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千葉の鉄道 除雪の車両なく作業難航
2月9日 11時38分

千葉の鉄道 除雪の車両なく作業難航
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運転の見合わせが続く千葉県内のJRや私鉄の各線では専用の車両がないため除雪に時間がかかり、運転再開の見通しが立たない状況が続いています。

このうち京成電鉄では、全線で試運転用の車両を走らせ、雪をかき分けながら、線路に積もった雪を取り除く作業を進めています。
作業では、雪が多すぎる場所に来るたびに作業員と乗務員が車両から降りてスコップで線路から雪をかき出しています。
またJR東日本千葉支社でも作業員が線路内の雪が積もったところに移動しながら、スコップなどで雪を取り除く作業を進めているということです。
いずれも専用の車両がないため除雪の作業に時間がかかっていて、運転再開の見通しが立たない状況が続いています。

幹線道路なども除雪難航

記録的な積雪を観測した千葉市では、ショベルカーなどを使って幹線道路などで除雪作業を続けていますが、9日中に終わる見通しは立っていないということです。
千葉市は地元の建設業者に委託して、9日午前6時ごろから管轄する一部の国道や県道、それに市道で除雪作業を始めました。
幹線道路や橋、それに人の多く集まる駅前広場などを優先して行う方針で、このうち千葉市中央区にあるJR蘇我駅近くの陸橋では、ショベルカーが、道路一面に積もった雪をすくい上げては、道路脇によける作業を繰り返していました。
市は除雪を終えた道路に融雪剤をまいて、道路の凍結が起きないよう備えることにしています。
千葉市によりますと、雪で動けなくなって放置された車が止まっていたり、除雪専用の車両がなく、ショベルカーも足りなかったりすることから除雪作業が9日中に終わる見通しは立っていないということです。

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