フィギュアスケート女子の浅田真央(中京大)と鈴木明子(邦和スポーツランド)が19日(日本時間20日未明)のショートプログラム(SP)に向け、調整中のアルメニアから予定を早めてソチに戻ることが13日、分かった。関係者によると浅田は2日、鈴木は1日早め、ともに15日に変更する見通し。
日本チームが首都エレバンに独自の練習拠点を用意したが、日中の気温が15度近くまで上がるソチとは温度差があり、再び五輪開催都市の環境に適応することを優先したという。アルメニアを事前調査した昨年9月よりリンクの室温が低いことも要因となった。
団体を終えた翌日の10日から6日間、五輪の本番会場では女子の割り当て時間がなかったが、16日から再び組まれている。関係者は「当初の予定では少しソチに戻るのが遅いかなと思っていたので、いい判断だと思う」と話した。(共同)