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【プロ野球】

掛布DCが鳥谷に打撃改造勧告 本塁打増へ「真っすぐ踏み出せ」

2014年2月14日 紙面から

阪神・掛布雅之DC(左)、金本知憲さん(右)から打撃指導を受ける阪神・鳥谷=宜野座で(棚橋慶太撮影)

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 初めて指導者として沖縄・宜野座での1軍キャンプに合流した阪神の掛布雅之ディベロップ・コーディネーター(DC、58)が13日、早速、精力的に動いた。高知・安芸での11月の秋季キャンプで打撃指導した新井良、森田、伊藤隼らのチェックはもちろん、鳥谷にもフォームの改造を勧めた。

 雨のため室内で行った打撃練習中のこと。OBで野球評論家の金本さんとともに、鳥谷にアドバイスを送り続けた。

 「金本は軸足となる左足の使い方を気にしていた。彼は軸足で回るタイプだったからだろうけど、僕はそれより踏み出す右足の出し方が気になった。彼はつま先から(地面に)着くけど、真っすぐ踏み出してはどうかという話しをした」

 2人がともに求めたのが、本塁打を増やすこと。2009年には自己最多の20本塁打を放った鳥谷だが、昨年は3番ながら10本にとどまった。掛布DCは、下半身の使い方を変えれば、もっと強く球をたたけると考えている。

 「本人には『鳥谷のタイガース』として優勝しないといけない時期にきていると言った。そのためにはホームランは不可欠。実際20本打ったこともあるんだからね」

 沖縄入りした前日には静かにしたいと話していたが、大リーグ移籍を視野に入れる鳥谷にもすかさずチェックを入れる。1軍でもその存在感は増すばかりだ。 (中山隆志)

 

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