打撃練習をする阪神・伊藤隼=宜野座村営野球場(撮影・白鳥恵)【拡大】
阪神春季キャンプ(13日、沖縄・宜野座)阪神は14日、今季初実戦となる韓国サムスンとの練習試合(宜野座)を迎える。サバイバルのゴングを控え、3年目の伊藤隼太外野手(24)は、沖縄キャンプ初指導となった掛布雅之DC(58)に新打法の完成を豪語。実戦で結果を出す“約束”を交わした。
「自分の形をつかみました!!」
掛布DCによると、ドーム内でフリー打撃を行った伊藤隼が、こう宣言したという。師匠は「じゃあ、あしたの実戦で結果を出してみろ!!」とニヤリ。約30分間、久々に愛弟子の打撃を見つめ、「ちょっと力んでいたが最後は感じをつかんできていた」と合格点だ。
昨秋キャンプから、肩を水平に回すスイングを二人三脚で取り組んできた。教えを守ってきた背番号51が、福留を筆頭に緒方、俊介、柴田らひしめく激戦の右翼争いへ、最高潮の威勢とともに乗り込む。(栃山 直樹)
(紙面から)