コミュニティサイクルについて
1 コミュニティサイクルとは
コミュニティサイクルは、従来のレンタサイクルとは異なり、複数かつ高密度に設置された専用の駐輪場(ステーション)間であれば、いつでもどこでも自転車を貸りたり、返したりできる自転車共有システムです。
短時間・短距離の移動を目的とした新しい交通手段として、近年、パリやバルセロナなど、ヨーロッパの多くの都市で導入され、大きな話題となっております。
海外モデルの特徴
- いつでも、どのステーションでも、自転車の貸出・返却が自由
- ステーションを高密度(300m間隔)に配置
- 短時間(30分)の利用は無料
- 貸出・返却を簡単に短時間で行うため、電子システム(ICカード)を採用
- ステーションは貸出機による無人対応
期待される効果
コミュニティサイクルを導入することにより、次のような役割を果たしうるのではないかと期待されております。
- 自動車から「公共交通+自転車」への転換による “CO2排出量の削減”
- 回遊性の向上による “まちのにぎわいの創出”
- 「所有」から「共有」への転換による自転車総台数減による “放置自転車の削減”
2 名チャリとは
「名チャリ」とは、名古屋におけるコミュニティサイクルの愛称です。
平成19年に名古屋大学大学院環境学研究科の学生の発案で社会実験がスタートし、平成20年から名古屋市が加わり、平成21年からは名古屋市が中心となって大規模かつ本格的なものとし、平成22年で4年目を迎えます。
名チャリのコンセプト
ちょっとかしこく もっと自由に快適に
―みんなで創る“NAGOYA”の新しいライフスタイル―
- CO2排出量の削減
- 放置自転車の削減
- 回遊性の向上
名チャリガイド “シャチフライ”
平成19年度社会実験からの名チャリのマスコット。
名古屋のシンボルである金シャチをイメージして生まれましたが、エビフライにも見えるので、この名前が付きました。
その大きな頭には、名チャリのすべてのデータが入っていて、これまでの名チャリの苦難の歴史を知っている生き証人?なのです。
名チャリの正しい使い方
- ステーション間の移動で利用
借りて、乗って、返して・・・
短い時間の利用を繰り返すことで、多くのみなさんに名チャリをご利用いただけます。
- ステーションにきちんと返却
名チャリが迷惑駐輪とならないよう、自転車はステーションに返却してから、目的地へ向かってください。
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