韓国ＫＴとＮＴＴ　次世代ネットワークなど協議

【ソウル聯合ニュース】韓国通信大手のＫＴは１３日、日本のＮＴＴと次世代ネットワーク仮想化の方向性をテーマに、研究開発（Ｒ＆Ｄ）協力会議を開催したと明らかにした。

　両社は２０１０年から、最新技術とＲ＆Ｄ分野に対する情報交換や相互協力のため役員クラスの会議を開催してきた。６回目となる今回の会議には、ＫＴから李東勉（イ・ドンミョン）融合技術院長らが、ＮＴＴからは片山泰祥・代表取締役副社長らが出席した。

　ＫＴは会議でＳＤＮ（ソフトウェアの操作で性能や機能の設定・変更ができるネットワーク）の研究現況を紹介。ＮＴＴは世界的なスポーツイベント向けのコーデック・システム（メディアファイル圧縮・伸長プログラム）の開発現況と戦略を発表した。

　また、両社はネットワーク仮想化についての認識を共有したほか、これを基に相互協力アイテムと推進策を議論するため、実務者レベルの会議を開くことで一致した。次回、７回目の会議は今年下半期に開かれる。　

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