大阪市議会:4会派、橋下市長辞職に不同意へ

毎日新聞 2014年02月13日 19時42分

 大阪市議会の4会派(公明、自民、民主系、共産)は13日、出直し選への立候補を表明している橋下徹市長の15日付の辞職に同意しない方針を確認した。14日の本会議で採決されるが4会派は市議会の過半数を占めており、地方自治法の規定で辞職は27日にずれ込む。3月の出直し選の日程には影響しない。

 橋下市長は今月7日に市議会議長に15日付での辞職を申し出た。地方自治法の規定で早期辞職には議会の同意が必要で、同意がない場合は20日後に自動退職になる。

 公明市議団の待場康生幹事長は報道陣に「来年度予算案の審議を放り投げて辞職するのは、あまりに無責任だ」と批判。自民市議団の柳本顕幹事長も「出直し選の不可解さについて、不同意という形で議会の意志を示したい」と述べた。【茶谷亮、林由紀子】

最新写真特集