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【芸能・社会】

ミスチルが主題歌“放つ” 劇団ひとり初監督映画

2014年2月13日 紙面から

 タレントの劇団ひとり(37)が初監督、俳優の大泉洋(40)が主演の映画「青天の霹靂(へきれき)」(5月24日公開)の主題歌に、人気バンド「Mr.Children」(通称ミスチル)が書き下ろした新曲「放たれる」が起用されることが決まった。

 劇団ひとりが自身の同名小説を原作に映画監督に初挑戦した同作は、母に捨てられ、父とも絶縁状態だった主人公のマジシャン・轟晴夫(大泉)が、40年前の浅草にタイムスリップ。若き日の両親と対面し、父(ひとり)とコンビを組む物語。母親役は柴咲コウ(32)が演じる。

 映画化にあたり、ひとりは「せっかく初監督作なのだから、好きなアーティストを主題歌にしたい」とプロデューサーに相談。「もしミスチルがやってくれたら。でも無理でしょう…」と言いつつダメ元でオファーしたところ、ミスチルも映画の世界観に共感してくれたという。

 名曲「くるみ」が大好きというひとりは「まさか受けてもらえるとは思わず、お願いした本人が一番驚いています。映画本編よりミスチルの曲のほうが良かったと言われないように頑張ります」と気炎を上げている。

 一方、人生を諦めていた男が大切な人の愛情を知り、再生していくという世界観をもとに作詞し、ミディアムテンポのバラードを完成させたミスチルの桜井和寿(43)は以下のようなコメントを寄せた。

 「『放たれる』というタイトルが多くを語ってしまっているかもしれないけれど、『ケージの中で傷を癒やした鳥が、再び空に向かって飛び立つ瞬間』。この物語を読んでそんなイメージが湧いてきました。

 背負ってしまった運命 付き纏う(まとう)寂しさ

 拭えない悲しみ

 思い通りに事が進まないもどかしさ

 そんな、重く薄暗い場所にある誰かの心が自由と明るさを取り戻す大事な場面に、ただ寄り添うだけの最良のBGMでありたい、そう願っています」

 

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