バンダイナムコの悪徳商法の極限進化のその後 完結編
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さて、過去に2回ほどバンダイナムコの悪徳商法の極限進化として2度ほど取り上げたが、今回はその完結編として最後に取り上げてみたいと思う。
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過去2回は1月30日『バンダイナムコの悪徳商法が極限進化』、2月1日『バンダイナムコの悪徳商法の極限進化の疑問にお答えしよう、注目は3月19日』の2度にわたって取り上げました。
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まだ何かあるんですか・・・。
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前回では3月19日に発売される「Jスターズ ビクトリーVS アニソンサウンドエディション」でどうなるのかを注目しようという話をした。
その答えが出たので取り上げてみる。
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まだ発売まで間がありますが、どうなりましたか?
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オフィシャルサイトに次のような記述が追加された。過去に掲載されていた文章もあるが、多くは追記されたものだ。
『本作登場作品のTVアニメ主題歌全21曲をゲームディスク内に収録した期間限定特別版!
※楽曲は全てゲームディスク内に収録しております。PlayStation Networkへ接続せつにお楽しみいただけます。』(「Jスターズ ビクトリーVS」オフィシャルサイトより)
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ずいぶんわかりやすくなっています。
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「ゲームディスク内に収録」の部分が一番大きな文字で赤字で書いてありますね。
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「TVアニメ主題歌全21曲」の赤字部分より大きくて、ちょっと笑えたけどな。
本来なら、ゲームディスク内に入っているのであれば、それこそわざわざ告知せずにいい話しで、明らかに「機動戦士ガンダム エクストリームバーサス フルブースト」の売り方が異質であったこと。
それによってこうした告知をしなければいけないということだ。
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同じような動きは2月13日に発表された6月26日発売の「仮面ライダー バトライド・ウォー2 プレミアムTV&MOVIEサウンドエディション」でも記載がありました。
オフィシャルサイトには記載がありませんが、通販予約を開始したamazon.co.jpや楽天ブックスでは次のような記載があります。
『期間限定生産版は、歴代平成仮面ライダー作品の全楽曲より新たに、TVの、そして映画の名曲をセレクトしてゲームディスク内に収録した、至極の「プレミアムTV&MOVIEサウンドエディション」版』(楽天ブックスより)
『TV、そして映画の名曲を新たに厳選してゲームディスク内に収録した至極の「プレミアムTV&MOVIEサウンドエディション」版を同時発売。』(amazon.co.jpより)
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共に「ゲームディスク内に収録」がしっかりと書いてあるという。
オフィシャルサイトにも書くべきだ、とは思うが、本来であれば入って当たり前の話なので、無くてもよいだろう。
とはいえ、先に言ったように「機動戦士ガンダム エクストリームバーサス フルブースト」の悪例を出したのはバンダイナムコ自身なだけに、ユーザー側の不安を払拭する気があるのであれば、今後はすべてにいちいち書く必要が出てくる。
それでも、ちゃんとこの手の限定版を出すのであれば、発表と同時にしっかり明記してあれば、これ以上、特段言うこともないだろう。
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では、この一連のお話はおしまい、ということですね。
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終わりでもいいけど、最後に過去に取り上げた時のコメントをいくつか紹介しておこうと思う。
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まずはこちらのコメントからです。
『昨今のゲーム事情というかバンナム事情を鑑みればDL提供というのは想定の範囲内でしょう。その後有料DLCとして出す可能性も十分あるものですし。それ自体が気に入らないというのは十分理解できますが、今回はちょっと言いがかりすぎると感じます。』(『バンダイナムコの悪徳商法の極限進化の疑問にお答えしよう、注目は3月19日』コメントより)
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昨今のゲーム事情という理由が本当であれば、今回紹介した「Jスターズ ビクトリーVS アニソンサウンドエディション」「仮面ライダー バトライド・ウォー2 プレミアムTV&MOVIEサウンドエディション」共にダウンロードで対応となる。
そうでない以上、昨今のゲーム事情という理由は当てはまらない。
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次のコメントです。
『発表から仕様が変わるなんて普通じゃないか。
もしDLだったら、買わなかったの?
ほとんどの人は、収録されてようがDLだろうが買ってると思うよ。
新品で買ってる人間には、全然困らん。』(『バンダイナムコの悪徳商法の極限進化の疑問にお答えしよう、注目は3月19日』コメントより) -
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ゲーム内容が変わることはあるが、売り方が変わるなんてことは今まで見たことが無い。特典が追加とかならいくらでもあるが。
また、DLだったら買わなかったかどうかだが、買う買わないの判断をできる状態にしていないことが問題だという話だ。
ちなみに、個人的にはDLだとわかっていれば買わなかった可能性が高い。
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続けて紹介します。
『仮面ライダーの時は別ディスクにしたため、価格が高騰したので今回は同一ディスクでの対応にして価格を抑えたはずだが。』(『バンダイナムコの悪徳商法の極限進化の疑問にお答えしよう、注目は3月19日』コメントより)
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先のコメントでもそうなのだが、よくわからない理由をつけて擁護するのはなんなのだろうか。
もし、この話が正しいのであれば、今後発売されるタイトルはDLで楽曲追加となる。
しかしそうでないことから、明らかに「機動戦士ガンダム エクストリームバーサス フルブースト」の売り方が異常だとわかると思うのだが。
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最後にこちらを紹介します。
『(前略)ただ、おそらくの話だが、こういうのは著作権料が絡んでる可能性がある。
たぶんこの形にすることで、バンナムだけでなく著作権協会にも実数の把握がしやすく、その分値引きするとかって話でまとまってるんじゃないの?
曖昧な数しか把握できないなら、少し多めにくれとかってのがないと。
(在庫の形でどっかに眠ってるとかってのが無い。ダウンロードされれば数字で把握できる。)
バンナム的には、別売りはしないとか、期間限定にするとかってことで販売数が伸びるとかちょっと考えられないし、なんかそういうことなんじゃないかと思わせる。
ただ、ダウンロードされないと著作権料支払わないんだろうからバンナム丸儲けかも?』(『バンダイナムコの悪徳商法の極限進化の疑問にお答えしよう、注目は3月19日』コメントより) -
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案外、このあたりが考えの前提にあるようにも思える。
そして、この考えを元に楽曲をディスク内に含めずにDLコードで対応したとするのならば、やはり詐欺的といってなんら差支えないよな。
それはユーザーに対してもそうだし、楽曲提供側に対しても。
実際はどうなのかしらないのでこの点はあまり深く言わないが。
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いろいろありますね。
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最後に、コメント欄でよく見かけたのは、今書いてあるからいいじゃん、という話。
この考えで行くと、以前問題視した「ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル」の発売日直前に課金方法を告知したのも何ら問題ないとなる。
本当にそういう考えであるのなら、考えの違いが乖離しているので、これ以上言うことはないが、ジョジョの時は批判し、今回は良しとするのであれば、あまりにもご都合主義が過ぎる。
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2013年9月13日『バンダイナムコPS3「ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル」で犯した罪のまとめ』で紹介しました。
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とりわけバンダイナムコは一事が万事このようだから、問題視しているわけだ。
今後適正化に向かうのであればそれはそれで良いが、問題を問題とせずに良い良いというユーザー側もどうかと思う。
もっともふつうにゲームを楽しむユーザーが細かく考える必要もないのだが、おかしいことはおかしいと言う。それをしないと、より未来が暗くなる。
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明るい未来を期待したいですね。
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バンダイナムコの本店所在地はバンダイナムコ未来研究所なのだが、暗い未来研究所に改名した方がいいんじゃないか?
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そういう皮肉はやめてください・・・。
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ほんと、ゲームユーザーを暗い気持ちにさせるのだけは達者になってくれちゃって・・・。