フィギュア男子 羽生が金メダル2月15日 5時32分
ソチオリンピックは14日、フィギュアスケート男子シングルで、羽生結弦選手が金メダルを獲得しました。
この種目で日本選手が金メダルを獲得したのは初めてです。
羽生選手は前半のショートプログラムで、史上初めて100点を超える高得点をマークしてトップに立ち14日に行われた後半のフリーの演技に臨みました。
羽生選手は演技前半のジャンプで2回、転倒しましたが、その後は立て直し、後半のジャンプやステップなどではできばえが評価されました。
その結果、ショートプログラムとの合計で280.09をマークして、金メダルを獲得しました。
この種目で日本選手が金メダルを獲得したのは初めてです。
また冬のオリンピックの日本選手の金メダルは、トリノ大会のフィギュアスケート女子シングルで獲得した荒川静香さん以来、2大会ぶりとなります。
銀メダルはカナダのパトリック・チャン選手。
銅メダルはカザフスタンのデニス・テン選手でした。
このほかの日本選手ではオリンピック初出場の町田樹選手が5位、前回バンクーバー大会で銅メダルの高橋大輔選手は6位でした。
「とにかく驚いた」
この種目で日本選手として初めて金メダルを獲得した羽生結弦選手は「自分の演技には悔しい部分もあったので、金メダルという結果にはとにかく驚いた」と笑顔を見せながら話しました。
そして「今回は本当に緊張したので、その中で、どれだけ自分の演技ができるのか、今後にいい経験になった」と落ち着いた様子でオリンピックの演技を振り返っていました。
5位に入賞した町田樹選手は、初めてのオリンピックでの演技について、「後悔はない。最後まで力強く戦い抜くことができた」と話しました。
そのうえで「4回転ジャンプには絶対的な自信があったので、転倒にはびっくりした。最初で最後のオリンピックだと思っていたので、無我夢中で滑った」と振り返りました。
6位で2大会連続のメダルを逃した高橋大輔選手は、「精いっぱいの演技はできた。これが実力だと思います。オリンピックで100パーセントの演技を見せられず残念でしたが、僕にとっては最高のソチになりました」と晴れ晴れとした表情で話していました。
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