韓国誌、「被曝」文言で日本女性蔑視 批判殺到に謝罪もお決まりの責任転嫁 (1/2ページ)

2014.02.13


問題のMAXIM韓国版【拡大】

 韓国の男性向け月刊誌「MAXIM」が掲載した「日本女性と付き合う法」というタイトルの記事が波紋を広げている。表紙に福島第1原発事故の被災者を揶揄(やゆ)する文言を掲載、批判を受けた出版社が、公式ホームページ(HP)で謝罪する事態となった。だが、その謝罪文で安倍晋三首相の靖国神社参拝や慰安婦問題を持ち出す厚顔ぶり。聞いてあきれる顛末とは−。

 MAXIMは1995年、英国で創刊され、欧米など35カ国で展開。2002年に韓国版も出された。韓国版のHPなどによると、「悪い男たちのバイブル」をコンセプトに女性有名人のグラビア写真や流行情報などを取り上げ、部数は月間10万部。主な読者層は20〜30代という。

 韓国事情に詳しいノンフィクションライターの高月靖氏は「男性グラビア誌の代表的存在。韓国では『軍人の必読書』で、徴兵された若者が先輩兵士に買いに行かされることが多い。名前が似ることから『新人兵士がコーヒーのマキシムを買って帰って先輩に怒られる』というお決まりのジョークがあるほど認知度が高い」と話す。

 問題となっているのは先月発売された同誌2月号。表紙に「日本女性と付き合う方法、被曝した子は別」との文言が掲載された。放射能を連想させる「被曝」というフレーズを使って、日本人女性を愚弄したような内容に読者から批判が殺到した。

 

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