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第十六話前編

前回までのあらすじ
ナスカは自ら闇の書の防衛プログラムに飛び込み独自の方法で融合を試みる
そして、それを阻むかの様に立ちはだかる偽ライダー軍団たち奴等の仕掛けた罠で囚われになる仲間達、境地に立たされた時、フィリップが突如【仮面ライダーサイクロン】に変身し戦況を持ち直し遅れたクロノが駆けつけ、偽ライダー達に勝利したのも束の間…遂にナスカが動き出した…そして人の全ての命は奴の掌で決まるのか?

決戦のT/立ち上がれ疾風と切り札を纏う者達前編

仮面ライダー達が同士の闘いが始まってる頃の事

場所 海鳴公園付近の高台

義之&渉&小恋&ななか&すずか&アリサside

彼等は転送魔方陣後ずっとその場に止まりずっと大きな黒い球体を見て息を飲んで居た
最初に口を開いたのは

義之
「一体全体何が起こってるんだ?」

それは、同時に皆の思う疑問が一致した


「良く分かんねぇけど…何か大きなドンパチが始まったよな?」

ななか
「う、うん…翔君…闘ってるのかな?」

突如現れた大きな巨大な岩石その上で光が付いたり消えたりを繰り返していた

小恋
「あの上で闘ってるの?」

そしてやがて一番大きな光が灯り岩石上の闘いが終わった

アリサ
「収まった?」

すずか
「うん、海にまだあの黒いのが有るけど」

アリサ
「一体何なの?まさかこのままずっと続かないよね?」

誰もが皆そう思った…しかし


「大丈夫さ!」

全員その言葉で振り返り渉は根拠の無い自信を口にした…何故そう言い切れるのか


「だってよ…アイツは仮面ライダーなんだぜ?それになのはちゃん達も色々事情が有ると思うけどよ…皆だって翔やあの子達が絶対に負けないって信じてるんだろ?」

そして全員再び頷き有った…その時黒い球体にヒビが割れ大きな怪鳥が現れた

義之
「か、怪獣!?」

小恋
「う、嘘?」

突如現れた巨大な怪鳥…その姿は黒い炎を纏った不死鳥が現れた

ななか
「ちょ、なんの?アレに勝てるって言うの?」

増々不安になって行く面々そして渉が何か鞄から取り出した

義之
「渉!?それって画用紙…セロハンテープとか出してどうしたんだよ?それにマジックペンとか良く有ったな?」


「いや、実ははやてちゃんにクリスマスプレゼントの事を今度って言ったろ?実はコレで元気出せよって言う大きなクリスマスメッセージカードを作ろうと思ったんだ…でも徹夜したけど色々と失敗して…だからさ、これで翔達を応援するデカいメッセージカードを作るんだよ!皆だって黙って居られないだろ?やる奴居るか?」

アリサ
「アタシやります!」

すずか
「私も!」

義之
「勿論俺達だって!」

そして全員鞄の中をひっくり返し書けるモノを取り出しそしてそれぞれ少しずつつ文字を描きセロハンテープで他の画用紙同士を繋げ合わせ更にまた画用紙を大きく描きそれを順番にやって行きどんどん大きなメッセージをその画用紙に描かれて行く

義之&渉&小恋&ななか&すずか&アリサsideEnd

場所 海岸上空

ダブルライダー&フェイト&なのは&ユーノ&アルフ&はやて&守護騎士&クロノside

そして突如現れたドーパント達の大群その数は数千対は下らないんだろう

クロノ
「ま、まさか…アレだけの戦力を投入したのか?」

ナスカ・ヴィラコチャラスカを取り囲む様に無数のドーパント達が互いに押し寄せて来る

シグナム
「この数は厄介だ…ただでさえ我々はドーパント言うモノ達の戦闘の経験が無い…奴は物量で攻めて来たか」

しかしサイクロンが前に出て暫く周りを観察し頷く

サイクロン
『成る程、アレは恐らく闇の書の防衛プログラムを売価にして出来た…再生怪人達だ、平たく言えば奴はGENEメモリを駆使して使ったのは遺伝子操作のメモリと膨大なエネルギーを利用して作ったインスタント型だって事だ…つまり数は確かに多いけど…僕等全員の攻撃は通る!そもそもアレは純粋なエネルギー体で有るからして、強い攻撃を当てれば消滅するんだ!』

アルフ
「え?マジで!?ようやくアタシ好みの闘いが出来る訳か…翔!今までの貸纏めて返すよ!」

ユーノ
「なのは、僕が後ろを守るからだから何時も通り全力で行こう!」

ザフィーラ
「盾の守護獣の名に置いて皆を護り抜く…お前達は前に徹しろ!」

ヴィータ
「取あえずアイツ等ブッ飛ばしちゃって良いわけだよな?んじゃ行くぜ!えっと、高町なのは!」

なのは
「うん!一緒に頑張ろうねヴィータちゃん!皆!」

はやて
「了解や!リィンフォースも一緒に」

リィンフォース
『はい!主のサポートは私が!』

シャマル
「怪我の治療は任せて下さい!」

ジョーカー
『よっしゃ!皆行こうぜ!奴の好きにさせるかよ!』

そしてそれぞれ散開しダブルライダー達は先ず低空にそれぞれのレーンを描き先ず下の居る部隊から攻めて行く

サイクロン
『コレは、僕が今まで研究してた試作段階のメモリたちのモノ、皮肉だね…でも!』

ジョーカー
『ああ、生憎だが雑魚に構う気はねぇんだよ!』

スカルボイルダーのブレーキを掛けながらそのまま回転する様にハンドルを切りながらその勢いに乗じて先ず目の前の敵に右足蹴りをそして後ろに居る奴に左手の裏拳を当てサイクロンはジョーカーの後ろをカバーする様に真上から来る部隊に対しハードボイルダーを飛ばし後ろのタイヤで一体のドーパントの顔に押し当て一気にアクセルを捻りその勢いで一体の顔は潰れそのままハンドルを握りながら前方に居るバッドドーパントの翼を蹴り破り落ちて来たバッドに対し追い打ち掛ける様にジョーカーの左肘が顔面に強打しそして約1分足らずで周りのドーパント達が爆散して倒れた

ジョーカー
『今のドーパントの部隊でおおよそ二十体で約1分30秒か…歯ごたえが無いぜ』

サイクロン
『それだけ奴の作りが荒いって事だね…皆も大技を使わずに対応してるけど…でも』

ジョーカー
『ああ、奴の身体は無限の生産工場になってる…元を断たないと駄目だって訳か…兎に角押して行くぜ!』

そして他のメンバーもまたダブルライダーに続く様に善戦して行く

シグナム
「ハアァァァ!」

フェイト
「ヤアァァァ!」

炎の剣と雷光の斧の共演乱舞をお見舞いし周りには炎と雷のアーチを描きながら周りに居るドーパント達を薙ぎ払う

シグナム
「テスタロッサ!大丈夫か?」

フェイト
「はい!シグナムの方こそ平気ですか?」

シグナム
「問題ない…しかしお互い背中を合わせて闘うとはな」

フェイト
「ええ、ですけど今は!」

後ろから来るアイスエイジを切り裂きそして

シグナム
「ああ、共に敵を撃つぞ!」

フェイトの真上から来るバードを両断しそれぞれの後ろを守りながら進んで行く、そして此方も同様に

ヴィータ
「オイ!タイミング合わせろよ!」

なのは
「分かってる!ヴィータちゃん!行くよアクセルシュータ!シュート!」

なのはの放ったアクセルでヴィータの身体を避け周りのドーパント達に打撃を与えその後

ヴィータ
「派手に行くぞアイゼン!」

アイゼン
『ラケーテン・フォーム!』

そしてそのまま回転しアイゼンの勢いで全方位攻撃をしそして最後に上から大きくバイオレッドを目掛け殴りつけ、そのまま後ろのブースタに火を点火し勢い行く地面に沈めた

ヴィータ
「へん!あたしにかかりゃこんなモンだ!」

なのは
「凄い!やったね!」

ヴィータ
「ああ、それにあんがとな…助かった…」

なのはにお礼を言うが次第に声が小さくなり上手く言葉が伝えきれず顔を赤く染めながらそっぽを向いた

なのは
「うん!それよりも次に行こう!」

そしてまた別の所では

はやて
「それじゃ行こうか?」

リィンフォース
『はい、主!』

肩に止まるリィンフォースの指示に従い杖を掲げ意識を集中し魔力の微調整を施し振り下された

はやて
「石化の槍、ミストルティン!」

7本の光の槍が放たれ槍はそれぞの方向にドーパント達に命中した後、石化し身体が砕け散った

はやて
「す、すごい…これが魔法」

リィンフォース
『はい…最初だと言うのに中々のモノです…疲れてませんか主?』

はやて
「ん?大丈夫やで…それよりも早くアレを止めんと大変な事になる何とかせいへんとな…まだ頑張るで!」

他のメンバー達もそれぞれサポートに徹し格部隊を確固撃破しナスカは少し退屈そうに眺める

ナスカ
『つまらぬの…コレが、お前達の闘いと言うモノは実に嘆かわしいな…では、そろそろ本命を頂くか!』

そして数百のバッドドーパント部隊を複製しフェイトとシグナムの方に向かわせた

シグナム
「舐めるなレヴァンティ!ロード!」

レヴァンティンのカードリッジをリロードさせ炎より一層纏わせそのまま一気に振るい払う様に振るい更に追い打ちを掛ける様に通常形態から連続刃状態に変化しバッド部隊を切り伏せた

シグナム
「どうした?その程度では、話に為らんな!」

しかし未だに無数のバッドそしてバードも次々に複製されしかし、シグナムに切られてもお構いなしに飛び続けて居た

シグナム
「どう言う事だ?まさか!?テスタロッサ!避けろ!」

フェイト
「え?」

真後ろからバッド三体、そして真上からバード五対がフェイトを取り囲む様に迫り来る

フェイト
「くっ!バルディッシュ!」

ハーケンセイバーで応戦するがバッド達が集団で超音波を発し余りのその音波に苛まれ思わず耳を塞ぐ

フェイト
「うぅぅぅ、これじゃ」

そしてバード達が一気にフェイトを取り囲もうとするがその時
『JOKER・MAXIMUM・DRIVE』
青紫に輝く拳が一体のバードを貫いた

ジョーカー
『ライダアァァァァパアァァァンチィィィ!!!』

勢い余って後ろの二対も貫通しそのまま片足でバードの身体を蹴りそのまま右腕を高く上げ三体のバッドを睨みそして一気に振り上げた

ジョーカー
『ライダアァァァァチョォォォォップ!!!』

バードの身体を切り裂きそのまま三体の胴体、腕、顔を切り裂き残り二対のバードに対しもう一度メモリを差し込む
『JOKER・MAXIMUM・DRIVE』
丁度真後ろに魔方陣展開し大きく蹴り込んだ、両足に光が灯る

ジョーカー
『オマケだ取っときな!ターン・オーバー・ライダアァァァツインキィィィック!』

左右の両足を伸ばし左右のバード二対を貫きレーンを着地する方に作りスカルボイルダーに飛び乗った

ジョーカー
『大丈夫かフェイト!シグナム!』

フェイト
「う、うん!大丈夫だよ…でも、どうして?」

ジョーカー
『ああ、虫の知らせって言うか嫌な予感がしたんだ…どうした?何か考えてるのか?』

シグナム
「ん?ああ、どうも標的を私では無くテスタロッサに絞って来てると思うんだ」

ジョーカー
『え?フェイトにでも、何で?』

その疑問を問いたてようとするが丁度その時ナスカが動き出し先程ジョーカーの疑問に対しゆっくりと答えはじめた

ナスカ
『何故、その小娘を狙うと言うと…我は、有るモノを欲して居る!』

ジョーカー
『有るモノだと?それは、何だ!』

ナスカ
『それは、より生命が完璧になる為の力が有るからだ!そう、プレシア・テスタロッサの研究を我々が成し遂げるのだ!』

ジョーカー
『は?何言ってんだ?』

ナスカ
『ああ、済まない話を纏めよう…我々ミュージアムの目的は人間の更なる進化とその向上に有る…そしてプレシア・テスタロッサの研究に目を付けた!死んだ娘を生き返らせる為に…死者の復活の為に彼女は様々実験で失敗し落胆した…しかし、唯一の成功例【プロジェクトF.A.T.E】の理論に辿り着いた…正に我々に取ってこれ以上に無い遺伝子の研究の成果が其処に有った…人の魂の定着技術…しかしそれは、あえなく失敗した…記憶の完全なるコピーなど出来ない何処かにバグが生じる…其処に居るのは【フェイト・テスタロッサ】では無く【アリシア・テスタロッサ】なのだから…そう、目の前に居る小娘の名はアリシア・テスタロッサだ…しかし実に惜しいプレシア・テスタロッサは、ほんの些細な違いで記憶を書き換えるなど…なら此方がより完璧な存在を作り出せば良い!』

ジョーカー
『より、完璧な存在だと?』

ナスカ
『そうだ!この防衛プログラムは他者の記憶をバックアップするモノ…そう、今生み出してるドーパント達は我の記憶で出来た存在…故に滅ぶ事ない記憶が有る限り何度でも再生する』

ジョーカー
『それじゃ、コレはお前の実験の第一段階なのか!』

ナスカ
『ふふふふ、その通りだ…この様々な記憶とそしてプロジェクトF.A.T.EのDNAを組めば人は、肉体と記憶は滅びずずっと今を生きられる!例えば過去に亡くした、両親や兄妹、恋人…この記憶データとプロジェクトF.A.T.Eが有れば…人間はより強い高みに上る事が出来る…しかし、どうしても我々のプロジェクトF.A.T.Eには欠陥が有る…それは寿命だ!』

ジョーカー
『寿命?それが何だ!どうしてフェイトを狙う理由になる!』

ナスカ
『理由か…それは、フェイト・テスタロッサが限りない成功例だからだ!我々が作っても精々2、3年程度が限界だ…しかしプレシア・テスタロッサに手によって作られた…そやつは、生きて居るのだ…だから、こそそいつを捕え研究をすれば…人は、決して死なない体を得る事が出来るより凄いデータを得れば…その為にフェイト・テスタロッサを捕え、研究しより人は進化するのだ!死や寿命と言う概念から解放された時こそが平和な世界になるのだ!さぁ、我のこの言葉を聞いてもまだ否定するか?お前の大切な…モノを生き返らせる事も出来るのだぞ?』

ジョーカーは、それを聞きただ黙り静かにナスカを見上げた

ナスカ
『…ふむ、やはり喜びの余り声も出ぬか…さぁ、そろそろ邪魔を止めて貰おう…真に世界を平和にする為に!』

そして再び迫り来るバードの大群シグナムは先程同様に構えるがジョーカーは片手を伸ばしシグナムを制した

シグナム
「黒木?…分かった無茶はするなよ」

シグナムは下がりフェイトを守る様にレヴァンティンを構える…ジョーカーはゆっくりと構え左手の掌を開き右手に拳を握り掌に当てお辞儀をする…そして迫り来るバードの一体の首を掴み指を立てそのま頸動脈を着き絶命した

ジョーカー
『鳴海流!一点突き!』

そして次に飛び上がり一気に頭上高く飛び一体の背中の上に着地しそのまま一気にバードの首事蹴り飛ばし更に真横に居るバード目掛けて手刀を放つ

ジョーカー
『鳴海流!手刀打ち』

そして翼を狩り取られ、そのまま一気に頭上に居るバードの腹部目掛けて踵を突き立てる様に蹴り込んだ

ジョーカー
『鳴海流!烈風空脚!』

バードの腹部を蹴り破り50秒もしない内にバードの部隊は全滅した

ナスカ
『ほ〜う、流石鳴海荘吉の一番弟子…良くやる…師の技を見せ事を極力嫌ってたハズだが…どう言う風の吹き回しだ?』

ジョーカー
『別にどうもしねぇよ…お前が言う【進化】に対してただ、黙ってられなかっただけだ!』

ナスカ
『何が気に入らないのだ?お前の肉親やそして居ないハズの妹も出来ると言うのに何故断る?これ程無いモノだと言うのに何故だ?お前の欲しかった今が有るのだぞ?』

ジョーカー
『その【今】って奴が気に入らねぇ!』

ナスカ
『何?たったそれだけの理由で?』

ジョーカー
『それだけ?いや、十分な抗う理由だぜ!確かにそれは、進化だとても魅力的な話だ…』

ナスカ
『そうだ!共に居たいだろ?ならば…』

ジョーカー
『だが、断る!生憎と俺には、やらなきゃならい事が沢山有る!それにそれは、人を進化させるが【成長】とは呼ばないぜ?』

ナスカ
『何が言いたい?』

ジョーカー
『言ってるだろ?俺は、俺の決断で動く!お前には一生経っても分からない!』

ナスカ
『つくづく勘に触る奴だ不老不死となった我の導き出した答えでも首を縦に振らぬか…まぁ良いフェイト・テスタロッサを捕えれば事足りる事だ!』

ジョーカー
『何が不老不死だ!お生憎様!命の底が決まった奴に負けるかよ!それにフェイトに手を出して見ろ!死ぬ覚悟は出来てるか?悪党!』

ナスカ
『つくづく愚かだな…ん?来たのか?まぁ良い』

その時ナスカを中心にし現れた黒い三つの魔方陣

タブー
『あら、楽しそうね?混ぜて貰って良いかしら?』


クレイドール
『どうも、初めまして仮面ライダーの坊やたっぷり遊んで上げるわ!』

スミロドン
『フウゥゥゥゥ!!!』

目の前に現れた赤い女、土人形、異変の獣…それはミュージアムの幹部精鋭全てが揃った

タブー
『ナスカ…ボスがお怒りよ?まだなの?』

クレイドール
『まぁ、その所為でわたくしたちが駆り出されたのですけど…良いですわ!仮面ライダーと言うモノに遊んで見たかったモノですわ!』

スミロドン
『フウゥゥゥゥゥ!!!』

クレイドール
『こら、落ち着きなさい!やれやれ…この子は私達の可愛いスミロドンよ!さぁ遊びましょう仮面ライダーの坊や!』

ジョーカー
『まさかミュージアムの幹部全員が揃うか…だが、丁度良かったぜ!』

タブー
『ん?お前は、あの時の!』

ジョーカー
『お察しの通り俺はあの時の小僧だ!結構貸を作ったが倍返しだ!いっぺんに相手してやるから来い!』

クレイドール
『あらあら、どうやらよぽっど死に急ぎたい見て良いですわね…それならお望み通り相手をして上げますわ!』

ジョーカーを狙ってクレイドールの光弾が放たれたしかしその光弾が当たる直前に一陣の風が吹いた…光弾は大きくそれ近くの海面にぶつかり…その時ジョーカーの目の前に緑の戦士が駆けつけて来た

サイクロン
『やれやれ、僕が風の力で光弾を逸らしたから良いモノを…フェイトの前でカッコ付けすぎじゃないの?』

ジョーカー
『ワリィ…でもな、フェイトを安心させたかったのさ…フェイト大丈夫か?』

フェイト
「う、うん!そのおにぃちゃん…」

ジョーカー
『分かってる…フェイトはフェイトだ…オイ其処の黒焼き鳥野郎!』

ナスカ
『や、焼き鳥だと!?』

ジョーカー
『お前なんて焼き鳥で十分だぜ!先から散々俺の妹に対して暴言ばか言いやがって…悪いがこっちは良い気分してねぇよ!それにな俺は、死んだ家族の命をテメェに引っ掻き回される程落ちぶれてねぇんだよ!フェイトは俺の大事な家族だ!それにフェイトの母の【プレシア】さんや姉の【アリシアさん】に約束された…お前に俺達の世界をそれ以外の世界全てを全部同じするだと?生憎だったな…それは一生敵わないぜ?』

何時もの様に立ち上がりその紅い複眼に闘士を燃やし決して譲れない想いを胸に抱きそして守るべき者に背を向けた時…彼等は何時だって人々の守り手となる事を誓い合った

サイクロン
『僕の因果を此処で断ち切る!前に進む為に!』

ジョーカー
『ああ、見せてやるぜ!シグナム!フェイト!無茶はすんなよ!行くぜ!』

こうして始まった最終決戦果たして勝つのはどちらだ続く
56/56

プロフィール

血液型
血液型はB型
自己紹介
どうも、ピクシブから移転した二人で一人の探偵です。以後宜しくお願いします!
趣味
漫画・アニメ・ゲーム・特撮
特技
特に無い
職業
食品関係
小説について
俺の小説が【これは苦手、これは嫌だ】と言う方は回れ右をしてください。
苦手だと言う方はご遠慮します!

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