米NSCアジア政策責任者 尖閣巡り中国に強い懸念(02/12 11:22)

 アメリカのNSC=国家安全保障会議のアジア政策の責任者が、尖閣諸島を巡る中国の一方的な行動に反対すると強調しました。

 NSC・メデイロスアジア上級部長:「アメリカは最近の中国の南・東シナ海での動きを懸念している。特に我々は、尖閣諸島での日本の行政権を害するような一方的な行動には反対する」
 メデイロス上級部長は、「中国による東シナ海の防空識別圏の設定など、最近の行動は地域を不安定にさせるものだ」と強い懸念を示しました。その上で、「アメリカは『尖閣諸島は日本の行政権のもとにある』と考えている」と述べ、日米安保条約5条の適用範囲内であることを改めて強調しました。また、中国に対して、「効果的な外交ルートを開くべきだ」として、日本と対話するよう求めました。

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