり崩したり移動したりの繰り返し。でも、どういうわけか、なんだかよくわからない秩序をその行動ひとつひとつからは感じるんです。でも全体の統一感はあるんだかないんだかよくわからない。パフォーマンスのエッジにあるのは間違いなく、そのとんがりっぷりと、角度によって不安定すぎたり、どっしり安定してたりするの三角形がとっても似合っていると思うのです。当日も観ても何かがわかるわけではないとは思うけれど、芸術とは本来そういうもののはず。
KONOスタッフ、オートルコーヒーのドリップ講座&コーヒー器具&豆販売
KONOのスタッフである浦川剛くんのコーヒー講座です。円盤では主に昼にやっているイベントです。KONOは明治時代からあるコーヒー器具メイカーで、コーヒー・サイフォンを発明したことでも知られています。数々のコーヒー器具を開発しながら、昔ながらのやり方で大きく手を広げずに未だにやり続けている老舗中の老舗なのですが、この会社も、この会社が推奨しているドリップもかなり変わっています。その講座は、簡単に言ってしまえば、コーヒーをどう扱うとどういう要素が出てくるのかを教えてくれます。だから技術を教えてもらったらあとは自分の好みと工夫で淹れればよいのです。これ、何事においても基本の技術を踏まえよ、ということですよね。本当に大切なことだと思います。そして、円盤で出しているコーヒーもこのKONOのイベントの中で生まれたオリジナル・ブレンドです。この日は豆の販売も器具の販売もあり、さらにはAMEPHONEをバックにした音楽付き講座もありますよ!
AOTSUKI(蒼月書房)のDJ(from大阪)
大阪でいつもお世話になっている古本屋さん蒼月書房の金本さんは無類の音楽好きでもあります。そのせいで音楽関係の古本も豊富で、中古レコードも多少あります。小さな店内を抜けて二階に上がると、意外とゆったりしたちょうどいい広さの部屋があり、いつもそこでレコード寄席をやっています。これまでにここで、基本編、万博編、沖縄編、国際交流編、動物編、教育編、クリスマス編、万博編再放送と、もう8回もレコード寄席やらせてもらってます。もしかしたらもっとやってるかも。レコード寄席のスタイル確立にはここと四日市と岡山の存在は欠かせません。金本さんは神戸のグッゲンハイム邸のイベントなどでよくDJもやっているので、今回はそちらの方で出演をお願いしました。エキゾチックから世界中のアヴァン・サウンドまで幅広いセンスで聞かせます。
DJトマト(CD屋from沖縄)
 沖縄での出張円盤、最近はいつもCD屋の伊佐さんが仕切ってくれる。「CD屋」というCD屋。なんて投げやりな!と思ったら、チェーンで屋号を引き継いだだけとのこと。さすが沖縄。お店をやっている伊佐さん=トマトさんは不思議なキャラクターの人です。ユーミンしか入ってないMIX CDをたくさん作っていたり、謎のキャラクターを展開していたり、とっても気持ちのいい写真を撮ったりしています。けれど、「表現者」みたいな顔なんてするはずもないし、ゆっくりしっかり生きて悩んでいます。沖縄に行くと伊佐さんに「おかえりなさい」と言ってもらえるのが嬉しい。DJを頼んだのだけれども、大好きなユーミンと筋少しかかからないかもしれない。でも今回は大滝かな…。伊佐さんは、この「人」を感じてほしいです。
喫茶ゆすらご(from京都)
京都に行くといつもお世話になっていた二人、日本随一の緑マニア(緑色の物集め)翠子ちゃんと、元・細胞文学、現在はGofishトリオなどのチェロ奏者、黒田くんの二人が一昨年に開店した喫茶ゆすらご。黒田くんのカレーはめちゃくちゃ美味い。ゆすらごをやる前から彼らの家に泊まりに行くと、楽しみは、黒田くんのカレーと古いマンガ話、そして気さくに過ぎる二匹の猫と戯れることだったのだけれど、その楽しみが今はそのまま店になっています。店になったので、出張円盤企画も度々ここでやらせてもらっています。今回は出店。名物カレーが出ますよ。
ハローのシルクスクリーン・ワークショップ(from広島)
広島でへんてこなコトをやっているハローくんはなぜか我が家の新年会にも来たことがあり、カスタマイズされたパンダのぬいぐるみをくれた。広島に行った時もよく来てくれて、移動などもちょくちょくお世話になっているのだけれども、最近はすっかりシルクスクリーンの制作者となっていて、根本敬さんのブランド・グッズ制作も実は彼がかなりやっています。今回はその彼のシルクスクリーン・テクを教えてくれますよ。
たけうま書房の古本市(from横浜)
横浜黄金町にオープンした幅広く鋭い品揃えの古本屋さん。横浜出張企画には以前から来てくれていた店主の本当に本好きなキャラクターにも惹かれます。最近は店内で レコード寄席もやらせていただいてます。今回は古本出張販売で参加です。
「四度の飯より本が好き」コンビによる古本市
円盤でほぼ月例でブック・イベントをやってもらっているコンビ、粟生こずえさんと渡辺水央さんによる古本販売です。円盤のイベントでも販売やっていますが、さすがは「読鬼」と名乗るだけある豊富な知識と強烈な知的躁状態を維持している二人。お二人は編集者、ライターとして数多くの本に関わっています。その代表は「このマンガがすごい!」でしょうか。このイベントほんと面白いですよ。
初恋レコードの中古レコード販売(from彦根)
大好きな猫顔の夫婦がやっている滋賀県は彦根の中古レコード店。のんびりしているようで気の効いた面白い品揃えが見事な店。出張円盤企画も彦根では'11年が初でしたが、もう年2回ペースで行ってます。彦根は町が面白いというより、会う人々がとても気持ちがいいです。今回は中古レコード販売で参加です。


2月16日(日)16:00-
出演者
ASUNA(from金沢)+半野田拓(from大阪)
半野田くんは、初日は豊田×久下とのセットで出てもらいますが、二日目はASUNAとの初顔合わせです。二人、たぶん同年代では?共にかなり若い時期からその才能を発揮し、特異な音を生み出してきました。半野田くんの方が終始直感的で、ASUNAの方がその仕上げがロジカルかもしれませんが、音に対する反応の速さと、発想の跳躍力では共にすばらしいものがあると思います。この二人が共に音を出したらどうなるのか、今からちょっとわくわくしてます。ASUNAは昨年はリリース・ラッシュでしたが、円盤からその初期作品であるオルガンの機能美をとことん突き詰めた代表作「EACH ORGAN」を初CD化させてもらいました。そしてこのCD、音としては純ドローンでありながら、店内大ヒットしてくれて年間チャートで4位に!この日はこのセットの他にtoreoにも参加してもらいます。
AMEPHONE's attc+オシロスコッティ(from浜松)
初日にも出てもらったAMEPHONE。二日目は近年意欲的にライヴ活動を行っているレゲエ・バンド、attcに、なんと浜松の電気音楽&パフォーマンスの奇才、オシロスコッティが参加。attcはF.L.Yなどでプログレッシヴなアンサンブルを生み出している山田民族g、soundworm名義でのサウンド・アートや、かつてはtsukinowaの独特なサウンドスケープな音像を生み出していた庄司広光、そしてジャズ・ピアニストの塚本真一、それにAMEPHONEのベースという編成。実は全員名盤「Retrospective」時からの盟友です。この日はイベント全体のエンディングを担当。さらなるゲストも多数参加予定ですよ。
犬風(from大阪)
孤高の歌うたい。もう20年以上不変の繊細な咆哮を聞かせ続けながら、作品は執拗にカセットだけで発表していたのですが、昨年唐突に初のCDをリリースし、長い長いツアーに出て旅の歌うたいになりつつあります。犬風さんはキコリレコードというカセットテープ専門レーベルも主催しています。その丁寧なカセット箱作りはどこかその音楽を思わせるものがある気もします。ずっと爆音エレキの中で咆哮してきましたが、近年アコースティック・ギターを手にするようになり、繊細な表現力に磨きがかかっています。20年歌い続けなければ滲み出ないものが犬風さんの歌には確実にると思うのです。今が聞き時。今年彼のアナログ盤を出すつもり。
おどけもの(from宮崎)
去年初めて行った宮崎で出会った♂ギター&♀ドラムのデュオ。宮崎って大変。新幹線はおろか高速道路も満足に通っていなくて、隣の県に行くのも本当に大変。九州から完全に取り残されてます。でもだからこその、その風土にちょっとカルチャーショックを受けたりもしました。そこで出会ったのがこのバンド。トラッシュなブッ込み感とわけわかんない迷走が混然となったこんなバンドが、よくここで続けて来れたなと、嬉しくなって、昨秋、三人で一緒にツアーに行ったりもしました。東京はもちろん初上陸です!
神さま
'13年は福岡に一緒に行ったりしましたが、なんたって'13年の新作CDが本当に最高でした。世の中がどうなろうと、この二人のド直球な熱いハートは不変。頼もしい不変っぷりと、本当に愛に溢れたやんちゃな曲の数々にはいつも泣けてきちゃうんです。
GALAKUTA
時間のいたずら。存在が奇跡としか言いようがない、ロッケンロールとアヴァン・ロックが超自然体のパンクなハートで結びついた孤高のバンド。70年代に京都で活動していた二人が、30年後に東京で再会。再び始まったバンド活動は30年の空白をそのまま飲み込んで、タイムスリップ感と今のリアルなライヴ・バンドとしての創造性が同居。年をとらなきゃできないけれど、年をとったからってできないことが、ちゃんとできてるバンドがあるってことに、未来を感じるのです。最高に創造的なバンドですよ!
ケバブジョンソン+biobiopatata
今回の目玉セットのひとつ。東京の本当に東京らしい豊穣で自由なポップスを生んでいるケバブジョンソンと、円盤で昨年一年公開練習~本番への月例ドキュメント・イベントをやっていた、最高のリード奏者でアレンジャーである遠藤里美率いる、サックス、フルート、オーボエ、チェロ、チューバ、アコーディオンの6人組インスト・バンドbiobiopatataが合体!ケバブの世界がさらにスケールアップしたポップスを聞かせてくれるはずです。biopata単独コーナーもあるよ。
W.C.カラス(from富山)
富山で出会った生粋のブルース・シンガー。歌を聞く前に人に会っていたのですが、その人の感じが「間違いない」と思って、初めて聞いたその歌は、ド直球でぶっとくて本当に爽快でした。歌い続けていた、ということの力を味わわせてくれます。僕より年上ですが、昨年初CD(!!!)をリリース。それが話題を呼んで、直後にP-VINEからもCDがリリースされました。で、このカラスさんの本職がなんとキコリ!本物の!それでブルースマンなんてズルイ!似合いすぎ!
国際オバケ連合(from横浜)
一昨年に横浜に引っ越しました。僕は元々神奈川で生まれ育っていて、東京には結局5年住んでみましたが、ギブアップ!やっぱり僕はちょっと距離置いてないと付き合えないですね。東京とは。で、横浜でなにが変わるの?とよく聞かれます。でもね、全然違いますよ。横浜は横浜独自の文化が敢然とあります。数年前から三沢洋紀君が横浜は黄金町の試聴室2を仕切るようになり、面白い動きが始まっています。三沢君はかつて難波ベアーズでブッキングを担当していて、その周辺で出会ったクセ者たちを集めて、稀代のバンド、ラブクライを生み出しましたが、このバンドにはその横浜版の匂いがあります。マルコス・フェルナンデス、大菅直也、天野光太郎という、この地ならではの個性的な業師が集まってミーターズやMG'Sがハマの港で変異したようなファンキー・グルーヴを聞かせてくれます。これがマジでカッコいいんスよ!!
サインボールズ
土曜日の続きですよ!
slum(from長野)
一昨年の円盤新春SPECIALにも出てもらった、現在の長野を牽引するひとつの力になっているバンド。昨年松本にgive me little moreというハコをオープンしました。オルタナティヴな熱情を正直にストレートに放出する愛すべきバンド。まだまだ発展途上。今回はどんな姿を見せてくれるのか楽しみです。
タナカ(from鳥取)
鳥取の盟友。かつては、誰が言ったか"鳥取のKレーベル"の異名をとるtori labelを主催。数年前にそれを閉鎖したかと思うと、Tシャツなどを制作するアパレル(笑)に転身。さらに「第一回円盤国際映画祭」への出品をきっかけにアニメーション作家に。そして本当に人を呆然とさせる空白と反復のDJ、どこかで聞いたことあるようなオリジナル歌謡曲ばかりを熱唱するポップシンガーに、と。もはや何者だかよくわからない存在に。「転換中何やっててもいいから」と言ってあります。コケたらごめんなさい(笑)。先に謝っときます。
dendo pudding
円盤の前に僕がやっていたインディーズ・レーベル"オズディスク"が去年でスタートから二十周年だったことで、当時そのレーベルでラブクライとしてCDを出していた三沢洋紀君(国際オバケ連合参照)が、「勝手にオズディスク二十周年同窓会」という企画をやってくれていました。何回も(笑)。でも僕は参加したのは最後の一回だけで、どんなことをやっていたのかよく知らないんです。けれども、その二回目で、オズの3番として当時発売していたdendo puddingが再結成ライヴをやったとのこと。それは僕は本当に見たかった。見たかったんで呼んじゃいました。dendo puddingはほんとにとらえどころのない、聞き手の確信をするする抜けていくようなオルタナティヴ・バンドでした。メンバーは、現在spirits jackの名でフリクション初代ギタリストのラピスとデュオをやったりしている平野がvo,g。現在はシタール奏者として活躍中、dipにも在籍していた吉野トランスがb。dendo pudding時代は平行して不失者に長く在籍し、静香でも鋭いドラムを叩いていた小杉淳がds。モデル、セラピストとして活躍し、dendo pudding後にはDUB SONIC中里丈人のレーベルからソロCDも発表したことのあるイシイアヤコがコーラスや謎の存在としている、という、今考えると本当に面白いメンバーが集まったユニークなバンドでした。僕が楽しみ!
toreo(from岡山、鳥取、名古屋、金沢)
円盤ジャンボリーの第一回にもこのバンドで出ました。店主が遠方の友たちとやっている大所帯バンドです。鳥取でtori labelをやっていたタナカ、岡山でrev nodeというレーベルを主催し、テストパターンを率いている村岡充と僕の三人を中心に、岡山のベース弾き語りの村岡ゆか、鳥取のスペース・フォーク・バンド、ボルゾイの二人、名古屋の異才、村上ゴンゾ、パグタスの坂田律子のレギュラー・メンバーに、今回はASUNAが数年ぶりに参加、さらに「今回は俺も出ない訳にはいかないからtoreoに入る!」とのことで、湯浅学初参加。そしてゲスト・ヴォーカルに三沢洋紀と佐藤幸雄を迎えてイベントの最後に何かへの決別と宣言・のようなものを。
NOTHING FACE FROM COLOMBIA(from岡山)
岡山でいつもお世話になっているペパーランド。そこでスタッフとして働いているアイドルパンチのじろう君と、岡山パンク・シーンを牽引し続けてきた肉弾のブンヤさんが現在やっているなぞなぞパンク・バンド駅前旅館のベーシスト、シゲマサによる、へっぽこな周回遅れの青春バンド。ペパーランドではみんな知ってる名物ユニットです。この日円盤から初作品(カセット)を発売予定!
バッド・ミッショナリーズ(from盛岡) with ヒグチケイコ
昨年、一昨年と岩手に出張に行って、すっかり気に入ってしまいました。住んでもいいかも、と思うくらい。岩手の中心地、盛岡は文化度も高く、出張イベントもとってもやりやすかった。コミュニティは小さくても自立した文化を感じたのです。そこではじめて、70年代末から実態のよくわからない謎のアート活動をしていた第五列の中心人物、金野吉晃=ONNYKさんに会いました。で、その意外なキャラクターと、周囲の人々との関係を見ていて、盛岡が面白く感じた理由の一端がこの人の存在にあると思いました。その土地でどんな年長者が中心にいるかで、小さな町の雰囲気はすごく変わります。山口にドラびでお=一楽儀光さんがいたり、岡山に駅前旅館の文谷さんがいたりすることがどんなに大事なことか、と思います。今回は金野さんが現在意欲的に活動している菅原真理子さんとのデュオで登場します。せっかくの東京なので、ゲストにヴォイス・パフォーマーのヒグチケイコさんも加わったトリオでの演奏です。
林漁太+土岐佳裕+たけヒーロー
2013年を通じて隔月で円盤企画をやってもらった3人。リトルハヤタ~ミックスナッツハウスの林漁太、いなかやろう~HAPPLEの土岐佳裕、ユーカリ・サウンドトラック~ソロ・ユニットのたけヒーロー。三人とも一山越えてセカンド・ステップにいるってところも共通しています。そんな僕が大好きなポップソングライター&シンガーである3人に、1年間毎回同じ対バンをしてもらって、その中で次第にひとつの作品が生まれないかなと思ってやってもらいました。で、バンドになりましたよ。3人によるオリジナルもたくさんできました。7人編成の大所帯のポップバンドです!
半額
聞き慣れないバンド名なのも当たり前の今回がデビュー・ライヴ。実は密かに週数回ペースで練習&録音していたex角煮の碧衣スイミングと2UPの俵谷哲典による新バンド!強烈な組み合わせな上、ただのセッションではないので、ちょっと注目ですよ!最初のブチかましをぜひ!
ペガサス
'13年の持ち込みCDで最も衝撃を受けたのがこのグループ。なんと全編合唱。そして、その歌がイメージしている世界のスケールのでかさに衝撃!等身大クソくらえ!創作やぞ!でっかい夢描かんかい!と言われているかのような濃厚さ。店頭演奏していると高確率で「これなんですか?!?!」と聞かれ、見事年間売上チャート・ベスト20入り。ライヴでは二人のコーラスで聞かせていますが、CDの分厚い合唱を出来るかぎり再現したいので、今回は合唱で田中淳一郎(ju sei、のっぽのグーニー)、アニュウリズム、山本草介、さや(テニスコーツ)が参加します。
ペンと書物
円盤持ち込みCD-Rで、持って来られたその場でCD化を決めたのは松倉如子以来二人目だったのがこの女性シンガー・ソング・ライター。世情と隔絶された孤立した歌世界は、ライヴをほとんどすることなく歌われてきた歌たちだったからこそ。その純粋培養された音楽には「うたとはかくあるべし!」と思わせる強さがありました。一昨年末のリリース以来大好評で、'13年の年間チャート入り。昨年末、急に横浜から京都に移住しました。ので!from京都。
みずたま(from長野)
長野のニューウエイヴ・パンク・バンド。持ち込まれて来た初CD-Rは、吐き捨てるような声とスピード感に東京ロッカーズを思わされる快作でした。ぜひライヴが観てみたくて呼んじゃいました。東京初ライヴ!
ムスキ・アルバボ・リー
まるでどこぞの民族にそんな歌い方があんのかなっていうような特殊な歌唱法と、意味不明の言語による歌詞で、なにやら伝えてくる男。その聞き手にぶつかってくる言葉の熱さは本物のはずなのに、その言語は不明。こんな弾き語り見たこと無い。沖永良部島出身のナイスガイ。孤高の弾き語りパフォーマーです。
山中いのるとドクフキキングコブラ
サーファーズオブロマンチカの宮原&本木、金剛石琴音、筋肉少女帯の友森昭一、DJ Karinga、そして、円盤企画出演最年少を更新(これまでの最年少は小学一年生、ドラびでおの娘さん、ちびドラ)!幼稚園児ラッパーの山中いのるによるスペシャル・バンド!7時過ぎると寝ちゃうんで、早めの出番です。

KONOスタッフ、オートルコーヒーのドリップ講座&コーヒー器具&豆販売/珍庫唱片の中古レコード販売/DJトマト/喫茶ゆすらご/ハローのシルクスクリーン・ワークショップ/たけうま書房の古本市/「四度の飯より本が好き」コンビによる古本市/初恋レコードの中古レコード販売/AOTSUKI(蒼月書房)のDJ
は昨日から引き続きっす。


以下当日のタイムテーブルです。当日変わっちゃう可能性アリアリなのでなるべくおおらかな時間設定でご来場下さい!最初から観るのがなんと言っても面白いですよ。
最近はお目当てのバンドだけ観て帰るのが当たり前の世の中ですが...時間を投げ打たなきゃ判らないことを毎回たくさん仕掛けているので、出来うるかぎり観てほしいです。最初と最後を観てるかどうかで本当はこのイベントの見え方大違いなんですけどね...


215日(土)
<5f>
16:00 CAVEMAN
16:50 ケッチ
17:20 TONE DEAF
17:50 シーサーズ
18:30 ZABADAK
19:20 豊田道倫+半野田拓+久下恵生
20:10 今井次郎病院作品演奏
20:50 奇形児
21:20 タナカ
21:30 Antonio Three

15
<6f>
16:00 夏の大△
16:50 AMEPHONE+山田民族
17:30 佐藤幸雄+POP鈴木
18:20 いなはたえみ
18:50 くにや
19:20 大谷氏
20:00 サインボールズ
20:30 ガール椿
21:00 andmo,
21:40 サイトウエレトリコグッドサウンド
22:10 minoru sato


216日(日)
<5f>
16:30 神さま
17:10 半額(碧衣スイミング+俵谷哲典)
17:50 みずたま
18:20 slum
18:50 ペガサス
19:20 サインボールズ
19:40 ポップトライアングル(林漁太+土岐佳裕+たけヒーロー)
20:10 NOTHING FACE GROM COLOMBIA
20:30 dendo pudding
21:00 ケバブジョンソンとbiobiopatata
21:50 toreo featuring ASUNA、湯浅学、佐藤幸雄、三沢洋紀

16
<6f>
16:30 おどけもの
17:10 半野田拓×ASUNA
17:50 ムスキアルバボリー
18:20 W.C.カラス
19:00 山中いのるとドクフキキングコブラ
19:30 バッド・ミッショナリーズ+ヒグチケイコ
20:10 ペンと書物
20:40 国際オバケ連合
21:20 GALAKUTA
21:55 犬風
22:30 AMEPHONE+オシロスコッティ

2014年2月13日木曜日

円盤です

◎円盤とは◎
円盤はチェーンのお店などには無いような、作った人が自分で持って来たちょっといいものや、出入りしている方々の様々なもの、そしてそうした方々と一緒に作ったものを売っているお店です。
CDやレコード、カセットなどの音楽ものが一番多いですが、本や布もの、そしてコーヒーとかラジカセとかゲームとかおもちゃとか(すべて自主制作)売ってます。

いよいよ今週末です!!!
◎円盤の雪祭り開催
この1年に各地でお世話になった方々で、東京にあまり来ない方々や、今観たい方々、円盤にこの一年縁のあった方々を集めました。今まで以上に「各地から集まってくる感じ」が濃厚です。東京にあまり来る機会の無い人や円盤企画出たことのない人を中心に来てもらったので、馴染みの顔が無いかもしれませんが!そーゆーことじゃないんすよ。この他にもお世話になった人はたくさんいますが(去年は福岡のボギー、広島ヲルガン座のイズミちゃん、姫路のゑでぃ、浜松こてふ夫婦、鹿児島、大牟田の方々、佐賀の白痴、山梨の五味醤油、浦和クークーバード、そして沖縄各地の方々など他にもみなさんお世話になりました)、今回はこのラインナップで!
日本は広いよ。見たことないような人もコトもまだまだたくさんあります。
「面白い人ってやっぱつながってるんだねー」とか「やっぱ世間は狭いねー」なんて言ってる人たちはね、間違いなく、自分の世界が狭いだけですから。
ツアーする方々もこのようなその土地に根付いてやってる人たち、行かなければ会えない人たちがいるからやれているのです。
それをかみ締めながら今後やっていこうと思っています。

今回、出演の方々の気合いが半端じゃないので
相当面白いことになると思うので!ぜひ!無理して来てください!
ネストでの最後ってこともあって急遽出演する人も!
日々状況変わっているので、出来るかぎり下の紹介分で更新して行きます〜

下に全出演者紹介書きましたので、読んでみて下さい〜
そして今回が円盤の渋谷NESTイベントは最後になります。
その件もまた下の方や「三ツ沢通信」で。


「円盤の雪まつり2014」
2014年2月15日(土)、16日(日) 渋谷O-NEST
各日前売り2,500円/当日2,800円/通し券3,900円/16:00 OPEN/START
メール予約は、info@enban.orgまで。
前日中24時まで受け付けてます!

2月15日(土)16:00-
出演者:AMEPHONE+山田民族/Antonio Three(from三重)/andomo,(from大阪)/いなはたえみ(from名古屋)/今井次郎病院作品演奏(向島ゆり子、久下恵生、近藤達郎、いしかわともこ、テニスコーツ)/大谷氏(from富山)/ガール椿(from広島)/奇形児/くにや(from宮崎)/CAVE MAN(aka村上ゴンゾ from名古屋/ごっこ社(民芸品販売)(from長野)/ケッチ(from岡山)/サイトウエレトリコグッドサウンド/サインボールズ映画上映+LIVE二日間の連続ものニヒル牛周辺で夢想されているバンドのリアル化?!/佐藤幸雄(from静岡)+POP鈴木/ZABADAK featuring 柳家小春/シーサーズが沖永良部島のユタの呪詞を再生した演目「島建てシンゴ」/"Sex God Sex" by minoru sato -m/s /TONE DEAF(from三重、大阪)/豊田道倫+久下恵生+半野田拓(from大阪)/夏の大△(大城真、川口貴大、矢代諭史)


2月16日(日)16:00-
出演者:ASUNA(from金沢)+半野田拓(from大阪)/AMEPHONE's attc + オシロスコッティ(from浜松)/犬風(from大阪)/おどけもの(from宮崎)/神さま/GALAKUTA/ケバブジョンソン+biobiopatata featuring植野隆司/slum(from長野)/W.C.カラス(from富山)国際オバケ連合三沢洋紀、マルコス・フェルナンデス、大菅直也、天野光太郎)/サインボールズ映画上映+LIVE二日間の連続ものニヒル牛周辺で夢想されているバンドのリアル化?!/タナカ(from鳥取)/dendo pudding(再結成!! spirits jack、吉野トランス、小杉淳、イシイアヤコ)/toreo(タナカ、村岡充、村岡ゆか、ボルゾイ、村上ゴンゾ、ASUNA、円盤田口、パグタス、湯浅学from鳥取、岡山、名古屋、金沢/NOTHING FACE FROM COLOMBIA(from岡山、アイドルパンチじろう+駅前旅館シゲマサ/バッド・ミッショナリーズ菅原真理子ONNYK ex 第五列)from盛岡 with ヒグチケイコ/林漁太(ミックスナッツハウス)+土岐佳裕(HAPPLE)+たけヒーロー/半額(碧衣スイミング(ex角煮)+俵谷哲典(2UP)による新バンド)初ライヴ/ペガサス(合唱に田中淳一郎 akaのっぽのグーニー、山本草介、アニュウリズム、さやfromテニスコーツ)/ペンと書物(from京都)/みずたま(from長野)/ムスキ・アルバボ・リー/山中いのるとドクフキキングコブラ(サーファーズオブロマンチカ宮原&本木、金剛石琴音、友森昭一&<筋肉少女帯ほか>、DJ Karinga、山中いのる←幼稚園児ラッパー)

<両日共出演>
KONOスタッフ、オートルコーヒーのドリップ講座&コーヒー器具&豆販売/珍庫唱片の中古レコード販売/DJトマト(CD屋from沖縄)/喫茶ゆすらご(from京都)/ハローのシルクスクリーン・ワークショップ(from広島)/たけうま書房の古本/初恋レコードの中古レコード販売(from彦根)/AOTSUKI(蒼月書房)のDJ(from大阪)/「四度の飯より本が好き」コンビによる古本市


◎円盤で大橋裕之月イチ4コマ連載始めました。頑張って見てね。

◎円盤の情報やたくさんの役に立たないブツがたくさん入った福袋型月刊雑誌「三ツ沢通信」今年もやってます!
番号をリセットして、午年ということで「午1」号から始まっております。
「円盤の雪祭り」でバックナンバー放出します。



◎沖縄ものレコード大量入荷してます!

◎去年はたくさんオリジナル作品出してました。
「今井次郎病院作品集」(CD/¥2500)
ENERGISH GOLF「一ノ蔵」(7"/1,000円)
HATTORI TAKASHI「UNBORN」(CD/¥1500/EBHT-6)
久下恵生×高橋幾郎「2008.1.13」(12"LP/¥2500/12EB-108)
テニスコーツ「違相」(7"EP)
テニスコーツ「ときのうた」(12"LP)
AMEPHONE「Retrospective」(12"LP)
入船亭扇里「牡丹灯籠 お札剥がし」(CASSETTE)
北村早樹子「きたむらじお」(CASSETTE)


◎円盤出張いろいろ決まっています。
2月 新潟、富山、金沢
3月 大阪、名古屋、福岡
詳細は「出張円盤」コーナーを見て下さい。

◎円盤のことやどーでもいいことがいろいろ判るけど円盤店頭では売っていない謎袋
「三ツ沢通信」発売中。
毎月10日発売。
800円。
円盤の新作情報、入荷情報、チャートなど
いろいろなことは現在すべてこの「三ツ沢通信」に書いてあります〜

以下の販売所でお買い求め下さい。
通販はしていません。
現在午2月号発売中!
雑誌なので、基本的に売りきりです。

現在の販売店は以下。
駄菓子屋よしぎの(宮城県仙台)
クークーバード(埼玉県浦和)
ニヒル牛(東京都西荻窪)
試聴室2(神奈川県横浜市黄金町)
PONTI CONTI FOOD こてふ(静岡県浜松)
正午の庭(長野県諏訪)
オヨヨ書林タテマチ店(石川県金沢)
珍庫唱片(三重県四日市&漂流店舗)
初恋レコード(滋賀県彦根)
Meditations(京都河原町丸太町)
蒼月書房(大阪府日本橋)
PONG KONG RECORD仮店舗(兵庫県姫路)※PONG KONG関係ライヴ会場などで
borzoi record(鳥取県鳥取)
村岡充仮店舗(岡山県)※ライブ会場にて
横川シネマ(広島県広島)
本法寺(香川県綾歌)※お寺です
ヨコチンレーベル仮店舗(福岡県)※LOUNGE SOUNDSなどライブ会場にて
CD屋(沖縄県中城)

その他、近所に販売所が無いなどの場合連絡下さい。
あとは店主が常に持ってますので、会ったときに、こっそり
「三ツ沢通信ください」
って言って下さい。