板東英二　ＳＫＥ４８公演で本格仕事復帰…サプライズの開会宣言

武将スタイルで開会宣言した板東英二＝ナゴヤドーム

　今年１月に吉本興業入りしたタレント・板東英二（７３）が１日、ナゴヤドームで開催されたＳＫＥ４８初の単独ドームコンサート「ＳＫＥ党決起集会。『箱で推せ！』」にサプライズ出演。武将スタイルで登場すると、カンペを見ながら申告漏れ騒動を謝罪し、開会宣言した。

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　２０１２年１２月に個人事務所の７５００万円の申告漏れを国税局に指摘され、芸能活動を休止していたが、この日が騒動後初のイベント出演となった。

　中日ドラゴンズの投手からタレントに転身した板東にとって、名古屋は第二の故郷。開会宣言を務めるため、武将スタイルで登場すると、左手に書いたカンペを何度もチラ見しながら、「この度はご心配ご迷惑おかけしました。ＳＫＥ４８の皆さま、本日はおめでとうございまーす。ワガママ聞いてください。ナゴヤドームで投げたいんや」と絶叫。軍配を持った右腕を大きく振りかぶった。

　板東は昨年１１月に謝罪会見を開き、「カツラは経費で落ちると思っていた」などと釈明した。その後、インターネットの番組には出演したが、この日が本格的な仕事復帰となった。親交のある明石家さんまらがテレビで板東の復帰を願うなど、陰の助力もあり、今年１月に吉本入りした。

　なお、ＡＫＢは２０１２年から東京ドーム公演を行っているが、こちらは姉妹グループが総出演しており、ＳＫＥの単独ドーム公演はＡＫＢ４８を筆頭とする４８グループでも初めて。