元祖大型契約右腕・松坂が田中にエール　ストレス乗り越えれば「成功できる」

　メジャーの先輩・松坂大輔投手（３３）が、田中にアドバイスとエールを送った。１１日の球団地元紙ＮＹポスト（電子版）が報じた。２００７年に入札金と契約金合わせて１億ドル以上で移籍した松坂は「大型契約だから、みんなが話しているし、環境やいろんなことに慣れるのも含め、それがストレスになる」と自らの経験から忠告。そのうえで「そういうことに対処して乗り越えられれば、能力がある投手だから、こっちでも成功できると思う」と期待した。

　松坂自身は１月にマイナー契約し、メッツに残留。野球人生を懸けたメジャー８年目となるが、「先発ローテに入る自信がなければ、日本に帰っている。それを証明しなきゃいけない」と力説。同じニューヨークを拠点とするチーム同士。メジャー昇格となれば、田中との“サブウェー対決”が実現するかもしれない。