ここから本文です
[PR] 

羽生、世界初の100点超えでSP首位!「日本人として誇らしく思いたい」

デイリースポーツ 2月14日(金)4時26分配信

 「ソチ五輪・フィギュアスケート男子・SP」(13日、アイスベルク・パレス)

 19番目に登場した羽生結弦(19)=ANA=は、101・45点をマーク。自身が昨年のGPファイナルでマークした世界最高得点の99・84点を上回る前人未到の100点台で、堂々の首位に立った。高橋大輔(27)=関大大学院=は86・40点で4位、町田樹(23)=関大=は83・48点で11位につけた。

 羽生は演技前、コーチのブライアン・オーサー氏とがっちり握手。軽く笑みを浮かべてリンクに飛び出した。

 最初の4回転トゥーループを鮮やかに決めると、その後もプレッシャーを感じさせない伸びやかな演技を披露。3回転のコンビネーションジャンプも軽やかに決めるノーミスの演技に、会場からは大歓声が飛んだ。

 憧れの存在だったエフゲニー・プルシェンコ(ロシア)が、競技直前の6分間練習で腰の故障を悪化させ、よもやの棄権。“直接対決”が実現しなくなるというアクシデントも、悠々と乗り越えた。

 羽生は演技後のインタビューで「本当にうれしかったです」と笑顔。自身の演技を振り返って「まだまだ(思い描いた演技には)ほど遠いかなと。足がオリンピックということで、ちょっと震えりもしたんですけど、やれたことはやれた。とにかく日本人として、このショートとしての結果をまず誇らしく思いたい」と胸を張った。

 その上で「今日やるべきことはやったので、今日はまず喜んで、明日へ向けてしっかりと体を休めて、明日また今日と同じようにではなく、明日は明日でいい演技がしたいと思います」と、フリーの演技を見据えて気を引き締めていた。

 羽生は6日の団体男子SPに登場。堂々の演技で97・98をマークして1位となり、実力を見せつけていた。

 プルシェンコと並んで日本勢の強力なライバルと目されていたパトリック・チャン(カナダ)は、21番目に登場。97・52の高得点をマークしたが、羽生が4点近く上回った。

【関連記事】

最終更新:2月14日(金)4時44分

デイリースポーツ

 

PR

注目の情報


ソチオリンピック特集はこちら!
PR

注目の商品・サービス

PR