春名は現在もブログ、Twitterともに更新はしているが、必要以上にその反応を気にすることはないという姿勢の表れだろう。“ネット離れ”に対してネット上では「やっと気づいたか!」「無理にやるもんでもないよ」と、その姿勢を肯定する意見が多いようだ。
「ダイレクトに反応が来るのがTwitterの良さですが、それは同時にリスクでもありますからね。有名人ともなれば、1日に何百通もリプライが来ることも珍しくありません。春名は過去にじんましんになったときに、Twitterが原因であるとほのめかしていましたが、ネットでのやりとりがストレスになってしまっては元も子もないですからね。声優の平野綾は、Twitter上でファンと“口論”を繰り返したあげく、30万人以上のフォロワーがいるアカウントをあっさりと告知専用にしたことで話題となりました。反対に、ポエム的なつぶやきで独自の世界観を醸し出している吉高由里子や、開き直ったようなエロツイートを連発した眞鍋かをりなどは、うまく使いこなしているといえるでしょう。いわゆる“煽り”にもユーモアあふれる切り替えしを見せるなど、タレントとしての度量を見せる有吉弘行の場合は、フォロワー数が日本一というのもうなずけるといったところです」(同)
うまく使えば新たなファン獲得などのメリットがあるものの、諸刃の剣でもあるTwitter。芸能人の間でも、その使い方は分かれているといえそうだ。春名はブログで「机上の空論とはよく言ったものでつくえに向かってウツウツ考えてても、ひとつもまえにはすすめないんだね」とも語っている。12歳でここまで達観したような発言ができるのも、彼女の精神年齢の高さとネット上で修羅場をくぐり抜けてきたからこそといえるだろう。もちろん、今回の意思表明がどう転ぶかは今後の彼女の活躍次第ともいえるが…。
(文=津本ひろとし)