韓国「関係悪化の原因は明らか」 日本に努力促す
【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の趙泰永(チョ・テヨン)報道官は13日の定例会見で、4月に来韓するオバマ米大統領と朴槿恵(パク・クンヘ)大統領の首脳会談に関連し、「韓日関係が議論される必要がなくなる状況をつくるため、日本は努力すべきだ」と述べた。
趙報道官は「韓日関係が冷え込んだ原因がどこにあるのか、誰が積極的に努力すべきかは明らかだ」と指摘。日本に対し、関係改善への取り組みや慎重な言動を求めた。
また、日本の過去の植民地支配と侵略を謝罪した「村山談話」などに関し、「安倍政権はかつての政権の談話を継承するとの立場を明らかにした。そうした姿勢が堅持され、それにふさわしい言動をしなければならない」と強調し、歴史認識をめぐる日本の政治家の相次ぐ問題発言を批判した。