2014年2月14日20時21分
東京電力福島第一原発から敷地外に影響する放射線量が、汚染水タンクなどにより目標の8倍に高くなっている問題で、東電は14日、2年後の2016年3月末までに年間1ミリシーベルト未満にする方針を明らかにした。今後、廃炉に向けた実施計画に盛り込む。
原子力規制委員会の会合で明らかにした。東電によると、15年3月末に汚染水タンクからの影響を年間1ミリ未満、タンク以外のガレキや放射性物質の放出などからの影響を年間1ミリ未満の合わせて年間2ミリ未満を目指す。翌16年3月末に合わせて年間1ミリ未満を達成するという。
この値は、第一原発内からの影響だけを推計する。昨年12月時点では年8ミリシーベルト。敷地外への影響を小さくするため、現在の実施計画では年間1ミリ未満にすることになっている。
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