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男優やったが又射精出来なかった( ̄◇ ̄;)

もうホント、ダメダメでごじゃる。


今日は撮影分量が少なかったにも関わらず俺の絡みは最後。

それまでもほとんど出ずっぱりであった。



今日の撮影はアタッカーズでこないだ撮ったものの続編というか一部。


なのに前回は歯もなくヒゲぼーぼーで髪の毛も長かったが、今回、前回の数日前という設定であるにも関わらず歯が入り髪は切ったあとでヒゲも剃ってしまった後だった。


出演依頼が2日前の深夜であった。

実質1日しかない状況で、歯は仕方ないとしてももう少し早くわかっていればヒゲとか髪の毛は切らずに済んだのに。



俺の役どころは映画「子宮に捧げる愛の詩」での女体拷問研究所のメンバーと同じ。

映画とAVで全然違うのだが監督の中ではつながっており同じものなのだ。





こないだは主役の娘と絡んだが、今回はわき役の企画の娘だった。








変なハナシだが今回の娘の方が断然にかわいかった。(中身がね)



イカされまくるわけだがかなり頑張っていた。


一応メンバーなので俺もその場にいなければならない。

実際にズコバコ手マンバイブを激しく使っているのはベイビーのスタッフ。


今回俺はイカされまくるその娘にアドリブで「目を開けろ!そして俺を見ろ!!」と促した。


絶叫しながらも彼女は一生懸命俺を観た。


しばらく見つめ合ううちに涙がポロポロ溢れてきた。

そして直後もんどりを打ってイッた。




そのシーンの前にチョロチョロっと話した時その娘が俺に「すごくモテるでしょう」と言った。

俺はおべっかも遣わないしダジャレばかり言っていた。


その娘はもう2年も企画女優をやっているらしくベテランである。

そういう事が聞き出せたのでちょっと思いついたのでアドリブでそんなことをしたのだ。


イカされながら涙を流すその娘は異常に美しかったし、魅力的でもあった。









ここのウリであるイカせまくり、確かに迫力はあるんだが実際俺の考えるAVとは少し違う。



俺は「この女とヤリたい!」「このはなんて愛おしいんだ!」と観ているユーザーに思わせ欲情を煽りたいのだ。



半ば現実的でないモノだとそこに結びつかないように思う。



画面の中で日常では中々見れない女性のイキまくり、激しい愛撫激しいSEX。


それはいわゆるこういっちゃなんだが所詮見世物。


欲情すると言うのは「その女を抱きたい!」と強く思える悶々としたモノでないとイケないような気がしている。






ビデオであるからどんなにバーチャルであろうと実際にその女を抱くことにはならない。

それを踏まえた上でじゃあ一体なにを喚起させるべきなのか?


俺が思うところは観ているヒト達にそのAVに出ている女性への強い欲求を煽る、その女性の魅力を最大限に引き出す事、価値を映し出すのだ。








「羨ましい」や「嫉妬」、結構じゃないか。


そう思えれば思えるほどその女性は魅力的に映っていると言うことだ。










何年か前にmixiのオフ会をしたところ男性諸氏に言われて思うことがあった。








「太賀麻郎がシテいる女とヤリたい!当時本当にそう思ったものでした」



それは同じ女優が他で俺以外と絡んでるビデオのその本人ではなくて俺とシテいるあのビデオの中にいるその女優とヤリたいと言った。

当時、俺のことが憎くて憎くてしょーがなかったと言っていた。



まさしく嫉妬であるのだが、昔、忠さんが「あさお、嫉妬は最高の愛撫だな」って言っていたのがその時俺の頭を代々木った、いやよぎった。




感動というのは喜怒哀楽なんでもイイから感情が喚起される時に起こるのだ。





1日最後の絡み、監督は「会話部分はすべてオミットされる分として絡んでください」と言った。



俺はこの娘がかわいくて仕方なかったので一つ提案した。



「この娘が愛おしく魅力的見える絡みにしたいんです」と。



それは早速採用された。



彼女の身の上をチラホラ聴いていた俺はすかさず彼女を見つめた。


彼女も俺の眼を見つめ一瞬の間があった。





彼女は俺を見つめながら物言わず涙が溢れた。









「AVの撮影の絡みでなぜ泣くのか?」









それは昔ムーディーズのプロデューサーが俺の撮ったモノを観て驚いた時に言った言葉だ。

その後それは俺の反対を押切り、シリーズ「愛の嵐~ジラシーストーム」になった。


もちろん売れなかった( ̄◇ ̄;)










そしてどちらからともなくくちびるを求め合い強く抱き合った。



その時点で俺のPC(ポコチン)は勃起した。



身体を寄せ合い互いに相手のカラダをまさぐりAVでのセオリーな流れは無視された。








そこで難敵登場!




そう!言わずとしれたゴムである。




ゴムを装着されるやハレルヤ、俺のPCはヤクルトみるみる精気を失ってゆく。



それでも締りのイイ彼女の中に挿入され、俺を真剣に求めてくれる彼女に俺のPCはずっと勃った。


アタマの中で色んな不安がよぎる。


俺はAVでもあまり見ないようなちょっと変わった体位をいくつか見せた。



それはこれから起こるであろう不幸の予兆に出た俺の呵責であった。








「せめて、せめてこの娘だけは魅力的に魅せたい」







ゴムを着けられた俺のデクノボーはまさしくデクノボーに成り果てていた。


このままでは射精はムリと。




でも最後まで彼女の名誉の為にも言うが、彼女は充分魅力的であった。




しかしストップザコンドーム!



ゴムして気持ちイイなんて思ったことはTちゃんに対してしか思った事はなかった。




復帰2作目もまたしても不発に終わった( ̄◇ ̄;)




まあ、男優復帰するつもりはないわけだからイイが、あまりにもショック!


昔はたとえ勃起してなくても気合だけで射精出来た。



秘策「勃っていればチンポは射精するもんよ」作戦ってのがあった。



しかし今回前回と、勃起しているにも関わらずメゲてしまった。





昔のドラマAVのような射精のないシーンになってしまった、関係者各位の皆様、まことに申し訳ないm(._.)m





















太賀麻郎の近著

「東京ノアール 消えた男優 太賀麻郎の告白」

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