2014.2.14 05:02(3/3ページ)

ゴメス本塁打王なれる!阪神・掛布DC“ご利益”授けた

打撃練習をする阪神・ゴメス。左は掛布DC=宜野座村営野球場(撮影・白鳥恵)

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 「(掛布DCに)3回ホームラン王をとられたという話を聞いたよ」とご利益をたっぷり受けたゴメスも「スイングも日に日によくなって、体も動き始めている」と笑顔だ。3日連続の打撃練習で時差ぼけも解消。14日からチーム本隊に合流して屋外で初の打撃練習を行う予定。マートンに日本投手の傾向を聞くなど余念がない。

 「やっぱり新外国人ですね。戦っていく上で一番気になっていた。一番興味を持ってみました」と掛布DC。沖縄での4日間、4番後継者のチェックも大きな仕事だ。

掛布DCの本塁打王VTR

 掛布DCは現役時代の1979、82、84年と3度の本塁打王を獲得。79年は当時チーム新記録となる48本塁打(2位は広島・山本浩二の42本)を放ち、主砲だった田淵幸一(79年から西武)の抜けた穴を埋め、82年には2年目の巨人・原辰徳(33本)と争った末に35本塁打でタイトルを獲得し、打点王との2冠王に輝いた。84年は中日・宇野勝と争い、37本塁打で迎えた10月3日(ナゴヤ)、5日(甲子園)での最後の直接対決2戦では両者とも全打席で四球と勝負を避けられ、タイトルを分け合った。

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