中国事業のリスクは高く、汚職や詐欺などが問題-中国香港メディア
国際ビジネスコンサルタント会社「AlixPartners」がこのほど行った調査の結果では、汚職の可能性があることで、中国は世界的にビジネスリスクの最も高い国に数えられた。企業は中国での事業を回避するだろう。参考消息網が伝えた。
中国香港「南華早報」サイトの12日付の報道によると、中国を含むこの調査の対象は弁護士や国際会社法規部署管理者である。その結果では、汚職不安から、25%の企業は中国や中東でのビジネスを回避し、39%の企業はアフリカでのビジネスを回避している。
AlixPartnersのパートナー、マイケル・マーフィー氏によると、アメリカとイギリスの監督当局が監視を強化しており、中国経済が減速し、中国政府が食料や薬物の安全を重視することで、中国での汚職のリスクは高まっているという。
調査対象者の41%は「中国で、汚職は不可避である」、56%は「アフリカで、汚職は不可避である」、46%は「ロシアで、汚職は不可避である」と回答した。
アメリカ・クロールの調査では、2012-2013年に、調査対象者の80%は中国で詐欺のリスクに直面すると回答した。この比率は2011-2012年の69%を上回った。平均して言うと、2012-2013年に、企業は中国で詐欺に遭ったことで収入の1.2%を損失した。ちなみに、2011-2012年のそれは0.8%だった。
クロールは上級管理職901人を対象に調査を行った結果、「中国で、詐欺に遭う不安は非常に強い」と指摘した。
調査の結果では、企業の約20%は2012-2013年に「中国で汚職や賄賂に遭う可能性がある」と回答した。この比率は前期の6%を大幅に上回った。また、企業の約20%は2012-2013年に「法規違反の現象に遭う可能性がある」と回答した。この比率は前期の4%を上回った。
(翻訳 李継東)
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