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現在59歳にして声優界の大ベテランでありながら、30年ぶりの連続ドラマ出演!三ツ矢雄二 金曜ドラマ『天誅~闇の仕置人~』

更新日:2014/02/7

三ツ矢雄二
金曜ドラマ『天誅~闇の仕置人~』

「闇の仕置人」の時はスーツに黒メガネ 東条ミツ子役 三ツ矢雄二「闇の仕置人」の時はスーツに黒メガネ
東条ミツ子役 三ツ矢雄二

おネエのスナックママ東条ミツ子を体当たりで演じる。

オフィシャルサイト

毎週(金)19時57分~20時54分

スナック「天守閣」のオネエのママ 東条ミツ子役 三ツ矢雄二スナック「天守閣」のオネエのママ
東条ミツ子役 三ツ矢雄二

 毎週金曜日(19時57分~20時54分)に放送中の金曜ドラマ『天誅~闇の仕置人~』は戦国時代からタイムスリップしてきた強き女忍者サナ(小野ゆり子)と仲間たちが、警察の介入が難しい現代の悪を闇で裁く勧善懲悪の物語。行き場のないサナの面倒を見ながらサナと契約を交わし仲間をまとめるのは、おせっかいなばあさん村田正子(泉ピン子)。そして、めっぽう強い古武術師範・松田竜次(京本政樹)と元空き巣の前科がありどんな鍵でも開けてしまう宅配弁当配達員・八巻辰(柳沢慎吾)と共に、「闇の仕置人」として戦っているのが、七色の声を持つスナック「天守閣」のオネエのママ・東条ミツ子を演じている声優の三ツ矢雄二だ。声優界では大ベテランの三ツ矢だが、俳優として、連続ドラマ出演は実に30年ぶりだという。全てが新しい経験で毎日が楽しくて仕方がないと語る三ツ矢だが実は、今年10月、還暦を迎える。「人生の着陸点を探していたら、人生の滑走路の話が舞い込んで、ちゅうちょせずに引き受けた」と語る三ツ矢は、非常に落ち着いた人柄で、現場では癒やし系の存在だ。そんな三ツ矢に、この作品にかける思い、演じながら日々感じていることなどを語ってもらった。

コメント

東条ミツ子役 三ツ矢雄二

Q.今回のドラマ出演のオファーが来た時いかがでしたか?

「59歳で連ドラの話が来るなんで夢にも思いませんでした(笑)。30年前に『飛んだパープリン』(フジテレビ系1981年)という連ドラをやって、それからはずっと声優の仕事をしていたので、想像もしていなかったんですね。正に青天の霹靂って感じです。えっドラマって感じ(笑)。しかも特殊な役なので、演じるにも勇気がいったんですが、これも一つの転機だなと思いお引き受けしました。59歳になって、自分の“人生の着陸点”を見つけなきゃいけないなと思っていた矢先に、“人生の滑走路”をもらった気がして…、そこから飛躍していけるかもしれないなという気持ちが芽生えてきています。人生捨てたもんじゃないよと皆さんに伝えたいですね。何があるのかわからないのが人生ですね」

Q.実際に俳優として演じられていかがですか?

「連ドラに出るということはセリフを覚えるということなんですよね~。僕は声優ですから、いつも台本を読んで表現しているので、脳の回路が最初はうまく働かなくて覚えられなかったんですが、やっと、最近頭に入るようになってきました。あと、ドラマって画に合わせて間が決まっている声優の仕事と違って、自分の間で芝居ができるんですよね。今回、生のやりとりがどういうものかをあらためて教えていただいています。声優業界は長くいるので、慣れてしまっている自分がいますが、今回久しぶりに連ドラをやってまだまだ僕に“伸びしろ”があるのではと自覚できたんです(笑)!これが一番大きな発見ですね!」

Q.おネエのママ・東条ミツ子という役はいかがですか?

「舞台では女装したことはあるんですがテレビはまれなので、見ている方にどのように捉えられるのかな?って思いますね。美しいとは思われないでしょうが、面白いとかユニークさが見ている方に伝わればいいかな。ミツ子は個性の強い役なので、スナックでは女装で、仕置人の時はメガネを掛けて男装でと切り替えがはっきりしているので、見ている方にギャップみたいなものを楽しんでいただきたいです。あと、ミツ子は七色の声を使って相手をだまして、おびき寄せたりするポジショニングですが、そこは声優ですので、4話ではやくざの声、5話ではおばあちゃんの声といろいろ演じさせていただいています。その辺りも見ていただいて、声優としての仕事の奥深さも伝わればいいかなと思いますね」

Q.第2話でミツ子の生き方が描かれていましたが?

「ミツ子は一家の主として幸せな家庭を持っていたのに、自分の本当の気持ちを偽ることができず二丁目で働き出して…、スナックを開くんですが、こういう風にゲイを描くことって日本の作品だとあまりないことだと思うんです。どこかアクセントや笑いの対象になることが多いんですが、2話でしっかりとミツ子の過去を描いて下さったので、僕自身で追体験することができて、今は、普段は男の格好をして、女装はお店での仕事の時だけっていうミツ子のスタイルをしっかりと理解して、演じることができています。メリハリを楽しみながら演じています」

Q.女装は大変ですか?

「実はドレスだったり、コスチュームを着ることですごく役になりきれている自分がいるなって感じています。全く無理していないんです(笑)。この後占い師になったり、おばあちゃんになったりするんですが、その時も衣装を着ることで自然になれるので…、僕って形から入る人間だったんだと初めて気が付いて(笑)、姿かたちは大切だと痛感していますね。ドレスは僕にしてみれば着ぐるみ的なところがあるんですが、ミツ子はミツ子なりに50代で頑張って女装しているみたいな、滑稽さの中にもちょっとした哀愁が漂うといいなと思っています。衣装さんが毎回努力してくださっていて、すごくミツ子らしいセンスになっています。でも、とにかくハイヒールが厳しいです。女性はどうしてあんなものを履くんだろう?本番しか履けないですね。でも最終回までには楽に履けるようになりたいです」

Q.サナ役の小野ゆり子さんはいかがですか?

左から)泉ピン子、小野ゆり子、三ツ矢雄二左から)泉ピン子、小野ゆり子、三ツ矢雄二

「フレッシュで、素直でいいものをたくさん持っていると思う。このドラマをきかっけに彼女の引き出しが増えていけばいいかなって思います。スッと場になじんでくる人ですね。すごく期待しています。(Q.小野さんがミツ子さんに癒やされるそうです。)そうそう、癒やし系なんですねきっと(笑)。女装した“ゆるキャラ”って感じ(笑)。僕は僕なりにほっこりした雰囲気でいけたらなと思ってますね」

Q.泉ピン子さんとの共演は初ですか?

「そうなんです。ピン子さんとは初めての共演ですが、すごく助けられています。優しい方ですね。あと、すごく全体を締めてくれます。ピン子さんのすごいところは集中力っていうか、瞬発力ですよね。勉強になります。役者としてすごい人なんだなあと目の当たりにしています。ピン子さんが打ってきたら響かないといけないし、こちらが打っても受け止めてくれますし、すごい力をお持ちの方だと思います。ものすごく刺激になりますね」

Q.仕置人仲間の京本さん、柳沢さんについては?

「京本さんはロケで一度、立ち回りを見せていただいたのですが、カッコイイ!決まる!ビシバシ決まる!胸がすくって感じですね。また見たいなと思うくらい、見入ってしまって…すごくすてきです。慎吾ちゃんは現場のムードメーカーで、控室でもずっと皆のテンションをアップさせてくれるっていうか、彼がいると本当に場が和みますね。人柄が画面からにじみ出ていると思います。今度の役は少し裏がある役ですが、それも的確に演じていらっしゃって、そういう意味では新しい柳沢さんを間近で見られて幸せですね」

Q.視聴者の方にメッセージを!!

オネエであることで家族とも別れ、苦悩するミツ子 三ツ矢雄二オネエであることで家族とも別れ、
苦悩するミツ子 三ツ矢雄二

「ドラマのテーマが、社会的に今すごく問題になっている題材、特に一般の方が理不尽に思っていることを取り上げているので、仕置人が悪者をやっつけることで、見ている方もスカッとしながら“天誅”を楽しんでいただけると思います」

番組情報

タイトル

金曜ドラマ 『天誅 ~闇の仕置人~』

放送日時

毎週(金)19時57分~20時54分

キャスト

小野ゆり子
京本政樹
柳沢慎吾
三ツ矢雄二
竹財輝之助
乃木涼介
葵わかな
川辺優紀子
南乃彩希
茅島成美
  ●
嶋田久作
鷲尾真知子
白石美帆
  ●
泉ピン子

スタッフ

脚本
高橋幹子 根津理香
メインテーマ曲
朝倉紀行
音楽
得田真裕 真鍋昭大
主題歌
Dragon Ash「Curtain Call」(Victor / MOB SQ.UAD)
企画
前田和也(FCC) 清水一幸(フジテレビ)
編成企画
羽鳥健一(フジテレビ)
プロデュース
中山ケイ子(FCC)
協力プロデュース
竹田浩子(FCC)
演出
西浦正記(FCC) 小林和紘(FCC)
制作
フジテレビ
制作著作
FCC

2014年2月6日 フジテレビ広報部 ※掲載情報は発行時のものです。放送日時や出演者等変更になる場合がありますので当日の番組表でご確認ください。