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ジャワ島で火山噴火 少なくとも2人死亡
2月14日 19時31分

インドネシアのジャワ島東部で13日夜、火山が噴火し、インドネシア政府は、半径10キロ以内の住民およそ20万人に避難するよう命じました。
降り積もった火山灰の重みで民家の屋根が崩れ落ちるなどして、これまでに少なくとも2人が死亡しました。

13日夜、東ジャワ州の3つの県にまたがる標高1731メートルの火山、クルド山が噴火しました。およそ40分後にもさらに大規模な噴火があり、インドネシアの国家災害対策庁は、火口から半径10キロ以内の住民およそ20万人に避難するよう命じました。
地元の災害当局によりますと、降り積もった火山灰の重みで火口からおよそ7キロ離れた民家の屋根が崩れ落ちるなどして、これまでに少なくとも2人が死亡しました。また、火山灰はかなり広い範囲で降っているということで、世界遺産にも登録されているボロブドゥール遺跡があるジョグジャカルタや、東ジャワ州の州都スラバヤなど、ジャワ島中部や東部にある空港が閉鎖されるといった影響が出ています。
クルド山は、インドネシア有数の活火山で、過去にもたびたび犠牲者を出す噴火が起き、最近では2007年にも噴火しています。
スラバヤにある日本総領事館によりますと、立ち入りが禁止されている地区に在留届を出している日本人はいないということですが、電子メールなどで在留邦人に注意を呼びかけています。

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